’17 事故のその後
毎年なにかしらある事故のその後なので、今年バージョンのその後ってことで。やっと終わったので記録に残しておく。
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5月に私ががっつり追突されたその後。やはり半年かかったね。
むち打ちの症状が出て、かかりつけのカイロプラクティックの先生のススメもあり、初めて Injury lawyer (傷害専門の弁護士) にお願いすることに。
これ、ほんとに嫌なプロセスだった。100%被害者なのに、一番初めの弁護事務所でのミーティングでは、まるで事情聴取されている気分。オットも一緒に行ってくれたんだけど、彼も呆れて、その事務所のねえちゃんに『そういう聞き方はとても心外です。妻に落ち度はまったくないのに、あたかも彼女が赤信号で止まったのが間違いだったかの様な聞き方は聞いていて気分よくないです』といったほど。私は泣きそうになったからね、首痛いのに。彼女曰く、
「こういう事故の場合、法廷で争うに値するケースかどうかを見極める質問なんです。なので、あなたに100%落ち度がなかったか、このケースで勝てる見込みがどれくらいあるのかを見極めるための質問なので、少し我慢してください」って感じですすめられた。
交通違反以外で初めて弁護士を使ったんだけど(交通違反はオットと長男が常連だったからね)、感じたことを簡単にメモっとく。
・ホンモノの弁護士と話す機会は一番最初の電話のみ。他はすべてParalegal(パラリーガル)という弁護士助手、または他のおばちゃん…みたいに、その他の面々とのメールと電話のやりとりが中心。で、サインをしないといけない書類が何回か送られてきたんだけど、作成されている公文書の、そもそも事故現場が違うカウンティー(郡)でプリントされていたりと、超初歩的でアメリカンなミスがあり、こういう場でも質が低いんだ…って呆れたのがほんとのところ。おそらく、事務の誰かが作り、それを私担当のパラリーガルが目を通し、そして彼女から私へと流れてくるんだけど、しっかり読んでないんだろうね。いつものマニュアルを使って、はいはいはい、ってな感じでさら~っと送ってくる、みたいな。アメリカって医療現場もそうだけど、すそ野が広くて、誰でもなにかしら仕事につけるみたいなとこあるけど、ドイツの教育制度を見てきたせいか、アメリカの仕事の質のいい加減さをここでも見たわ。アメリカ事務処理のあるあるって感じ。
・娘にもあれこれ書類を送ってチェックしてもらってたけど、彼女曰く、車の事故で一番儲かるのは弁護士、次がカイロプラクティック、最後に余りをもらうのが被害者と相場は決まっているらしい。どの部門も一緒か。
・しかし、面倒な病院や相手の保険会社、それと自分の保険会社との連絡などをやってもらえるから、やっぱり弁護士は頼んでよかったとは思った。なんか、庭師やお手伝いさんなどなど、アメリカって面倒なことは人に頼むって、弁護士も便利屋の一つって妙に納得した。
・ 事故は5月末に起こり、その2週間後に日本へ里帰りだったけど、これは行って正解だった。飛行機にテニスに温泉と、あれこれできるかなと心配だったけど、出発までに頭痛もなくなったし、なんといっても、場所を移して、車生活から逃避できたってのは精神的に楽させてもらった。だって、事故の後だって数日後には運転しないといけなかったわけで、運転中、後ろに大きなピックアップトラックががーーっと迫ってきたときはパニくったからね。いわゆるトラウマってやつだ。一瞬にして背中が硬直して、くるくるくる~って両肩がブロックされて、冷や汗でたからね。里帰りしたおかげで、その間にこの冷や汗から解放されて、アメリカに戻ってきて運転したときには少しましになってたもんね。
ってことで、事故られたら、しばらく車から離れるってのはいいことだ。
・ 人がからんだ弁護士って、ある意味嫌な仕事だな~と思った。娘がいつもいってたけど、人間相手の訴訟は肝が据わってないとできないと。こういうケガとかの訴訟よりも、子供の親権や離婚とかはもっと醜い部門らしい。それと、犯罪弁護(Criminal Law)なんて、人殺しにも寄り添わなくちゃいけないなんて、かなりの心臓の持ち主でないと務まらないらしい。その理由からか、最近はCriminalを専門とする弁護士を志す人が少ないそうだ。彼女のスクールでもそれは同じ。ってことで、栄えある弁護士部門人気ナンバーワンは知的財産弁護士。手も心も汚れないから(笑) コレを専門にすれば、企業にはいれて稼ぎも良いし、末永く仕事ができるってのが理由。なんだかね。。。
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相変わらず膝と腰はおかしいが、これはしょうがない。一生の付き合いだからまだカイロプラクティックに月一で通っている。今月は週一で通ってるけどね。
とにかく、後遺症ものこらず、私の体は元に戻ったってのは喜ばしいことだ。