マネーゲーム
我が家のペット、次男は先月17歳になった。大きくなったな。17年か。
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毎年の事だけど、この子の誕生日やクリスマスプレゼントは一風変わってる。小さいころから望むものが人と変わってる。
原石=金=ミネラルにはまってた時はタンブラー欲しい欲しい言って、こんなの買ってあげたな。ガレージに行くと、「きーこ、きーこ、きーこ...」って、タンブラーが一日中、毎日回ってて、たまにオーバーヒートしてショートしたり、焦げ臭くなったり。で、出来上がった丸っこい小さい石(ジェムストーン)でネックレス作って、ドイツの幼馴染に送ったりしてたな(笑) こんな機械だった↓
今思い出しても笑える。アマゾンで色のキレイそうな原石パッケージを買ったのってウチくらいじゃない?あのキー、キー、キーって音がうるさかったな。ガレージに車で入ってきて、車降りると聞こえてきて「あ”~~~タンブラ~~~」みたいな。
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とにかくだ、近年の彼のブームは株。去年は16歳になって、バイトして自分でお金を稼ぐようになったらやっていいって言ってた。で、今年の2月からバイト初めて、しばらくしてから初めて自分でCryptocurrency (暗号通過)を買った。ここで投資とはの心得を教えた。
初めは寝ても覚めても学校でも(こらっ!)、気づけばケイタイで変動をみてて、はっきりいって中毒だった。でも、この子の場合はこうやってしばらく放し飼いにしておくと落ち着く子なので、とにかく一歩後ろから監視していた。自分で一生懸命稼いだお金だし、例えすったとしても$300の事。いい薬だとおもっていた。今現在すってないけど、儲けてもいない。だって、もうけたところで売って利益をあげちゃうと収入になっちゃって税金がバカらしいから。この辺が練習の成果だな。
案の定、夏休み辺りでこの熱も安定し、自分をコントロールできるようになった。投資(株とか)ってのは、やっぱり自分自身で動向を追い、世相などの要素を把握し、統計学(Statistics)を屈指し、最後は感と思い切り!って自分で言い放った。これには普段からお父さんや学校の先生と話してるからって事もあるけど、この子はやっぱりアレコレよく考えてるわ、ほんと。
で、今年の誕生日プレゼントは、「株をやらせてくれ」ときた。毎年いってたけど、今回は「僕はCryptocurrencyでいろいろ学んだ。いろいろ考えたんだけど、やっぱりホンモノの株をやりたいんだ。」
っていうんだよねー。いつもそうだけど、この子は物欲より体験型重視なんだな。原石をゴロゴロするタンブラーだって、結局は原石を磨いて美しい石にするって工程が見たいってものだったし。金鉱にも家族で行かされたし。とにかく数字関係、ひいてはサイエンスが大好きなんだよね。
ってことで、今年のプレゼントは株をかってあげるんじゃなく、「株を扱うお膳立てをしてあげる」ことにした。だって、ほんとの株って数百ドルで始められるワケでなく、ひと口$2000からどうぞーみたいなやつだから、17歳の小僧にそんな大金をあげるワケないじゃない。
私が日本へ里帰り中、オットは銀行へ行って相談。で、ここで分かったのが『18歳以上じゃないと株はできない』ってこと。自分名義でアカウントは開けられないんだって。ってことで、私達夫婦の口座に、次男用にBrokerage account ってのを開設してあげた。少し私達からのプレゼントとしてのお金も移してあげた。でも、これじゃなにもできないんで、後は自分で貯金をこちらに移しなさいって事にした。
お父さんがちゃんと 『おめでとう、これでキミも株主への仲間入り!』みたいなレターを添えて。
さっそく自分が貯めた$2000を移してた。と、ここでお父さんからまた一言。
『いいか、お金の話は絶対に友達や学校の先生に話さない事。株はお金。汚いものにもなりうるし、とてもプライベートなことだから。世相や株の動向を学校の先生と話すのはいけど、今の段階で自分がやってることは公表しない事。株をするとはそういうもの。いまの君なら約束まもれるよね』
で、誕生日プレゼントが銀行のアカウントってのは余りに味気ないんで、彼専用に『電動芝刈り機』をプレゼントした(笑)だって、ウチにあるガソリン式のが重いし環境に悪いとかブーブー言ってたから。これでクリーンに芝刈ってよって事で。
17歳の男子への誕生日プレゼントが投資専用アカウントと電動芝刈り機。まったくこの子らしいなと思った2018年10月。

