『いまを生きる』は約30年前の
アメリカ映画ですが
最近になって、韓国ドラマやエッセイ本で
引用されているのを見て気になっていました。
日韓でベストセラーとなったエッセイ
『 私は私のままで生きることにした 』
キム・スヒョン著 (2019)
内外の哲学者や心理学者や小説家の
言葉を引用しながら
持論を展開していきますが
『いまを生きる』からも
ほぼ 1 ページを割いて事件の核心部分に触れ
映画 『いまを生きる』 にニールという
人物が登場する。
(中略)
与えられただけの人生が耐えがたく
望むような生き方はとても無理だと思ったとき
人は絶望する。
とまとめています。
韓国は自国の産業を守るため
アメリカ映画の輸入を
制限することがあるのですが
その中でも強いインパクトを
残していたのだろうと思えます。
社会現象にもなったと言われる韓国の大ヒットドラマ
「 SKYキャッスル~上流階級の妻たち~ 」 (2018)
高級住宅街「スカイキャッスル」に住む
セレブな家族たちの受験戦争を
リアルに描いた問題作ですが
その中にもセリフとして出てきます。
主人公のハン・ソジンは優秀な夫と子どもをもち
「スカイキャッスル」ではボス的存在として
君臨していましたが、
本当は貧しい家の出で
名前を変え過去を隠していました。
そこへ高校の同級生だったイ・スイムが
引っ越してきて面倒なことになります。
絶対に過去を知られたくないソジンは
別人のふりを通しますが
スイムはやはりあの彼女だと確証を得ます。
スイムにはソジンの過去をばらして
困らせようなんて気持ちは全くないのです。
「私たち友だちだったよね。
『いまを生きる』 をいっしょに見に行ったわよね」
『いまを生きる』は学園もの、青春ものの王道。
いっしょに見に行ったのは仲のいい友達
だったからこそなんですが
ソジンにスイムの気持ちは通じるのでしょうか?
『 いまを生きる 』
( 原題; Dead Poets Society )



