サークルになかった新しいチャレンジとして、オクターブ発声を考案した。
どうしても、
こんな感じで音を引っ張りあげる歌い方が多く、やはりコーラスをしている関係で、ポン!てな感じで出していかないと、そろわない。
山本君を始めとした一年生だけでなく、二、三年生も初体験だった。
ただ、二、三年生は春合宿から取り組んでいたから、慣れてはいたと思う。
40名の声を合わせるのは、半端なく大変だ。
一人ひとり声質が違うのだから、当たり前の事であるし、また、それが個性なのだが、コーラスの場合はそれでは困る。
ユニゾンなのに、幾つかの音に聞こえてくる。
各パートの声に一体感が出るようになるまで、発声練習から正確な音取り、そしてパートでの歌いこみ、全体での合わせ。
曲が仕上がるのは、このバックバンドと一緒の全体練習で、どうアンサンブル、バランス、パートの駆け引き、曲想を作り上げていくかなどなど。
突き詰めればきりがなく、かと言って妥協すればノリもなく気持ち悪い。
つくづく大変な事をみんなでやっていた。
それに加えて僕の大の苦手な振付が入る。
合唱と違って振付をしても音程がブレないようにしなければならない。
第五回定例では、先輩方への恩返しに、少しでもレベルアップをし、関フォー連から声がかかるぐらいになろう!と、鼻息を荒くしていた。
その中でのチャレンジ曲の一つが、コットンフィールズだった。

