be proactive and game plan | sunset diary

be proactive and game plan

全豪オープン(AO)は今週末で終わるけど、ロジャーファンの全豪はすでに先週末で終わっている。

 

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ってなわけで、今週のテニス観戦はお気楽で、テキトーに”ながら観戦”してそれなりに楽しんでいるんだが、プレーを見るのが楽しいのはもちろんだけど、いろんな解説を聞くのがこれまた楽しい。ナブラチロヴァの厳しい一言は健在だし、マッケンロー兄の一言がドンピシャリだったり、クリス・エバートもなかなかいいこと言う(なに様だ?笑)

 

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自分の頭に描くプレー、それをいとも簡単にやってのける代表格はロジャーだけど、だれもが彼の様な才能を持っているわけでなく、彼を真似したり、彼に追いつき追い越そうと切磋琢磨している人がいるわけで、そういうプレーヤーが試合中、特にグランドスラムでもがいて開花するってシーンを目にするととてつもなく興奮する。

 

今回のスラムでアメリカの解説者が口をそろえて絶賛してるのが、大阪なおみの活躍。セリーナの次を担うアメリカ人プレーヤーに欠けているものをなおみは持っている!みたいな感じで絶賛してる。

 

解説のクリス・エバートだったかな、興味深い事言ってた。

 

『例えばマディソン (Keys) はAゲーム(トップクラスの試合)ができる子。彼女は素晴らしい試合をする。でも、相手もAゲームをしてきた場合、マディソンのゲームはそこまで。なおみは違う。AがダメならB、それがダメならCゲームでくる。去年の彼女の躍進はすごかった。パワーしかない子がコントロールを覚えて初スラムをとった。が、今年の全豪では試合ごとに苦戦してる。ここまで彼女のベストなAゲームの内容では勝てていない。明らかにもがいている。特にThird roundでは相手に振り回されて、なんとか脱出して勝ちを得た。round 16 でもそう。決してベストな内容では勝てていないけど、確実に試合ごとに成長している。それがチャンピオンの証なのよ。チャンピオンとはどんな相手でも勝てるって事。それが例え彼女のベストな試合内容でなくても、勝つという事が大事。だからいまの彼女の成長は本当に素晴らしい事なの』

 

ってな感じでべた揉め。エバートだけじゃない。どのレジェンドたちも、彼女をコーチしたくて仕方ないって口ぶり。

 

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マッケンロー兄の口癖で、Be more proactiveってのがある(※ニキビ洗顔じゃないよ)。プロアクティブってのは、もっと自分から仕掛けろ、相手が手を打ってくる前に自分から手を出せってこと。よく、アンディ(マレー)やウォズニアッキに発せられる言葉ね。

 

いい言葉だ。私の座右の銘にしたいほど(笑)

 

今回のズべレフvsラオニッチでもずーっとマッケンローは言ってた。ズべレフは普段のトーナメントではいい成績をあげて、次世代のホープ!みたいに言われてるけど、スラムになると4回戦が良いところ。今回もこのvsラオニッチではProactiveの「P」もできずにぼろ負けしちゃった。なおみちゃんの試合のように、AゲームがダメならB、Cって手がまったく出なかった。いままでAゲームだけで勝ってきた子だからだろう。ラオニッチの強烈サーブに手も足も出ない不甲斐なさに、マッケンローはまぁproactiveを連発してたね。

 

これって、やっぱりお手本はロジャーなんですけど(笑)

 

ロジャーの場合、うまくことが運んでるAゲームの時はもちろん神様のようなプレーでのけぞりモノなんだけど、彼のほんとの魅力は、例えば風が恐ろしく強い日、クソ暑い時、相手がジョコビッチだったり(笑)、力任せで向かってくる若造だったりと、ロジャーにAゲームを容易にさせないいろんな要素に立ち向かい、狭い狭い針の穴をこじ開けてどばーっと噴出して試合に勝った時のロジャーが『別格』と言われる所以なんだよね。

 

まぁそれ言ったらジョコだってラファだってできるんだけど、要はそういう切り札の多い人がチャンピオン=プロアクティブな人なわけだ。プロアクティブになる、プロアクティブでい続けるってことは容易なことでないんだけど。

 

女子で言ったらセリーナとかヴィーナスだろうね。そこになおみちゃんが加わりそうなのかな。彼女はいま磨かれつつあるところだから、日本のメディアには放っておいて欲しいね。

 

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テニスってほんとに奥深い。心、メンタルのスポーツだよね。あー、テニス大好き♡