絶対あとでツケがくる / 希望の光をみた | sunset diary

絶対あとでツケがくる / 希望の光をみた

小さいうちからケイタイやアイパットを子供に与える親御さんは、絶対に今やめるべき。

 
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家でどこまでYoutubeとかみせてるか知らないけど、レストラン、病院の待合室、そして買い物中にもケイタイやアイパットにべビーシッターさせている親を巷でよく見かける。
 
先日映画を見る前にチラッとよったレストラン。会計終えて出るときにウェイティングしてる人込みみてビックリし過ぎて口からポロっと出てしまった。
 
『もうアイパット与えてるの???」 ← 思いっきり嫌なアジア人のおばさんしてしまった。
 
だって、生後6か月までの赤ちゃんを乗せるMaxi-Cosi のベビーカーで、赤ちゃんに見えるようにアイパット固定して見させてるんだもん。これって虐待じゃないの?育児放棄でしょ?そもそもなんでそんな小さな子をつれてレストランにきて食事しなくちゃいけないの?きてもいいけど、アイパット付きはないよ、赤ちゃんは人間があやすものでしょ?
 
ここまではさすがに言いませんでしたよ。お店出てからオットには言ったけど。彼も自分の目を疑ったらしい。

 
絶対あとでツケがくるよ、ご両親。
 
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TJ Maxxにて。
 
ここは女性のセラピー的な買い物場所。日本で言う『しまむら』って存在じゃないかな、物はもっといいものあるけど。アメリカに来た当時、近所のママ友に「Schatzi、夜ご飯終わったらいいとこ連れて行ってあげる』って、平日の夕食早く終わらせて7時ごろから連れていかれたのがココ。夜そんな時間に来ているお客さんは皆女性。個々がカートを押しながらじっくり一枚一枚洋服や雑貨をみてるの。確かにここ行くと商品に集中するから雑念が消える(笑)
 
で、昼間行くと客層が若干違う。子供が学校に行ってる間の息抜きお母さんや、定年後の老夫婦。旦那さんは売り物の家具の椅子に座って奥さんを待っている。そして、小さな子供をカートに載せて買い物するママもたくさんいる。
 
近年この子連れママたちの様子が変わってきた。アイパットやケイタイ持たせて「昼間っから息抜き買い物」してる。TJMaxxだけじゃない。スーパーだってこの調子の人を沢山見かける。
 
なんでも吸収する時期にYoutubeや映画を見させておくってのはないでしょう。
 
この時期の子供は、買い物しながら「これなぁに?」攻撃を受けながらも軽く答えてあげるって、話のキャッチポールをする大事な時期。子供はショッピングカートに乗りながら色とりどり、いろんな形のものに興味を示して質問する。アレ取ってって手を伸ばす。3歳位になると、TVのコマーシャルで見ていたものをスーパーの陳列棚で自分で見つけて、「これ買って!」ってせがんでくる。記憶力の遊びにもなる。
 
散歩してても紅葉がきれい、ほらみて、あのお花にムシがとまってるよ、今日の空気は乾燥して気持ちいいね、あの犬可愛いねなどなど、外の世界は無限大なのに、それらをすべてシャットアウトして画像を観させて育児放棄してるとしか思えない。
 
それで5歳になって学校に入る歳になり、「オタクのお子さんは集中力がないです」から始まり、3年生になって「少し学習障害があるみたいです。ディスレクシアかもしれませんからテストしてください」と言われ、6年生辺りから一気に勉強がハードになると、親は「ウチの子は学習障害があるから、テストは特別措置をとってください=所要時間を多くもらえる」とリクエストする。

現に、身近な友達の娘がこのパターンを踏んできて今に至ってる。彼女はいま6年生。
 
アメリカでは簡単にディスレクシアやADHD、ADDと診断される。アスペルガーも。ひと昔前はこんなにいなかった。

現代社会には、デバイスが原因の学習障害があるとみた。

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でも、皆が皆こんなタイプの育児放棄をしているわけではないと安心したのが先週。
 
友達の家でのパーティーで知り合った家族はなんと、5人の子供がいる。16歳から8歳までの元気な子供達。今まで子だくさんの家族をたくさん見てきたけど(3か国)、タイプが2つある。子供達だけで勝手に面倒みあって成長している「サバイバル型」と、ちゃんと親が介入している「規律重視型」。今回知り合った家族は久ぶりの「規律重視型」、Discipline Family。自己紹介した時に「あなたもしかして日本から?」って聞かれてビックリした。彼らは3人目の子供まで、ご主人の仕事(日系)の関係で神戸に6年間住んでいたらしく、日本をとても懐かしがっていた。一番上の16歳の子はまだ少し日本語を覚えていたくらい。ウチの次男より日本語理解してた!
 
どの子供達も物腰が落ち着いてるし、ウチの子や他の友達と初対面でも大人数で楽しく会話して食べてた。末っ子が好き嫌いがあるらしく、それでもデザートが食べたくて私たちの方へ来たら、Liz (お母さん)が、「食べてもいいけど、先ずはあなたのお皿をここに持ってきなさい」って言って、何が食べれないのか確認してから、「じゃぁこれ(豚)を食べない代わりにコレ{野菜)を食べなさい。これを食べたらデザート食べていいから」って取引してた。しかも、口でいうだけでなく、ちゃんと自分の膝に座らせて、私たちと話をしながらも娘に食べ物を与え続け、きちんんと食べ終わったのを見届けてからデザートのケーキにアイスクリームもトッピングして与えていた。ちゃんとご褒美をもらってた。
 
これなんだよね、手塩に掛ける子育てって。久しぶりにみた。Lizは5人の子供達をこうやって育ててきたんだと、育て方を垣間みた夜だった。子供達の年齢が離れているから、どうしてもTVやケイタイ、そしてスナックなどの悪い事を与える年齢が若年化しちゃうんだけど、それでもケイタイなどのデバイスはコントロールしていると。初めが肝心って、彼女も言ってた。ヒトはヒト、ウチはウチって。ウチのルールはウチのルールって事。
 
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Liz家族に出会って、こういう考えの人がまだいるんだって希望の光をみた。