ウチのお嬢へ食の101レッスン
私の母がいつも孫娘のことを「お嬢」と呼んでいた。彼女曰く、
「この子はいつも食卓の上にポンっと置かれて(↑こんな感じ)、周りが手を出してくれるまでじーっと暴れず待っている子だから。忘れ去られているわけでもなく、皆が常に目をかけてくれるからお姫様だわ、っていうか、お嬢だわ」らしい。
確かに、ズルするわけでもわめくわけでもなく、かといって暗いわけでもなく、よく訳わかんないけどトロさとどっしり感で構成されている不思議な子である。妄想も激しいの。ヘタすると一日中ベランダに座って物語書いているような子である。昔からヒミツの日記とかよく書いてる子だった。
こんなトロい子に変化が生まれたのは9つ離れた弟が生まれてから。初めは娘の赤ちゃん返りが激しかったけど、ほどなくして母性本能がムクムクとでてきたから大したものだ。いまでも弟とお姉ちゃんの間は誰も入れませんね。
娘は食べるのは大好きだが作るのは苦手。というか、彼女の夢は料理人を雇う事。家政婦さんには掃除なんかより、料理重視で来てもらいたいそうだ。そんな面倒くさがりな彼女が実家に帰ってくると、かならず簡単な料理を伝授している。基本中の基本、サラダとかオーブンでの簡単なしのぎ方など。
娘の大好きなグレープフルーツサラダ。皮をむくのが大変だけど、コツをつかめば簡単ってことを付きっ切りで教えた。
我が家の夕飯、炭水化物はお酒かデザートのアイスクリームのみ。食事にはご飯やパンは食べないから、そのやり方を教えた。サーモンはトレジョやCostcoの天然もの。解凍して塩を振っておけば数日もつし、冷凍したりと何通りにも使える。おにぎりにはもちろん、こうやって↑皮からじっくり焼いてサラダに乗せて、ごま油、バルサミコ、醤油、マーマレードのドレッシングを上からかけて食べるのなんて超簡単だ。
オーブンで冬野菜をローストする時は、別々に味を変えて下ごしらえすると美味しい。私はスプレー缶の油は使用せず、いつも小さめのボールに野菜を入れて、油をたらーっとかけ回してさっさとあえるようにして油をまんべんなく回している。それをベーキングシートに開け、それからシーズニングするとうまい具合にローストできる。この日は娘の好きなサツマイモもロースト(アメリカはトレジョやWhole Foodsで簡単にサツマイモが手に入ってうれしいかぎり)。いわゆる時短料理ですな。芽キャベツは出来上がったらわさび醤油であえると美味しい。
これは↑上級編。娘の好物のひじきの煮物。これでもかーって作っておいたけど、あっという間に完食。あんこといい、ひじきといい、この子の味覚は日本人だな。欧州の食べ物も大好きだが、とにかく食いしん坊である。
一緒にCostcoに行ったらこんなラーメンを発見!日本製のインスタントとんこつらーめんだ。娘はいたく気に入って、滞在中なんどか食べていた(って、私がつくるんだが)
+++++
週末、彼女が自分のアパートに戻ってからテキストで写真が送られてきた。
「炭水化物抜きはうちにはまだキツイんだけど、徐々に試してみるつもり。手始めにママがやるみたいなトマトを作った。半分に切って、オイルとライムジュースだけのやつ。xx(彼)が、美味しいって。これなら毎日食べれるって!」
「トマトを作った」って(汗) 娘にとってはミニトマトは洗ってそのまま食べるシロモノだが、私はいつもこうやってフォークで刺した時に汁が飛ばないように半分に切り、レモンオイル(レモンの皮が入ったオイル)とレモンなどを絞って絡めて出してあげる。
2人は普段からとっても忙しいからなかなか食に時間を割けないんだが、まぁそんな中でも簡単でヘルシーな食生活をおくってもらいたい。








