
着々と目標に近づく末っ子
先週末はクーパーも連れて息子たちが住む街までロードトリップしてきた。
暑くて道中可哀そうだからドッグシッターさんにその旨伝えたら『すでに3匹預かってる週末だけど良いよ~』って言ってくれたけど、クーパーが落ち着かないだろうから一緒に連れていくことにした。
🐶『今日は留守番かな、それとも一緒に連れて行ってくれるのかな。。。』って、いつも私達が出掛ける準備中は落ち着かないんだけど、今回は家を出るギリギリにクーパーのベッドを持ち上げた途端、『僕も一緒なんだーー』って嬉しそうにしっぽ振ってガレージまで走ったよね
お父さんとさっさと道路の向うにおしっこしにいき、一目散に車に駆け戻ってきた。可愛いなぁ~
🐶 今日は僕も一緒だ~~
どこいくの〜?
道中ほとんどこんな感じ↓でつっぷしてたけど、たまに立ち上がってきょろきょろして、また寝ちゃう![]()
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次男は今の職について丁度1年が経った。
半年以内に立て続けに3つの試験に合格し、順風漫歩な日々を送っていた。あの子は飽きることはないけど、慣れてくると新しいことを始めたくなる子で、3歳から人生設計がしっかりしている子だった。
と、ここで自分の計画とは別に、上司からある話を持ち掛けられた。
次男の計画では、今の仕事をしながらビジネススクールに来年一月から在籍し( すでにアプライ中。会社が費用を50%負担)、来年2月にはCFAの一次試験(これも会社が試験費を負担)を控えていていまは勉強中。
上司からの話は、8月からあるポジションに付き、指導者として向う9か月間全米各都市にある支店を一週間ごとに回って業務。コネクションとリーダーシップを学ぶ良い機会だけど、早期にCFAの資格を取りたい次男にとっては中断されるから悩むところ。
そして周り(同僚、兄、姉、父親)に意見を仰ぐ末っ子。私はそれらを聞きかじっていて、『2週間以内に返事を迫られていて』ってことを耳にしていた。そろそろ2週間ってところで電話してみると、まだ考えあぐねて返事をしていないと。
CFAは金融業界のMBA、言わば水戸黄門の印籠のようなもの。この試験に合格すればさらなる上の職種を目指すことができる。次男は確固とした目標がある故、なんとしてもこの資格を取りたい。しかし、全米各地の支店をめぐるコネクションづくりの職も捨てがたい。上司は『このオフォーを先に受け入れて、CFAの試験勉強やビジネススクールは9か月後に戻ってからでも可能』って言ってきたと。
私は『資格収得の勉強は先伸ばしにしない方がいいんじゃないかな。確かにコネクションづくりも大事だけど、会社の上司は大学の教授とは違う。彼らはキミの事より自分たちの利益が先で、従業員は駒でしかないからね。切るときはすっぱり切ってくる。そもそもCFAを収得した人材は会社にとって有益なんでしょ?君は今はシングルで身軽。まだ23歳。CFAを取ったらもっと魅力的なオファーが来るのは確実だし。まぁ後は自分で考えなね~』で終わらせていた。
数日後、結局上司からのオファーは辞退し、勉強を続けることにしたと聞いた。
ママは安心しました。
この子は何をやらしてもソツがない。根回しして、じっくり一歩一歩着実に前進してきた。学校、大学、バイト先、インターン先、そして今の職場、どの場でも良い先生やメンターに恵まれていたけど、これからの人生、そんな人ばかりではない。
次男『上司はこの道へ進むと人脈を作ってリーダーシップの取り方を学べる絶好のチャンスって言う。それも確かに魅力的ではある。でも、それってMBAの道なんだよね。僕としては、人の上に立って経営の指揮を取るより、高度でリスクのある取引を自らやりたいってのが夢なんだ。で、神経ギリギリまで使ってバーンアウトしたらすぱってその道を止めてフードトラックの経営をする。ミドルスクール時代に決めた計画は今でも変わってない』
そうだった、昔っからコレいってたわ
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ママの心配は彼の健康だけ。
あの子は小さいときから疲れたら何処でも寝る子(レストランの椅子とか車中とか)だったけど、睡眠時間は昔も今もそれほど長くない。この一年、お酒もほとんど飲まないし、どんなに忙しくてもしっかり自炊してるから食生活には口出ししないけど、今は楽しい(?) 勉強も加わったからさらに睡眠時間が短いってのは良くない。
もう大人だから彼の生活習慣に口出しする気はないけど、まぁ今回のように、たまに彼のところに激励に行くってのはいいかもしれない。
これが家族って事だ。



