Keep thinking ....
友達のところの突然の解雇の話で頭の中ぐるぐるしてた水曜日(数日前に書いていてポストしてなかった)
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その日はお互い時間がなかったから、翌日の朝食の時、オットに話した。
彼は、友達が私に打ち明けたって事がまず受け入れられないらしい。そういう事は妻が他言する事ではない。パーソナルな事であって、なんで君に打ち明けたかわからないと。
先週末、男同士でテニスの試合へ車を走らせたときにその話は本人からでなかったらしく、『男はそういったことをいくら気心の知れた友達にでも話したがらないもの。それを妻のxxが君に言うなんて。僕としても聞きたくなかったし、彼だって僕が知ってしまったことは嫌なんじゃないかな」とか言われた。
それもわかる。ごもっともです。
オンナはこういう事を友達に聞いてもらうことによって消化するって場合もあるわけで。私はxxが話して気がラクになる、笑い飛ばしたりポジティブに話して一緒に歩いてあげるってのもサポートなんじゃないかなって思うんだよ。
私だったらどうするかな。やっぱりオットと同じで、落ち着くまでは他言無用と思うかな。オットのメンツもあるだろうし。彼だったら何があっても先ずは自分で立て直しに取り掛かるだろうし。でも、エリザベートやクラウディアには受け皿になってもらうかもしれない。どうかな。私は末っ子だからかな、人に打ち明けてガス抜きするって傾向がある。
な〜んてうだうだ考えてた一日。
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オットが言ってた。解雇された彼のポジション(経理)が今この時期にクリーンアップしているってことは、彼が担当だった国の管轄がアメリカらは切り離して独立することになったか、もしくは、新しいソフトを開発してAIに走り出したってのも考えられると。
現に、オットの会社でも経理の管轄で大掛かりなクリーンアップがあり、あるグループそのものがあっさり無くなった事が去年あった。すべて新しいシステムを導入するからという理由で。しかし、事がうまく運ばず、半年後にはその首切りされたグループの人材がすべて呼び戻されたというふざけた事もあった。経営者側は経費カットで効率的な運営を推進するが、それにはナマの人間のノウハウが必要不可欠な場合が多いわけで。
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私達家族が12年前にアメリカに越してくる僅か3か月前に、オットはアメリカ移住を私に打診してきた。
彼はそれまでの12年間、世界中の支社に飛び回ってタスクをこなしていたんだけど、そろそろ自分の使命の終わりが見えてきていた(らしい)。嗅覚が働き、自分のいたグループの数年後の存在を疑い始め、転職を考え始めていた(らしい)。たまたまアメリカに来ていた時にその話をこちらのボスに話したら是非来てくれと言われたので、『家に帰って僕のボス(私のこと)に聞いてみる』ってことでの打診だった。
私は3人目が5歳になった頃で、仕事もとても軌道にのってたし、友人関係もテニスも絶好調でバラ色な日々を過ごしていた。でも、オットはハードな仕事で片頭痛もちで、40代半ばでヒタヒタと歩み寄る解雇の波を感じ始めていたのをその時初めて打ち明けられた。現に、オットが退職届を出した(口で言うんだけど)後、その後の混乱を察して直属のボスまで辞表を出したほど(この人は逃げた感じ)。そしてオットが国外へ脱出したその半年後、本当にこの部署はバラバラになり、社内で再就職した人もいれば、早期退職したひとも多かった。ドイツだからね、アメリカと違って社会の受け皿があるから怒涛に迷うひとはいなかったけど、アメリカなら借金地獄に健康保険ナシとかの道がまってるよね。
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オットと友達の解雇の事を話していた時、『僕だってあの時は恐怖だった、子供3人いたし。僕の職は他でもつぶしがきくけど、xx(近所の友達)みたいな職種は代わりが利くから難しいかもしれない。彼は優秀だから次の職は見つかるだろうけど、給与が今と同じ状況は考えられないだろうね。酷い話だけど、それが企業で働くことのリスク。報酬が高くなり過ぎた者を切り落とし、フレッシュな人材を入れてコストを抑えることをするのが企業だから』と。
ズキューンと撃たれた感じ。