怪我の功名
水曜日にルンルンで家に帰ってきて、いつものように片づけを始めた。
我が家は家を一日でも留守にするときは、すべてをきれいにしてから出かけるので、戻ってきてからも気持ちよく荷ほどきができる。これは私の実家がいつもそうだったのと、オットの実家もそうだったらしい。こういう共通点って、一緒に長く住むことの絶対条件だなっていつも思う。
Anyway、さっさと洗濯物を始めたりして、スーツケースを片づけたり、皆がそれぞれ自分たちの仕事をこなしていた。落ち着いたところでオットがトイレにいって、大声で呼ばれた。なんだよ、トイレットペーパーがないのか?とか思って飛んでいったら、
「水漏れ~~~!」
なんと、トイレの下のタイルがフカフカして、踏むと割れ目から水が出てくるの!壁の向こう側は私のクローゼットなんだけど、そこのカーペットもぐしょぐしょ!
私は家では室内用の運動靴を履いているんで、片付けでこのクローゼットに入っても気づかなかったわけだ!(※膝が悪いんで、医者に運動靴を家でも履くように言われている)
ということで、即、保険屋に電話!
初めて車以外で保険屋に問い合わせ。対応が早かった。夕方4時ごろに電話したら、1時間もしないうちに、Restoration Expert(建物の修復専門屋)の調査員がやってきた。彼らはまず、どこからどれくらい水漏れしているのか、ハイテク機械を使って測定。床下にも潜って調査。
その結果、どうもトイレタンクから水漏れしているもよう。壁や床下に埋まっているパイプではなく、なんでタンクから???って不思議だけど、タンクの水が空になっているのと、オットがこの休暇にでるまえに水の元栓を閉めていたのが理由で、水漏れはタンク以外考えられないってことだった。(※ウチのお父さんはとにかく用心深い人だから、家を長期留守にするときは必ず元栓を締めていくんですね。特に冬はね。Restoretionのおじさんに褒められてたよ)
ってことで、彼らの調査結果に基づき、彼らとほぼ同時に作業員が3人ほどやってきた。この時点で、隣近所からテキストが入ったからね。「Schatziの家、帰って来た早々なにごと?Restorationってことは水漏れ?火事?逃げてきたかったらいつでもいらっしゃい!」って、皆さんご親切でした。
とにかくだ、この作業する人たちがまぁ慣れてるの!ぱぱぱ~~~っとプチプチしたシートを床に敷き詰め、吸引機と除湿器を実に手際よく接続し、排水ホースを私の洗面所のシンクに突っ込んだ。これらの作業が実に早くてあっぱれだった。
↑は吸引機。バスルームに3つ。
↑でかい除湿器!
↑ ドアの向こうはトイレ。ここが原因だから、これまた手際よくトイレがタンク事取り除かれ、ガレージにもっていかれてしまった。
で、ここにも吸引機が取り付けられた。
トイレの壁の向こう側は私のクローゼットだ。ここはカーペットを一度引き剥がし、その下に吸引機、そして上には扇風機を設置。
なんでも、こうして吸引機をサンドイッチにしてカーペットで蓋しておくと、水がどんどんカーペットに吸い上げられてきて、カーペットなしで乾かすよりも早く乾くんだそうな。サイエンスっておもしろいねって思った瞬間。
で、カーペットはまたこれを使うんだと。タイルはすべてかち割って取り除き、2つあるバニティー(洗面所)もガレージに移動してタイル張りをするらしい。大ごとだね~
ところで、どれも恐ろしいくらいな爆音である。幸い、ここからベッドルーム、そしてリビングへと、ドアを二つ閉めてしまうとかなり騒音が緩和される。リビングにいると、洗濯機が回っているのかってくらいな騒音に抑えられる。これはありがたかった。だって、これがキッチンや2階のバスルームの水漏れだったら、うるさくて住めなくなるから。こういう場合は、たいてい皆さんホテルに逃げることになるらしい。ってことで、ウチは助かった。
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で、実に手際の良い作業員が装置を設置して退散した後、これまたすぐにAdjuster (査定する人?)と呼ばれるひとから電話があり、我が家の支払い分が$1500で、その他は保険会社もちってことが告げられた。クリスマス後にこの出費!がっつ~んてやられたね。
ウチは毎月の掛け金が少ない分、何かあった時のDeductible(ウチの支払い分)が高いらしい。$700だと思ってたからちょっとびっくりだけど、$1500ですべてきれいにしてくれるならしょうがないかな。
怪我の功名(?)なのが、これによって、バスルームの壁一面と、クローゼットの中も新たにペンキを塗ってもらえること!年明けには私がバスルームを新しく塗り替えよう~って思っていたところだから、これらをすべてやってもらえることはありがたい。
それと、片づけようと思っていた私のクローゼットも、今日は一日かけてすべて空にし、いらない服をドネーションできたこと。なんかモチベーションをもらっちゃってありがとうって感じ。
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ウチの夫婦の寝室やバスルームは一階にあるんだけど、今回の騒動で2階のゲストルームに移動することになった。バケーションから帰ってきて、自分のベッドを楽しみにしていたので残念ではある。普段滅多に2階に上がらない私は、階段を上がったり下りたりでいい運動している。やっぱり一階で生活できるって便利だなと、普段のありがたみを感じた。
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日頃から「引越ししたい」って言い続けている私なんで、2階のどの部屋もクローゼットなどが割と空で、今回の事で私やオットのクローゼットの中身をすべて動かすことがラクだったんだけど、これ、荷物の多い家だったら、まずここからして大変だろうねって思った。
長男のアパートじゃまずこうはいかないだろう。
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いままでもいろんな事故や災害とかを経験しているけど、今回は序の口だねっておもった。今までで、旅行から帰ってきて一番きつかったのは「キッチンのアリ被害」かな。ドイツから帰ってきて、キレイなハズなキッチンカウンター一面がアリ、アリ、アリ!だったあの経験はぶっちぎりで最悪だった。
ってことで、このRestoration の作業はどれくらい(期間)かかるかわからないけど、すべてお任せなのはありがたい。



