ほっと一息 | sunset diary

ほっと一息

今年のサンクスギビングの宴は、娘の彼氏が参加して行われた。

まだまだアメリカのこの習慣にコミットできない我が家(除く長男)は、今年もターキーではなく、『鴨』がメイン。今年も2羽焼いて、6人の宴だからって、オットが鴨が足りるか心配で、肉屋でこっそり大きなハムを注文してあり、水曜日に取りに行っていた。結局、余すところなくすべて一晩でコンプリートしてしまったことが驚きだ・・・。

さて、娘の彼氏。とてもいい子なんだけど、娘にぞっこんで、今後がちょっと心配。

娘はあと2週間で大学を卒業する。今は最後の追い込みで、かなりてんぱっている。卒業後は、大学院が始まる(これも定かではないが)来年の秋までの半年を、できれば今の大学のそばの街にあるどっかの企業でインターンシップをしながら過ごしたいそうだ。

あれだけ「もうこの州にはうんざり。一日も早くこの街をでて、DCに行きたい」といっていたのに、男が出来たらコレだ。彼が卒業するまであと半年は、ここで過ごしたいと考えている。

が、この連休中、オットの会社や、私たちの友達などから、かなり好条件の、彼女の専攻に関連した部門でのインターンのオファーが舞い込んできた。やはりコネは強い。しかも、友人は娘の過去3年半の勉強ぶりなどを知っているから、それを直に採用部門に伝えることができるため、話がとんとん拍子にDCまでいってしまった。

娘は自分でインターンシップ先を見つけてきてドイツまで行ってしまった子だ。だれに似たのか怖いもの知らずだし、用意周到にどんどん先へ進むタイプだ。

逆に、娘の彼は家族構成がちょっと複雑で、いろいろ苦労している家庭で育っているし、ファイナンシャルエイドをもらいながら大学に通っている苦学生で、娘の様にあらゆる面で恵まれていない。ゆえに、娘がどんどん前へ進み、彼はそんな彼女を尊敬しながらついていっているタイプだ。娘とは同じ専攻だが、彼女はその過程をとっくに終わっているので、今は彼にTutorしているらいし。

娘が彼を選んだ理由は、「パパと違って話好きで、とても女心をくすぐることを好んでしてくる。一緒に買い物に行きたがるし、私が行くところにどこへでも一緒についてくるし、甘えてくるから私が面倒みてあげなきゃって気がする。私の事、とっても大事にしてくれるし・・・」って事らしい。

今は学生だからこれで良い。しかし、大人になったら男女は一緒にいて、お互いを高められなきゃ長く続かない。お互いが独立し、相互を尊重し、助け合いながら関係を続けていくものだと、私は身をもって知っている。

私とオットは知っている、娘がとても向上心が強いことを。

一昨日、私が近所の友達のところから帰って来て、娘に「今日、あなたが研修先を探しているって言ったら、連休明けの月曜に、ちょうどその部門の人とアポがはいっているから、それまでにレジュメを送ってって言ってたよ。でも、DCでだってよ」って言ったら、急に目を輝かせていた。

さて、ここが正念場。これがもし決まったら、彼と遠距離ができるのか。娘は出来るだろうけど、彼ができなさそうだ。ってことで、娘はあきらめるかもしれない。

でも、これも彼女への経験だ。ここまで来たら、親は口出しする権利はない。視野を広げるも、狭めるも、結局は本人の決断なんだから。きちんと選択できると娘を信じるしかない。

オットは昨日、連休中に早くもドイツへまた飛んだ。久しぶりに娘に彼を空港まで送らせたんだけど、口数の少ない父親からも、仕事をするとはなんぞやと、何かを感じ取った事を願う。


今日は連休最後の日曜&1stアドヴェント。朝から次男と二人で、とてもほっとする一日を過ごせそうだ。