娘のフェイスブックに物申す | sunset diary

娘のフェイスブックに物申す

なんだか忙しい毎日を送っている。

娘がドイツの生活に慣れるまでほとんど毎日スカイプやLINEで電話していたし、自分の仕事に次男の学校、野球、ギター、テニス観戦、なかなか進まない読書、そして週末のソーシャル。

こうやってあっという間にお正月がくるんだ。

息子の夏休みが始まり、プールに野球に友達との約束。そこに私の仕事を無理やり食い込む。そして先週あたりからケイタイのアプリでCandy Crushなんてはじめちゃって、一日経つのがなんとなく早く感じる。目を閉じるとキャンディーが瞼の裏に浮かび上がる感じ。

はまるとはいうものの、これは命がなくなるとしばらく休むかお金を払ってLifeを買う形なので、私みたいに暇つぶしにやる者はゲーム漬けにならずに返ってありがたいシステムだ。友達は次々と進んでいていつもフェイスブックにリンクしているが、どこまで続くんだろうこのゲーム…。

さて、娘はベルリンでインターンシップ生活を謳歌しているようだ。

月曜から金曜まで8-5時の仕事と言われていたが、案の定ドイツらしくイージーで、お昼は職場の他のインターンの子達とランチに出かけたり、午後は4時を過ぎたらだれに言わなくてもキリの良いところで仕事を挙げて帰宅してよいそうだ。金曜なんて、午後3時ごろにはほとんどの人が帰宅するらしく、先週末は2時半に切り上げてICEに乗ってすぐさまニュールンベルグの友達のところへ遊びに行ったそうだ。

金曜はそのまま夜のクラブへ繰り出し、深夜に幼馴染の友達の家へ帰り、次の日は違う友達とローテンブルグまで小旅行し、その夜も地元のパーティーに参加。次の日曜の午前中にはこれまた幼馴染と自転車でテニスクラブまで行きテニスを2時間し、家に帰ってシャワーを浴びてから駅まで送ってもらい4時間かけてまたまたベルリンへ戻り、次の日月曜は朝から仕事…と、来週21歳になる娘の体力は無限大だ。

ちなみに、ドイツではユーレイルパスの購入も事前に考えたが、娘の場合は長期滞在だがベルリン市内での使用がほとんどなため、これは購入しなかった。その代り、彼女はフランクフルトに降り立った時にすぐにDB(ドイツ鉄道)のBahn Karte(割引定期の様なもので、これを購入すると1年間どのチケットも25%~50%の割引がきく)を購入し、これでベルリン市内の乗り物乗り放題の定期も購入することにした。欧州諸国をまたぐ旅行目的でなく、一か所滞在の場合はこのほうがお得だ。

来週は娘の誕生日が週の半ばにあるので、ニュールンベルグから友達がベルリンに来てくれるらしく、その次の週は深夜バスで片道25ユーロで再びニュールンベルグに乗り込むそうだ。

と、娘は恵まれた生活をしているが、最近特に彼女があれこれ自分のフェイスブックに写真を投稿するのが目につくようになった。

私は全世界に『私は今日ここへ行きました。これを食べました』ってすべてをさらけ出すのはとっても安っぽいと思っている。匿名ブログと違い、フェイスブックは彼女の場合1000人以上の知り合いに垂れ流し。自慢話が垂れ流し。こういう彼女の投稿にlikeをおすのは決まってソロリティーの軽い友達だけだったりする。

私は彼女のフェイスブックとつながっていてすべてみてよい事になっているが、likeやコメントは残していけないことになっている。するつもりもない。彼女の付き合いにあれこれ口出しするほどコントロールフリークな馬鹿ママでもないし、彼女の行動を信じている。ただ、フェイスブックのこれらの頻繁な投稿を見て、

『XXと久しぶりに会って楽しいひと時を過ごしました~って投稿ならまだしも、あなたの投稿はどんどんエスカレートして、有頂天になっている感じがする。あれこれ投稿するのはクールじゃないし、とってもチープだとママは思う。』というと、

『だって大学の友達がどんどん写真載せてっていうんだもん』と言い訳した。

言われたからって載せるのはやはりチープだ。

『自分でもわかるでしょ?それらの自慢写真にlikeを押してるのはその大学の軽い友達ばっかりじゃない。本当の友達はそんなのにlikeなんて押してないじゃない。とにかく、大人はあれこれ自慢話を世界中に吹聴するものじゃない。自慢話は楽しく本当の友達だけにこっそりとするものなのよ』
いや、こういうことをいう私自身こそコントロールフリークという気もする…

と、私なりの考えを述べた。そしたらなんと、私は彼女のフェイスブックからリジェクトされてしまったのだ!もう友達じゃないんだって(爆)自慢話がみたくないんなら見なきゃいいじゃない、ってことらしい。彼女らしくて実に笑える。

それはそれでいいんだけどね。なので私も『これからはうだうだ私に泣きつかないでください。お金が必要な時だけ連絡してきてください。』とテキストしておいた。

それから数日した昨日、彼女はベルリンを訪問中のオバマ大統領を近くで見かけたらしく、興奮してテキストしてきた。

口を利きたくもない母親にこっそりと自慢してきたのが実に笑える。

いや、もしかしたら彼女のフェイスブックにはしっかりとオバマ氏を隠し撮りしたものでも載せているのかもしれない。

何事も経験だ。こういう行動もしばらくすれば恥ずかしくなってしなくなるかもしれない。いや、これは彼女の性格で一生このままかもしれない。

現に長男は絶対にこういう行動はとらない。人に自慢話は絶対しない。隠れた芸(?)があることも絶対に自分からは言わないし、自ら口にすることはチープだと昔から自分なりの美学があるようだ。

その辺、末っ子の次男は世界中の人々の肩を叩いて振り向かせ、いちいち自慢話を告げていくタイプだ。フェイスブックなんて会話のやり取りができないなんて耐えられないタイプだな、きっと。


私の子供たちは3人3様だなと思うこの頃なのである。