ハリケーン備忘録 | sunset diary

ハリケーン備忘録

一生に一度経験するかの規模のハリケーン、フローレンス。

気付いたことを記録に残しておく。

 

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上陸が今日金曜日。5日ほどまえの週末から皆が徐々にハリケーンの事に騒ぎ始めた。日曜の段階で隣のLはすでにガソリンを確保しにでかけた。コンテナーにも余分に確保。車4台あるからね。水などのまずなくなる物資も供給して置いたそうだ。

 

我が家はオットが日曜からいなかったので、先ずは月曜の朝、息子を送りに行ったときにガソリンを確保。買い物はほとんど日曜に済ませておいた。これはたまたま。

 

月曜の朝から近所のデビー辺りがグループメッセージを作成。Facebookは私やJがやらないし、情報網が大きくなりすぎるので小さく近所で情報を回そうってこと。物資がどこで手に入ったかや、ガソリンの早朝確保情報など、ここで情報を回した。

 

水曜の夜中、オットが空港からタクシーで帰宅する際、運ちゃんからも『ガソリンは早朝入れるべし』って言われたらしく、翌朝木曜早朝、5時半にガソリン入れにいったらしい。次男の車も私の車も大丈夫なのにね、とりあえず私の車を満タンにしてきてくれた。ありがとね。

 

木曜はとなりのLと共に、裏庭の雑木林につづく排水路の『詰まり』を解消しておいた。鉄砲水が流れるところがあって、オット曰く、あまり意味ないんじゃない?って言われたけど、何かせずにはいられないってことで。

 

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息子の学校は木、金と休校になった。水曜の段階で、校舎付近の地下への階段付近は外から土嚢が施され始めていたらしい。

 

水曜夜、臨時便で帰国したオットの飛行機には、赤十字のメンバーが大量に乗り込んでいたそうだ。水曜夜中に到着後、そのまま沿岸部へと休まず車を走らせるらしい。

 

本当にご苦労様です。

 

木曜夜、ここで初めてCNNを付けた。Anderson Cooper が海岸からレポート中。あぁ、この海岸よく行くところだよね~って言いながら市長へのインタビューを聞く。住民の避難も済み、シェルターの準備も整っている。など、今の状況を説明していた。

 

思ったのが、地震と違ってハリケーンは事前に最悪の事態を回避することができるんだよね。お願いだから言う事を聞いて、皆が避難していることを願う。最後まで居残って、結局救助隊のお世話るなるなんて迷惑な事態にならないことを願うばかりだ。

 

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金曜日午前中。ハリケーン上陸。

 

ウチの方は大分内陸部だし高台、近くに川がないという立地で水害はまずない場所だが、周りに木が多い。電線はすべて地下埋蔵ってところだから滅多に&停電になってもすぐに復旧ってところだが、暴風雨で地盤がゆるみ、木が倒壊する恐れはそこかしこにある。現に、今さっき午後3時過ぎ、突風が吹いたと同時に「ボンっ」って鈍い、何かが落ちた音がして外をみてみると、隣とその向こう隣との境にある木の上の方がぼっきりと折れて地面に落ちているのが目に入った。9年ほど前はウチと逆隣との間の木が見事に向こう側へ根元から倒れたからね。落葉まえのハリケーン時期の暴風雨がやっかいなのだよ。(※ 春のトルネード時期の嵐では、葉が茂る前だから被害は割と少なくすむ)

 

金曜日、お昼ごろから内陸部のいたるところでトルネードが発生。ラジオやケイタイの警報がビービー鳴ってうるさい。

 

次男は家にいてもつまらないから、昨日も今日も近所の友達とずーっとつるんでる。今日は近くの沼まで水量を見にいきたいとか言ってたけどもちろん却下。X Box のコントローラーの電池が無くなったからWalmartに買いに行ってもいいか?とかいって、これももちろん却下。バカ言ってんじゃない!!ウズウズしてくるんだよね、つい外にでていったり、町を探検したいとかおもうんだろうけど、こういうバカが鉄砲水に流されたり、大木の下敷きになったりするんだから、お願いだから家の中でじっとしてなさい!!!と今日は何が何でも家に縛っておく。(友達の家だけど)後でオットが念のために車で迎えに行く(道中、木が多いから)

 

オットも私も家から仕事。オットの方は笑える。NCが危ないから(停電を恐れて)、システムをすべてアトランタへ移したのに、ハリケーンの経路が変わって、今度はアトランタも危ないじゃないかってことで会社も大わらわ。どうしてもっと北に移さなかったかなって話。経済的損失も計り知れないだろう。今日お昼時点で案の定、NCのオフィスは停電区域にはいり、発電機作動の状態らしい。

 

このハリケーン、速度が恐ろしくゆっくりなんだよね。Landfall (上陸)する直前にカテゴリーは落ちたけど、雨量はそのまま、思いっきり停滞してて計り知れない雨量の模様。

 

CNNで観た映像によると、あの海岸地域も、この海岸地域も、どこもかしこも水が大人の男性の膝上まで浸かっている。無残だ。

 

まだまだ惨事は始まったばかり。この後が大変なんだ。

 

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日本の家族や友達、欧州の友達&家族、そしてアメリカ国内の友達からもLineやメッセージ、電話が入った。みな気にかけてくれてありがとう。

 

が、一通勘弁してよってLineは日本の姉の旦那さん。彼は単身赴任でジャーナリスト。国内外の情報を操っている仕事しているからこういう情報はいち早く手に入るらしく、滅多に私に連絡してこないのにてんぱって月曜の段階でLineしてきた。1,2度やりとりして、ウチは内陸部だから大丈夫だし~って言って落ち着かせたけど、昨日はもう一度あった。『100万人い以上に避難命令と日本のニュースでは伝えている。この数十年で最大のハリケーンだと!』って。

 

だ~か~ら~、お願いだからあなたがオロオロしないでください。こちらはこちらで頑張ってるから、大丈夫だからって返信。

 

これしか言えないでしょ?心配してくれるのはありがたいけど、なんだか遠く離れたところにいる人がてんぱってどうするよ?って、あきれました。「オロオロなんてしてないよ!日本だって8月の台風がありえない動きをして被害が大きかったから、今の世の中あり得ないことがおこるんだって!」って返信が来た。「ご心配ありがとうございます」って返信して終わりにしたわさ。

 

これ、7年前の福島の地震の時の私だ。遠く離れたアメリカにいる私がてんぱって、お姉ちゃんに怒りをぶちまけたり、はっきりいっていい迷惑だよね、その場にいない人がわーわー喚くのって。とくに、義理兄の場合、単身赴任中だし、彼は夜だからお酒でも飲んだ勢いでLineしてきたのかもしれないな。だからってお姉ちゃんに「ったく迷惑なんだよ!」とかは言えないし。だって、私のお姉ちゃんは私とまったく逆で、自分が悪くなくても「ごめんね、ごめんね!」って謝る人だから。彼女を困らすわけいかないから言わないけどさ、この義理兄って、たまにこうやって人の心をかき乱す事するんだよね。

 

とにかくだ、こういう時に周りの人にできることってなんなんだろう、被害が最悪なものにならないよう祈るしかないんじゃないでしょうか?

 

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金曜午前中。日本時間はよる11時頃に姉からLineがはいって、「お母さんがTVで海岸地域のすごい状況観ちゃったらしく、ちょっとSchatziにラインして状況聞いて!って言うのよ。大丈夫?」って。あれこれ言えっこないじゃないね、ったく、年寄りはニュースを観るな!!!ってお姉ちゃんに言っといた。大丈夫だからって。皆家にいるし心配するなって言っといた。

 

周りがてんぱるとこっちも疲れるんだよね。何ていえば落ち着くんだろうかって。そこいくと、欧州の友達や家族は落ち着いてる。こちらの状況を理解してくれてる。心配してるけど、一歩引いてくれてる。ありがとう。ほんとにありがとう。

 

金曜、夕方。

 

外は相変わらず強風でうるさい。たまに電気がぱっぱって着いたり消えたりする。なんだかな。その内電気なくなるのかな。

 

8時くらいで停電になったらもう寝よう。食べないでいい、運動もしてないし。運動と言えば、さっき夫婦+10歳くらいの娘を連れた親子が暴風雨の中ジョギングしてたよ(笑)お父さんは上半身裸で。もう、家に籠るの辛いんだろうね。。。私も散歩行きたいな。。。はぁ~~