Mid-century なちゃぶ台
先週、我が家に新しいコーヒーテーブルがやってきた。
たまたまエスプレッソのコーヒーを買いにふらっと立ち寄った*Home Goods の入り口付近でこれがすぐに目に入った。
*TJ Maxx同様、雑貨&家具なんかのディスカウント店だけど、輸入調味料や紅茶などの嗜好品もおいている
Mid-century風、日本でいう北欧風っていうのかな、似たようなのはIKEAでもよくあるし、アメリカでも最近はよくこのスタイルを見かける。でも、ほとんどは中国製で、しかも天板部分は合板で、あしだけがWalnutとか。うちにはこのスタイルの家具がいくつかあるから、いつかコーヒーテーブルを買うなら子供が大きくなって(繊細なので取り扱いが面倒)、しかも頭から足の先まで天然木材で、Soap wash のものと決めていた。
それがなんと!ディスカウントショップの入り口付近にぽんっとおかれているではないか!私はすぐに遠くからわかったよ。ひっくり返してみてみたら、ちゃんとMade in Denmarkで、しかも工房がウチのダイニングテーブルと同じ地名だった。残念、でも色がウチの家具や床の色とあわないし、サイズがいまいちかなと思いその日は買って帰らなかった。そして、家に帰っても夢に出てくるほど買って帰らなかったことを後悔した。
で、それをオットにいったら、週末の水泳大会後のビールの後、『まだお店あいているんじゃない?そんなにほしかったんだったら行ってみる?』って遠回りしてくれた。まだあったら購入、なかったらそれまでって思っていた。すると、まだあるではないか!アメリカの普通の家庭は日本みたいに濃い色の家具を好むから、このテーブルはサイズも小さいから誰の目にも止まらなかったようだ。Home goods とはいえ結構なお値段だったし。
私がそれでも躊躇してそばの椅子に座って眺めていると、ある女性がそばにやってきて、連れの女性を呼んでいた。『ちょとこっちきて!これ、Mid-century modernのテーブルだわ。どうしよう・・・』って聞こえた。やばい、ここまで売れ残ってたのに、最後に目の前で誰かにもっていかれるわけにはいかない。ってことで私も急いでオットを呼び、『これあの人が来る前にレジに持って行ってー』ってことで買ってしまった。んー
で、家に持ってきて、いままであったテーブルと入れ替えてみた。正確に言うと、うちの男たちに入れ替えてもらった。前のテーブルは大理石で超重いから。あれは長男を妊娠中に買ったから、かれこれ26年我が家にある。子供は3人ともこのテーブルの周りで伝い歩きを覚えたし、テーブルの裏側にはマジックの落書きもある(子供が寝そべて落書きして、私たちは引っ越すときに初めてそれに気が付いたって代物) なんてったって石だから扱いがラク。大きいからこの上でおままごとから食事からパズルまで、いままで苦楽(?)を共にしてきたテーブルだった。
結果。やっぱり第一印象と同じで、ウチの床とソファには合わない。手触りといい、流線形といい、テーブル事態は気に入ったがどうも他と合わない。
ってことで、返却もできるけど、モノが断然いいから今後娘に譲ることもできるし、ほかの部屋で使うことに決めた。なんかこれって
《今は太っててこのズボンはけないけど、いつか痩せてはけるかもしれないからとりあえず買っちゃう》
って法則みたいだ。
笑ったのは、次男がお店でおもむろに↓のように座ったこと。『TVの前で食べるときの高さはどうかと思って』ってことらしい。
なんか、この姿をみたら日本のちゃぶ台を思い出した。
この上で食事するなんて良い度胸だわ。やっぱり子供がいるうちはこのテーブルはTVの前にはおけないと思った。