おしかったスカパラ
一つ前の記事、Siezenを書いて思い出した事がある。
15年ほど前のある時、ドイツの私が住んでいた村からほど近いちょっと大きな街のちょっとヒップなクラブに«東京スカパラダイスオーケストラ»が来た。
こういう情報をキャッチするのが早いクラウディアが仕入れてきたネタで、『Schatzi、東京スカパラって知ってる?日本人でスカを演奏するんだって!前評判いいから一緒に行こうよ』って誘われた。知ってる?ってあなた、日本じゃ有名なのよってこっちがびっくりしたくらい。なんでこんな街に来るのって。
とにかく、数人でクラブに乗り込んだわけだが、ノッケからそれはもう大騒ぎでドイツ人がノリノリだった。数曲ぶちかまし、私は曲なんか何一つ知らなかったけど、«日本で有名なあの!スカパラだ~» ってうれしくてピョンピョン飛び跳ねて大いに盛り上がっていた。会場がとにかく盛り上がっていたその時!ボーカルの一人が・・・
『Haben Sie Spass???』 ‐ よくボーカルがマイクを観客にかざして「ノッてるかーい?」的にするあれ。
Siezen、いわゆる敬語で『皆さま楽しんでいらっしゃいますか?』くらいの意味合いでドイツ語を放った。ここで会場、一気に«カクッ»とこけちゃったわ。シラケたわけじゃないけど、とにかくコケた感じ。誰だ~彼らに敬語教えてひと~。それとも自分たちで辞書引いたのか?
惜しい!
クラブでノリノリだったらHabt ihr Spass?なんだよねー。
※ この場合は二人称Duではなく、複数形親称でihr になるって超面倒なんだけど
とにかくみんなでずっこけた一コマだった。
あーこれ以上ドイツ語話さないで~って思ったら、ほんとこの一言だけだった。あとは英語でやってた。そして会場はこの一コマを忘れてまたすぐノリノリになる・・・みたいな。
スカパラって今も活動しているんだろうか。大人数だったなー、大きなバスで来てたなー、誰だか知らないけど一緒に写真撮ってもらった覚えがあるけど、あの写真どこにあるんだろう・・・ケイタイじゃなかったし・・・