アメリカでしかあり得ないんじゃないかなって話とsmørrebrød | sunset diary

アメリカでしかあり得ないんじゃないかなって話とsmørrebrød

その1

私は滅多に現金で買い物をしないんだけど、息子の部屋にコインがいっぱいあって、奴も使わないから私がお財布に入るだけもらってきた。

重くてしょうがないからスーパーでの買い物で現金清算することに。

どうしてもコイン使いたいから必死で数えていたけど、どうも半端でうまく使いきれない。でも絶対お札は使いたくない。

と、しびれを切らした(ってそんなにダラダラしてたわけではないけど) 私の後ろのお客様が、「I can pay you the rest 」って言ってきた。足りない分払うわよって事。

「あららら、そうじゃないのよ。この重いコインを全て使いたくて、お札出したくなかったの。でもありがとう!」って言って、急かされてる気がして結局お札で払うハメになって、あまり意味なかった買い物だったって事があった。

自分が経験したのは初めてだったけど、ウォルマートとかでたまにこう言うのを目の当たりにしたことはある。現金支払いしてる、お金に困ってるような風貌の人の後ろに立つ人がお金を足してあげてるの。

私の知ってる欧州や日本ではこう言うの目にした事ない。

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その2

私は普段食べるパン(サンドイッチ用のサワードウ)は自分で焼いてるんだけど、真っ黒の重いライ麦パン(パンパーニッケル風)だけは買っている。

オットご贔屓の家族経営のパン屋があって、ここは北欧風の黒パンやデニッシュペイストリーがとても美味しいの。彼は故郷を懐かしみ、ここへわざわざ週末の朝に車を飛ばすほど気に入ってる。

で、今朝はお財布忘れて行って、同中電話があった。「携帯にGoogle Pay (この人はアンチ アップル🍎だから😅) 入れるから、僕の財布からクレジットカード探して画像送ってくれる?」って。

しばらくして黒パンだけ抱えて帰ってきたオット。

あのお店はGoogle Pay ダメなんだって言われたんだ。しょうがないな、今日は手ぶらで帰るかって思ったら、僕の後ろの女性が 「I can pay it for you 」って言って払ってくれたんだ。助かったけど、なんかへんな気持ち。デンマークのパン屋ではないなぁ、アメリカだけだよなって思った」

オットと話したんだけど、いい事でもあるけど、どうだか分かんないよねって。

このパン屋は一般市民が毎日生きるためのパンを求めに行くところじゃない。知る人ぞ知るパン屋で、高いし買いに来る人はコダワリのある人だし限られてる。ましてやウチのオットはお金のない人には見られないだろうから、この「買ってあげますよ」って言ってくれた人が立て替えてあげるいわれは無いわけで。

オットも後から考えたら、オファーを受けるべきでなかったって思ったらしいけど、とっさの出来事でありがたく好意を受けてしまったという。$7浮いちゃったって。

でもさ、時と場合によるよねって話。

以前、車に鍵かけちゃって入れなくなっちゃった親子を、オットは家まで乗っけて行って、合い鍵とってまた戻ってきてあげたってことや、スタバで目の前の人が注文したらお財布忘れてたってんで、彼が払ってあげたとかってのは確かにある。

それ言ったら私もあるわ。ドイツでだったけど、スーパーのレジで同じく目の前の子供が何か買ってて、お金が足りなくてこのおばちゃん(私ね)が足してあげたとかはあるな。

でもさ、歳いった中年のおっさん👨‍🦳が高級パン屋にお使いに行ってお財布忘れたわってのは普通放っておくべきだよ。


好意の定義ってなんなんだろう。



って、$7浮いた日曜日。




そんないきさつを知らない私は、パンのデリバリー(お父さんね)が戻るまでに、ファラフェル(チックピーのコロッケ)とデンマーク🇩🇰スタイルのポテトサラダを作っておいた。

夏場は週一で絶対食べる我が家のオープンサンド(Smørrebrød )。ポテトサラダは必須。最近はファラフェルにハマってる。これ、缶詰使うと作るの超簡単。

因みに、smørrebrød は絶対にこの黒いライ麦パンじゃないと美味しくない。