4か月経った | sunset diary

4か月経った

次男がミドルスクールに通い始めて4か月近く経った。親子共々落ち着いたので記録に残しておく。

学校は4期制(Quater)、今は2期目の終わりの方で、あと一週間でクリスマス休暇に突入してしまうので、その前に提出物やテストが目白押しである。

結果からいうと、一期目は8科目中5つがAで、あとの3つがBという好成績だった。なんといっても数学ふたクラス、サイエンス、そして社会がAだったのは本人にしてみれば申し分ない出きで、ネックの英語もBだったことは、私としてもホッとしたのだった。

なんてったって、私にとっては初めてのミドルスクールで、しかも進学校でどの辺がどう違うのか見当もつかなかったからだ。

10月半ばで1期が終わり、ここで成績が良かった事に気を許した彼は、一気にたがが外れた。金曜に成績をもらい、次の月曜からは態度が目に見えてガラッと変わったほど。

まぁ、今まで気を張っていたのはよく見ていたし、彼は朝早く起きることや、新しい環境に慣れることに無言で一生懸命取り組んでいたのを私も見ていたので、まずはそのままやりたいようにさせていた。

すると、2週間が過ぎたころ、オンラインで成績を何気なくみてみると、なんと片方の数学(数学が2種類ある)、IT、そして国語がFとなっているではないか。これにはびっくり。内容をみてみると、提出物=宿題が提出されていないのだ。笑えることに、CW(Class Work)とTestはどれもAをとっていること。でも、宿題をしていないからF。これはよく分かる。

学校の先生からメールが入った。でも、私は『彼と話し合いました。結果、彼に2週間時間を与えることにしました。自分でどうにかして時間配分を考えるよう、彼と約束をしました。』と返事した。

だって、1学期は自分で素晴らしくコントロールできていたんだし、成績が悪い=コンピュータやTVを取り上げるってやり方は、もう通用する年齢じゃない。←こういう罰って絶対効かないって、上の二人で十分勉強させてもらいました、私は。

ってことで、それから2週間放っておいた。この間、クラウディアも来ていたし、丁度良く私は気がまぎれた。が、これは次男にとっても『助け舟』になってしまい、結局2週間の猶予期間中、またしても宿題が出されていなかったことが発覚した。

ということで、約束を破ったので、この日から彼のラップトップを取り上げた。すると、なかなかFをBに上げることは今学期中には無理だということが分かった事と、ラップトップを取り上げられた事への怒りやジレンマによって、授業態度が悪くなった。

一度、ITの先生から授業中、私に電話があった。学校の規則として、子供の態度が悪いとき、本人への注意、ランチ時間短縮、親への通告、といった具合にレベルがどんどんアップしてくんだけど、電話で『授業中、隣の生徒のPCに手をだしていたずらして邪魔をしました。今日だけではなく、最近彼の授業態度が大変悪いので、今日は授業を中断して、こうして彼を伴って職員室から電話をしています。家に帰ったら、しっかりと話し合ってください』

と言われた。電話口に出た息子は神妙にしていたが、本当に反省しているとは思えなかった。

それからIT、国語、そして数学の先生と、順番に面談を申し出た。

どの先生も慣れたもので、『とにかく、彼自身の問題です。授業がわからないから邪魔をしているのではありません。気が緩んですっかり怠けているのは、自分がステップアップしなければどうにもならない事です。この点は、私も彼と話し合いました。』

と、3人のどの先生からも言われた。私も彼女たちとまったく同じ意見だ。

さて、それからまた2週間がたち、先週は大事な試験があった時に、うまい具合に(?)熱を出して学校を3日休んだ。これは彼にとって良い薬だと思った。『見てみなさい。普段から宿題をちゃんとしていれば、こんなテスト一つや二つ受けなくてもどうにかなったのに、今のあなたはそんな余裕はないでしょう』となったワケだ。

今の学校は、提出物はほとんどがPDFファイルを先生に送る形だし、その日に出された宿題は、これまた先生のサイトに行けばすべてダウンロードできるようになっているので、毎日家からせっせと宿題をしていた。質問は生徒のスレッドがあるので、それを活用していた。これらはまた便利なことに、親の携帯アプリですべてチェックできるのだ。なので、子供たちの会話はすべて御見通し。

毎週金曜日に成績がアップデートされるのだが、今日は放課後バス停に彼を迎えに行ったとき、開口一番、『ママ、今日の成績見てみて!やっと数学がCになった!残すは国語だけだ!』と興奮していた。

ITはすでに先週Cになっていたので、これでFは一つだけ。

ここまでFをCにできたのも、先生が『成績の悪い子にセカンドチャンスを与えた』ことが挙げられる。未提出のものは遅くだしても受け付けてくれないが、うちの息子みたいにFの子は、先生が新たにプロジェクトを与えてくれて、点数を少し上げられるようにしてくれる。これはボーナスプロジェクトと言われる。

これも善し悪しなんだよね。

たとえば私の長女みたいなきっちりした子は、もしFをとってしまったらそれを真摯に受け止め、二度ととらないようにありがたくこのボーナスプロジェクトをやるだろうけど、これが次男の場合だと、

『そうか、Fとってもまだセカンドチャンスがあるんだ!』

って解釈するんだよね。これは性格だからしょうがないんだけど、彼の場合、このままいくような気がする。ベルトをきつく締めて、とって、締めて、とっての繰り返しだと思う。穴を一つ緩めるんじゃなくて、穴はないって感じ。彼の感覚には暑いか寒いか、白か黒かのどっちかしかないから。

でも、先生の言う通り、本人がこうやって加減を覚えていくしか道はないんだよね。これはごもっとも。でも、セカンドチャンス、サードチャンスってのはいいのか悪いのか…

ってことで、3人目の次男に関しては私の気持ちの切り替えが驚くほど早い!

こうやった見切り付けをなんで一人目の子にできなかったかな、って思っても後の祭りだ。