それぞれの夏(’18) | sunset diary

それぞれの夏(’18)

学校の暦の上では来週から夏休みだが、ウチの息子は先週金曜日から実質夏休みに入っている。

 

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・ 次男の勉強の仕方が明らかに

 

この子はいわゆる Eidetic memory (Photographic Memoryともいう)を持ち、且つ、合理的に物事をすすめる要領のよい典型末っ子である。一度目にした物や事柄はほとんど瞬時に記憶し、それがいつまでも脳裏に焼き付いているのは便利でいいなと思うが、反面、自分から興味のわかない事には目もむけない、とくに勉強面でというのが最近発覚した。そんなことだと思っていたけどやっぱりね、みたいな。

 

AP World history(APWH、世界史)の学年末の成績が91点だった。100点満点中90点以上だとAってこと。別にこの点数で申し分ないんだけど、話を聞いていて実にこの子らしいと思った。

 

『僕は歴史大好き。特に中世からアメリカのキューバ危機あたりまでは僕になんでも聞いてってくらい大好き。まぁ古代ギリシャやローマ当たりの話も好きではあるけど、ほんとのところ、BC(紀元前)の話は興味ないんだよね。人類の初期ってかなり原始的。僕は人間がどうやって進化を遂げてきたか的な工程より、Historyそのものが好きなんだ。幸い世界史ではBC/AC当たりの初期の歩合が少なかったからここは深く追求しないでも歴史の部分で点数稼げたから問題ない。きっととれなった残り9点は古代史だったんじゃないかな』みたいなこと言ってた。別に全部知る必要ないし、などヌカしてたし(呆)

 

ってことで91点は本人的には大満足だったらしい。アメリカって、高校になるとこうやって好きな/得意な科目を集中的に採って点数稼ぐことする。理数系に行きたかったらそれだけに集中すればいいし、第二外国語なんて使い物にならなくても問題ない。ドイツだと5年生からラテン語とって、英語も入ってきて、そしてサイエンスも数学もオールマイティーに採らなくちゃいけないから大変だった。どんなに頭の良い子でも勉強してたし、平気で落第させられるし、勉強するクセを早いうちから嫌でもつけさせられてた。そしてそれが出来ない子はRealschuleやHauptschuleへランクを落としていたし。それがアメリカにはないから、大学にいって本当の意味での勉強の苦しみを味わうんだよね。

 

いやぁ、次男はきっと大学に行って苦労するタイプとお見受けしました。大学に行ったら自分よりうんと頭が良く、勉強の仕方を知っている人が多いことに焦るんじゃないかな。近代史は好きだけど古代史は好きじゃないから捨てる、幾何学や統計学は大好きだけど代数学は大っ嫌い…みたいなこと言ってられるうちが花だよキミ。

 

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・ 娘ちゃん婚約

 

娘は5月の初旬に彼と二人で実家に遊びに来ていたが、その間に彼の方からオットに『娘ちゃんと婚約したいと思っています』のお伺いがあった。彼らは5年の付き合いになるらしい。いつか結婚するんだろうなとは思っていたけど、まさか順序だてて婚約するとは思っていなかったので少々ビックリ。娘はロースクール卒業まであと一年。その後もBar exam(司法試験)を受けなくちゃいけないから、直ぐに仕事に就けるわけではない。彼の方も仕事をしながらのMBAが来年で終わる。ってことで、結婚自体はまだまだ先の事になりそうだが、彼としてはなぜかこの段階で婚約したいといいだしたわけだ。娘はまだこの時点では知らなかった。知ってるのはオットと私だけ。この彼、ほんとにトラディショナルなんだよね。

 

で、オットの承諾を得た後、彼らは3週間の欧州旅行に出かけて行った。娘は去年やっと3年越しのパスポートが取れたし、ドイツに行くとなったら彼を自分の育った故郷に一緒に連れて行き、友達に紹介するってずっと言っていたから。アメリカ人の彼は欧州に行くのは今回が初めて。

 

幼馴染の家に居候になり、、好天候に恵まれ、毎日私に『今日はxxと一緒だよ~』って写真が送られてきていた。どの子も3歳から知ってる子で、今ではキレイな女性になっていて微笑ましかった。先週末、アメリカに戻る前の最後の週末はローマに出かけていた。きっとここでプロポーズされるんだろうなと私は踏んでいた。案の定、この私たちがビーチから帰ってくる車のなかで娘からFacetimeが入り、『ママ見て~』って指輪を見せられた。はいはい、ママは知ってましたよとは言わず、おめでとう!よかったね~で終わらせた。

 

私もオットも結婚は子供が出来てからでいいんじゃない?みたいな感覚だから、エンゲージするってのはイマイチぴんとこないんだけど、アメリカだと当たり前なのかな。私個人としては、『今すぐじゃないけど近い将来一緒になります!』みたいな誓いを結婚前にわざわざたてるのってナンセンスな感じなんだけど、これを友達に聞いたら『それはSchatziの考えであって、娘ちゃんがそれを受け入れたってことは彼女の意志を尊重すべきことなんじゃない?それで例え将来《彼とエンゲージなんてしなきゃよかった》って思ったとしても、それは自分で気づくこと。親が良かれと思って助言しても、それが《ママがあのときああ言ったから》とかの責任転嫁を招くことにもなりかねないから放っておきなさい。もう25歳の大人の女性なんだから』って言われた。

 

そだね。

 

娘に『別に彼がどうのってわけじゃないけど、なんで今すぐ結婚するわけじゃないのに契約結んだの?』とか聞こうと思ってたんだけど(酷すぎか?)、友達に『Zip it! -口閉じなさい』って言われた。

 

そうします(笑)

 

私はデキ婚だから、単にこうやって順序だてて結婚するってのが想像つかないんだよね。クラウディアもエリザベートもデキ婚、他の友達も数組事実婚ってのもいるから、婚約するってのがまったくピンときません(笑)

 

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・大トリは我が家のご長男くん

 

彼は今週一週間、ある大きな野外音楽フェスティバルにイベント関係者として乗り込んでいる。顔つなぎをするのが目的。音楽仲間3人で車で山を越えてロードトリップして参加中。先月実家にちょっとだけ帰って来たときに目を輝かせて『夢だったエミネムに会えるんだ!』みたいなこといってた。

 

この子はさ、ほんと夢追い人なんだよね。from moment to moment のタイプ。仕事掛け持ちしながらギリギリの生活してるみたいだけど、やってることは幸せ♡みたいな子。

 

 

娘と違ってこの子は一生結婚しない気がする。。。