マグネット・スクール | sunset diary

マグネット・スクール

アメンバー記事を書く前に、まずは『マグネット・スクール』というシステムをご紹介。


…といっても、くわしくはウィキをご覧下さい(;^_^A

かい摘むと、公立校なんだけど、自然科学系や文系など、ちょっとその分野に他より抜きん出ている子達が通う学校ってこと。でもあくまで『公立校』なので、志願した子達に公平でなくてはいけないってんで、最終的に応募人数が多いとくじ引き(?)で決められるらしい。

このマグネットスクールの事はちらっと考えた事はあったんだけど、息子がバスで通える範囲内でこれといって魅力的な学校はなかったので(そもそも調べる気があったのか定かでない)、マグネットはオプションとして考えていなかった。ママ友にきいても、特に欧州のいろんな教育システムを知っている人から言わせると、『アメリカは公立も私立もどこも似たり寄ったりよ。タダ違うのは生徒の家族層が違うだけ』と聞いていたからだ。

私は日本で教育は受けたけど、自分の子供においてはドイツとデンマークの教育しか知らないし、どちらも一長一短で、どの国の教育にもそれなりの魅力はある。ドイツの4年生で進路選択を迫られるのは早すぎるとも思うけど、とりあえず素養で括ってから教育を施していくっていうのは間違っている事ではない気もする。類は友を呼ぶし、子供は学ぶ環境に大変感化されるから。

私は間違っても教育ママではないが、スタートの環境を整える事は親の義務だとは思っている。あとは勉強しようがしまいが本人次第だと思っている。

アメリカは公立校へ通うのが一般的で、しかも州単位ではなく、もっと小規模な郡単位で教育方針がまったく違う。ましてや、『No Child left behind/おちこぼれは無くす』運動なんてのがあるから、とにかく先生は子供を引っ張る事に忙しく、前にいる子は置き去りにされることが多いのだ。日本だったら公立校でも偏差値があって、学校単位でレベルが違うシステムだし、ドイツも5年生からは3つのレベルの違う学校へ振り分けられる。が、アメリカの公立校は皆平等に同じ学校へ通い、そのなかでレベルの違った授業を受ける仕組み。つまり、勉強が出来ない子は落第しない限り、ギリギリのレベルを保ってさえ要れば学校にしがみつく事ができるし、頭が良ければHonerクラスや高校にいながらにして大学の単位が取れたりする。

でも、学年が上へ行けば行くほど、周りに流されやすくなるのが実状。とくに男の子。多感な時期に、同じ学校でHonerクラス(上級クラス)と、『とりあえず通ってます』って子達がごちゃまぜになって学ぶ事は難しいとおもう。これはアメリカの教育の短所だと思う。

だから、教育熱心な家庭は子供をプライベートスクールへ通わせるわけだ。NYなんて、プライベートスクールがなかったら大変だと思う。アメリカは健康保険しかり、教育も自分でマネージしないといけないから大変だ。まったくとんでもない国に来てしまったと嘆いてももう遅いっ!しかも、プライベートなんてうちにはムリ!現役大学生が2人いるのに、6年生からプライベート?!間違ってもムリだわ。

…ってことでマグネット。これは眼中になかったんだけど、副校長、「でもね、ここはタダのマグネットじゃないのよ。○○にぴったりなのよ!」

と来たのだ。確かに、この学校初めて知ったんだけど、聞けば聞くほど『息子の為に出来たような学校』でおどろいた。


すみません、この先を一般公開しちゃうと学校がバレちゃうのでアメンバーにします。すいません。