Extremely Wicked, Shockingly Evil and Vile
Netflix制作の映画で、劇場公開映画ではない。
長いタイトルは、判決の際にジャッジが被告に対して述べた言葉。この事件は今までドキュメンタリーなどいろいろ映画化されているらしいが、私はこの映画が始めてみる作品。
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ストーリーは、‘70年代にアメリカの多数の州をまたいで起こった女性連続殺人事件の実行犯、テッド・バンディーの犯罪の足取りを含めた手口の全貌。
彼の事は連続殺人犯って事しか知らず、映画を観て初めてこの男の病的、かつ徹底した知能犯ぶり
に眼が覚める思いだった。何もかもが計画的であっぱれとしか言いようがない。
と同時に、当時のアメリカは、いわゆるチャールズ・ブロンソンやダーティーハリーの映画そのもの!!! レイプ、強盗、窃盗なんかがいとも簡単に実行できた時代だって事がみて取れた。
あの時代にアメリカにいなくてよかった。ほんと。あんな無法時代にここで子育てなんて怖くてできない。
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この映画も娘セレクトだったんだけど、彼女はこういった犯罪もののドキュメンタリーが大好きで、映像のみならず、大学の図書館では、持ち出し不可の資料を読みあさり、詮索が止まらなくなる事が多かったらしい。
講義では、シリアル・キラーの行動を心理的角度から交錯したり、当時の法の抜け道を徹底検証したらしく、テッド・バンディー自身でさえその「抜け道」を指摘したほど、アメリカは州によって法律が様々で、彼はそれらを全て計算して犯行に及んでいたところが実にあっぱれ。
脱獄犯が飛行機で国内逃亡できたって事がそもそも信じられない。国内はおろか、国際指名手配などの情報共用が一般的でなかった時代で、それ故やりたい放題の何年にも及ぶ犯罪だったわけで、手口がどれも巧妙、斬新、かつ「マジで❓」ってほど簡単で、私は始終感心しっぱなしだった。これほんと❓っていちいち娘に同意求めたほど。
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Netflix映画だけど、キャスティングが豪華でこれも驚いた。
ザック・エフロンがバンディー(主演)だっての知ってたけど、リリー・コリンズが彼女役で、冴えない男役にあの❗️フォレスト・ガンプの息子役が超可愛かったハーレイJ オスメント、クライマックスの法廷シーンではジム・パーソンズ(the Big Bang theory のシェルドン❣️)が検察官役でバーンと登場し、更にはジョン・マルコビッチが判事の役でこれまたどどーんと登場して「なにこれ❓❗️」って驚きの連続。
Netflixって最近月額が値上がりしたんだけど、ほんと儲けてるよね。
テッド・バンディー役のザック・エフロンだけど、悪役はぴったりだと思うんだけど、エキセントリックさがまだまだない。
羊たちの沈黙のテッド・レヴィンやアンソニー・ホプキンス、さらにジャック・ニコルソンやロバート・デニーロみたいに気持ち悪くてゾクゾクするカリスマ性がまだまだ滲みでてこない。
もっと捨て身になって悪役をいっぱいこなしてほしいと思った。期待してるぞ!
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娘のみならず、きっとロースクール生は皆そうなんだろうけど、あらゆる事件や訴訟などの資料漬けな日々な故、変な夢をよくみるらしい。
娘は小さい頃からとにかくファンタジー好き。小さい頃は私の毎晩の読み聞かせ、今でも毎晩寝るときはハリー・ポッターのオーディオブックを聴きながら寝付くほど。本当に毎晩らしい。彼とイヤフォンを片方づつシェアして聞いているらしい(爆)
で、先日この映画を観た翌日の夢が面白かったと。
自分の結婚式が舞台で、パパじゃなくて、ハリー・ポッターのプロフェッサー・スラグホーン教授(?!)で、腕組んで一緒に歩いてる。なぜか神父がジョン・マルコビッチに似てて、誓いが終わったらサルサが流れて皆が踊り出す…と。
滅茶滅茶な内容で「What the heck?!」って目が覚めたと。
疲れてるねこの子って思った(^◇^;)
