よくやった・次男
次男は今年大学2年目だけど、高校から単位(クレジット)をかなり持っていけたので、今は3年目のjuniorとなっている。このまま行ったら来年春に卒業となる。
しかしこのご時世、来年卒業してすぐに就職できる保証はないし、コロナ禍での大学スタートではっきり言って3年で学問が十分とは言い難い。だからインターンを入れてゆっくりと卒業するようにと考えていた。
+++++
去年の暮、友達と久しぶりにディナーしたとき、彼らがウチの次男の近況を聞いてきた。次男のメジャー(専攻)や興味の話しになったとき、本人のやる気次第だけど、彼をスイスに送り込むのはどう?って持ち掛けられた。
奥さんのEはスイス生まれでアメリカ育ち。スイス人の両親は今はアメリカ在住だけど、スイスにいる親戚たちとはE自身も未だに繋がっている。このコロナで行き来できなくなったけど、2022年の夏は是非ともあちらに行きたいとの話だった。従弟はスイスのある銀行のお偉いさん。次男が喉から手が出るほど行きたがっていたところだ。
先回りして私たちが手を出すのは良くないので、先ずは次男に話を持ちかけてみた。もちろんエキサイトなオファーなので、自らEのお父さんに電話をし、アドバイスをもらう事になった。ドイツ語での履歴書やカバーレター、面接でのトリックなど、あれこれ丁寧に相談に乗ってくれたそうだ。その後、とんとん拍子にスイスの甥っ子さんに事が引き継がれ、直接メールでのやりとりが始まった。それが1月初め。ちょうどオミクロンでまた世界中が落ち着かなくなったころだ。
結局、あれこれ話が複雑になり、この話は流れてしまった。あちらとしても、半年先までこの話を宙ぶらりんにしたくないし、次男としても夏を棒に振りたくないという考えもありの結論。でも、次男はあっさりとしてて、ここでインターン探しに火が付いたみたいだった。人生そううまくはいかないって、コロナ禍で痛いほどあれこれ味わったしね。
+++++
その後、あちこち試していたみたいだけど、私達からはぜんぜん突っつかなかった。ある時久しぶりに電話で話したら「そういえば、最近xxのインターンを募集してたから応募したら引っかかったんだ。ここまで3回のふるいにかけられて、まだ残ってるみたい(爆)」と。あまり期待しないどきな~、そこに採用されなくても、夏は実家に戻ってきて去年までのバイト(近所のレストラン)しながらクーパーの面倒見ればいいじゃない
← 私の本音
すると、数週間前に今度は自分から「ママ!僕、Final 3(候補最後の3人) に残ってるんだって!」と興奮して電話してきた。それでも私は落ち着きなさいよ~、面接は冷静に、自分を膨らましすぎないでありのままの自分で行きなよ~だけ言ってお終い。
結果、彼はこのポジションをゲットしてしまった。結局のところ、他の大学院生の候補を抑えてこのポジションを得た次男だけど、電話で採用を知らせてくれた女性の話によると、次男の素直さ、知識、そして言語が決め手だったそうだ。ここはある企業のグローバル部門で、ドイツ語圏にフォーカスしたユニットでの仕事になる。次男にぴったりなワケだ。見てる人は見てるね~
ドイツ語はあくまで一つのツール。それを使って自分の専攻分野に取り組めるまたとない機会に本人は嬉しくて嬉しくて、電話の向こうのHRの女性にこれでもかって謝辞を述べたらしい。
笑えるのが、次男が興奮気味に私に電話してきたとき、私は友達とランチしている最中で電話に気づかなかったこと。3回も掛けてきてた(笑)
さらに笑えるのがお父さん@出張中。普段は絶対に電話を取らない時間だけど、なぜか電話に出て、「いま大事なミーティング中だから話せない。I'll call you back 」ってブチっと電話を切られたこと。だったら電話を取るなよって(爆)
次男に私が電話かけなおして事を知ったんだけど、「ママは電話取らないし、パパは↑対応。親の愛を感じたよ
」と。
3人の子育てなんて、これくらい気を抜いていないとできないのよ。
ということで、この夏は実家に戻ってのインターンが始まる(また戻って来るのかよ)。よって、朝晩はクーパーと一緒に居られるってことで本人大喜び。この会社、オフィス環境がすこぶるよくて有名で、もちろんドッグフレンドリーでもあるらしく、『犬をオフィスに連れて行っていいんだって!クーパーと一緒に行ける
』と、本人かなり本気。
このインターンは夏だけでなく、そのまま秋セメスターも続けられるので近日中に大学側と微調整するらしい。
+++++
親のコネでなく、自分で勝ち取ったインターンで次男はたいへん満足している。
子供なんてこんなもの、やる気さえあれば自分たちでどうにかするっていい例だと思った。