Darkest Hour | sunset diary

Darkest Hour

先日、これまたやっと Darkest Hour を観た。

 

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Gary Oldmanがチャーチルを演じてオスカーをとったアレだ。トークショウでみる素の彼はいたってフツーのおじさんなんだけど、チャーチルを演じたOldmanは、実にウィンストンそのものだった。きっとホンモノ・ウィンストンもびっくりするほどの迫真の演技だった。

 

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映画は、首相就任からDunkirkで有名なダイナモ作戦を経て、ヒットラーに絶対に屈しないとの国会宣言で与野党の賛同を得るところまでの約1か月の間の話。彼の一挙手一投足はおそらくすべて記録に残されているだろうから、この映画でのウィンストンのキャラクターは実物にかなり忠実に描かれていたと思われる。

 

頑固爺さんであり、不健康な食生活で、しかも一日中酒を口にしている、舌ったらずで、タイピストがウィンストンの話をDictateすると聞き取れない.などなど、映画はウィンストンのキャラクターという骨組みをしっかりと建てたことにより、その後の彼の政策や、時には卑劣とも思われる決断もいたしかたないものだったと思わせている。今でもイギリスではチャーチルは絶大な人気者であるらしいが(近所のスコットランド人が言ってる)、ヒットラーに対して屈しなかったことにとても誇りをもっているんだろう。

 

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ウチの次男は『戦争博士』の異名ももつんだが(ほかにも多々あるが)、Dunkirkの成功からの数年はイギリスが一番つらかった時期で、その様子やら、日本が仕掛けたパールハーバーなど、詳しくレクチャーしてくれた。『どうでもいいけど、手短にお願いします』って、簡潔にまとめてもらったけど、この子、ほんとによく知ってるんだわ。あらゆる戦争に関する歴史本からYoutubeによるドキュメンタリー、そして学校の先生を捕まえてのディスカッションなどなど、小学生のころから戦争の話が(も)好きだった。

 

こいつ大丈夫か?とか一時思ったんだけど、彼曰く 『だからって僕が戦争をおっぱじめたいとか、武器を持ちたいとかそういう事じゃないんだ。何が欲しくて戦争を始めたのか、それに対しての戦略や交渉なんかが、頭のいい指導者だと絶妙なんだ。ヒットラーの戦略は人としてありえない事だったけど、彼の戦術と話術はとても興味深いんだから』って、中学の時くらいに言われたときはまいったわ。

 

チャーチルの事も、まったくよく知ってるんだなこの子。雑学だねーってほんと感心した。

 

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とにかくだ、チャーチルのあの『僕らは戦うんだ!』っていうラスボスっぷりに感動した。あの指導者だったらついて行きますっておもうわなって感じた。

 

 

良い映画観た!!!