新学期はじまる | sunset diary

新学期はじまる

次男の新学期が始まって1週間が過ぎた。いよいよミドルスクール最終学年だ。

他の家族との朝のカープールは止めて、朝は30分早い5:20に起きて、6:10のバスに乗せることにした。2年前にミドルが始まった時は、3家族で計4人の子供たちのカープールをしていたが、去年になって一家族がバスに移行し、二家族でまわっていたんだけど、今年からその家族の妹の方も加わり、しかも、学校が違うので、若干面倒になることになったので、私たちも降りることにした。

このバス、1回だけ乗り継ぎはあるものも、ドイツの学校のバスと違って、一般乗客は乗らないスクールバスだから、至って安心。よくできたシステムで、私の町に住んでいる、あらゆるマグネットスクールに通う子たちだけを乗せ、ダウンタウンにある、ひとつの大きな学校の駐車場までノンストップで運行。そこで、各マグネットスクール行きのバスへ乗り換える仕組み。放課後も同じ仕組み。

2年前にミドルスクールに上がった時は、さすがにまだ小さかったので、先ずは朝のバスに揺られて気持ち悪くなったらどうしようとか、トイレに行きたくなったらどうしようとか、次男より、私の方がナーバスになっていたので、直ぐに他の家族とのカープールの誘いに乗ったが、さすがにミドルスクール最終学年だし、帰りはいつもバスに乗っていて馴れているので、次男より、私の気持ちが吹っ切れた感じ。

オットも「ドイツにいれば、朝真っ暗で寒い中をバス停まで歩いて、バスがなかなか来なくてってのが日常茶飯事。上の二人だってあれを乗り越えていたんだから、朝30分早く起きて、そんな寒さも経験しないで良い次男は幸せだ」って言っている。確かにそうなんだけどね。

因みに、うちの近所のバス停までは、帰りと同じく、車で落としに行く。歩けば15分足らずだけど、やはり林を一人で歩かせるのは絶対に嫌だ(私が)。

歩かせるといえば、我が家の通りに住む、来週から新学期の地元のハイスクールに通う子供たちの親の最大の悩みは、

『スクールバスのバス停が、従来より200m遠くなったこと』

スクールバスの停留所は、サブディビジョンに属さないへき地に住んでいる子供たちでも、公立校に通う場合は、家からバス停まで1/2マイル(約800m)以内の距離までバスが来てくれる決まりがあるそうだ。例え、その通りに一人しか住んでいなくても、家の前までスクールバスが来てくれる。

私が住んでいるようなサブディビジョンは、一軒一軒の間隔が大きく、4軒先に住む家に遊びに行くだけで汗だくになる位の距離だ。

で、隣の子供は来週からハイスクールが始まる。バスの停留所をウェブサイトから確認して驚いたのが、ママのロリー。いままでは、目と鼻の先の2軒先の交差点(大体バス停は交差点に設けられる)、約100mの距離にあったのが、来週からは、その角を曲がった、次の交差点まで歩かなくてはいけない事になったと、大騒ぎしている。ロリーの娘の歩く距離は、規定の800mに満たないので、異議申し立てをできない。

なので、ウチの通りのもっと離れたところに住んでいる人たちへ、フェイスブックで「月曜(今日)、みんなで急いで役所のスクールバス課に電話して、前のバス停を復活させてくれって申し立てて!」とやっている。典型アメリカンだ。

朝、子供を歩かせるのは良い事なんだよ、頭が起きるから。日々の空気の匂いや風の違いを肌で感じて、考える力を養える。それを、アメリカの親は、バス停まで歩かせて、バスを待たせる事が不安で、なんと車で行って、車の中で子供を待たせることをする。不安でというより、怠慢としか言いようがない。

良い例が、ハイスクール行きの朝のバス停で、立って待っていたのはウチの長男と長女だけだった。他に10人以上の子供がバスに乗るんだけど、どの子も親の車の中でバスが来るまで待機。交差点の4方向のそれぞれの片側には、母親のミニバンがずらーっと、エンジンを付けた状態で並んでいる光景は、ウチの子供たちの目にも異様に映り、ものすごく反発したのを覚えている。

犯罪の多い街中でって言うのなら分かる。交差点に子供を立たせておくなんて、私だってやらないだろう。でも、ここは閑静な住宅街。しかも、子供は何人もいるんだよ?バスが来るのを見届けたいんなら、自分も歩いて来いよ!車のエンジンを掛けて、ぬくぬくしながら待つなんて呆れてモノが言えない。しかも、どの家も目と鼻の先、800m以内なんだから。

次男の小学校の時のバス停も、ハイスクールと同じ場所だった。雨の日は傘をさして見送りをしたし、途中で猫に出くわしたり、犬の散歩の人と立ち話したりと、毎朝変化があって楽しかった。

とにかく、何が言いたいかというと、過保護は良くないよって事。

まあね、かく言う私も、「林を一人で歩かせたくない」って、過保護なんだと認めますよ。