根深い問題 | sunset diary

根深い問題

今朝、8時の病院の予約に間に合うように走らせていた車の中、聞いていたラジオで朝からいろいろ考えさせられた。

 

ある街の警察署長がラジオインタヴューに生出演中。各地で頻繁に起こっている暴動の事ではなく、元となる『警官に殺されたジョージ・フロイドさん』に話はフォーカス。

 

『…警官が持つバッジには計り知れないパワーがあります。私達ポリスはこの力(Force)の正しい使い方を今一度学ぶ必要があるのです。…亡くなったMr. Floydの件には司法が厳しく介入し、事件に関わった警察官すべての処罰をしっかりと執り行われることを願っています。悲しい事に…(Sorry…といって一瞬間が開いた)

 

Mr. Floydは息ができなかった、そしてMom…と言ったことを私は忘れられません。ここはイチ母として言わせてもらいます。自分の子供にさえ(彼女も黒人)、もし警官に職務質問などされた場合は絶対に抵抗しないようにと教えているのです。白人黒人を問わず『警官』に従うという当たり前のこととは別に、私達黒人は身を守るために特に注意しなければいけないことなのです。自分の子供にこの隠された部分を教えなくてはいけなことは実に悲しい事なのです…』

 

最後の部分、彼女は息を深く吸い、涙をこらえながら震えた声でゆっくりと述べた。私は涙が止まらなかった。泣きながら運転してた。

普段バカばっかりいってるDJの女性も泣いていた。その後は涙をこらえ、震えながらもしっかりとしたやり取りが交わされて、聞いていて身体が熱くなった。どうにかしなくちゃって力がお腹の底から湧いてきた。

 

ここ数日、暴動に話をすべてもっていかれて論争が他に流れて行ってしまってた。私みたいになんの変化もない郊外にのほほんと住んでいる限り、自分から進んでニュースを探さないと何も学びがない。映像を見たくないといってニュースをすべて遮断してはいけない、ちゃんと事実は把握していないとって思った。

 

ジョージ・フロイドさんはニセ札を使った事が事の発端で、それゆえあの警官に捕まった。でも、だからといってこんな死に方をするべきではない。彼が白人だったら絶対こんな死に方していなかっただろうし。ここを絶対に忘れてはいけない。

 

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ダウンタウンはここ2日間Curfew(外出禁止令)が発令されている。変化を求めるにはデモは必要だけど、暴走してしまうことを考えると参加を躊躇せざるを得なくなる。

 

暴動が沈静化され、大事なことにフォーカスできる状態になることを願う。