各種タイムリーな映画 | sunset diary

各種タイムリーな映画

 
秋の夜長を各種ストリーミングで。選挙前だからか、Netflixも選挙色が濃い選択になってる。

因みに、Netflixって保守党ですね、co-founder も保守党だし。アメリカのメディアはCNNやFOXを初め、どこも堂々とバイアス掛かってるから影響されないように心を強く持たないとね。大人はいいけど、若い人たちはメディアに踊らされてるなーと思う今日この頃。
 
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なぜか2004年公開って映画がたくさんNetflixに上がってる。なんで?20年前の映画に何か意味があるのか???テニス映画のWimbledon も2004年作、トランプがちょい役で出てくるTwo Weeks Notiice は2002年作だけど、ベン・アフレックとJeLoの昔の映画、Jersey Girl も最近ネトフリに上がってた。これも2004年作。どれも話題としてタイムリーだ。
 
私的には2004年っていったら次男が3歳、3人の子育てと仕事両立、しかもほぼワンオペって怒涛の渦にどっぷりだったから映画はまったく記憶にございません。TVなんて、次男が観ていた子供番組を横目に夕飯の支度。。。みたいな生活だったな。こんな映画あったの?って感じ。
 
中でも一番衝撃的だったのはこれ、Vera Drake
ドラマ・The Crown での 凛としたQueen Elizabeth の演技が印象に強い Imelda Staunton 主演。

 

 

第二次大戦後の1950年代のイギリスが舞台。この頃のイギリス女性は妊娠中絶が違法だったと。そこで、望まぬ妊娠をしてしまった女性たちを助けるべく、Veraが彼女たちを「Help」するって内容。

 

どかーんと衝撃を食らいました。

 

なんの前触れもなしに見始めて苦しかった。Veraがどうして彼女たちを助けるためにこの「Help」を始めたかの理由も最後の方で明らかになるんだけど、望まぬ妊娠をしてしまい、藁をもつかむ思いでVeraにすがった若い女性たちのいきさつを自分に置き換えて泣けてきた。

 

いつの世の中も、皆が皆望んで妊娠をするわけじゃない。当の私だって3人も生んでおいてなんだけど、長男と次男はアクシデントだった。長男の時は私はまだ若すぎたし、次男の時はやっとドイツでの仕事が軌道に乗ったころの妊娠だ。タイミングってのがまずかった。

 

でも、私とオットは生むって選択をしたわけだけど、タイミングだけの問題でなく、映画のようにいろんな理由で生む選択をできない女性たちはごまんといる。過去にもこれだけいたように、未来にだってこの状況はありつづけるわけで。自然に妊娠できなくて人工授精をする選択があるのなら、生まない選択があって当たり前って私は思うのだ。ちなみにこの意見、私と娘とは真逆。娘は中絶反対なんだって。なんか不思議。近所のアメ女の集まりでは中絶に関してほぼ皆さん合法にすべきで一致した考え。これは保守/共和に限らず、女子の権限として守るべきって考え。ここは安心したわ。

 

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この映画、撮影の手法もなかなか凝ってる。ほんとに50年代の映画みたいにワンテイクが長く、生活動線の細部まで細かく描かれている。Veraの平凡な日常生活があるからこそ、彼女の裏の行いを観るものに考えさせる手法。

 

性別、年代、未婚、既婚、娘の母、息子の母…、見る人によって考え方が違うであろう映画だ。