これはよくない。 | sunset diary

これはよくない。

アメリカのCNNはもっぱら、リビア情勢と福島原発の話でもちっきり。

なんともいえないですね、この状況。片方の国では天災に見舞われているってのに、もう片方はドンパチですよ…。溜め息が出るっていうか、やるせないね。


東京消防庁の決死の放水活動も、暗中模索なのはよくわかる。首相が「想定外だから、想定外だから…」って、東電を援護するような話し方にも腹が立つ。

この消火活動を自分の目で確かめたとき、《あの流れる海水は、また海に戻っていくんでしょ?ああやって水を振りまいて、汚染物質を拡散したら、周辺の土壌はもうダメじゃないか!》と、恐怖心が芽生えた。あんな事をして、隊員の被爆を最小限におさえました…といわれても、場当たり的対処しか出来ていない状況に、さらに恐怖心を覚えた。

数日前から、周辺地域から出荷された牛乳や農作物から汚染物質が検出されたという記事を目にした。驚いたのが、出荷していたという事と、専門化が今すぐ体に支障をきたす数値ではないとか、平然と公表している事。国民にパニックを与えるから、過剰に報道しないというのはよく分かる。

しかし、中国からの農作物に《微量ですが放射能が検出されました》とう報道があったとき、皆が買い控えたじゃないか。しかも、輸入自体をシャットアウトしたじゃないか。それを今回に限って、関係機関は《人体に直ぐは支障をきたさない》と堂々と報道し、しかし、出荷先には自粛を促したそうじゃないか。

ドイツに酪農を営んでいる友達がいる。彼女の農家は、チェルノブイリ原発事故の数ヶ月後、すべての牛を処分したそうだ。ドイツも原発保持国で、廃止に向けて代替テクノロジーの開発に力を入れてきたが、結局のところ廃止には至っていない。しかし、国民の核に対する意識と知識は、今の日本国民よりはるかに高かった。

50数基もの原発を持っている先進国の日本のトップが『想定外の地震でした…』で逃げようとする事に怒りを覚える。そして、原爆投下されて、核の恐ろしさを誰よりも一番知っているはずの日本人が、《大丈夫よ大丈夫、と、原発事故から1週間も経った今でも、まだ東京周辺に残っていることに驚きを覚える。

国民性…、といわれればそれまでだし、私みたいに蚊帳の外からやいのやいの言っても、結局自分は日本国にいる身ではない。

でも、パニックを防ごうと、報道をやんわりと言うのはどうかと思う。危ないなら危ないと正直に報道し、逃げるか残るかを決めるのは、国民なんじゃないの?それを、政府が《保証はできないけど、今はとりあえず大丈夫》みたいにはっきり報道しないってところに疑問を感じる。

《大丈夫よ~、専門化が数値は大丈夫って言ってるから。信じるしかないしね~。大丈夫、どうにかおさまるわよ》

って、姉のいやに落ち着いた他力本願(?)に、平和ボケの片鱗を感じた。危機感がないわけじゃないけど、絶対大丈夫って根拠のない確信があるっていうのが私を余計心配にさせる…。

避難や疎開をしてみて、あとで《そんな必要はなかったね。大げさだったよ》って言われてもいいじゃないか。今、日本人の決断力を試されているんじゃないだろうか?あてにならない政府に踊らされて不満や不信感を募らながら耐えるのでなく、自分で決断して行動してみようよ。



これは、私が疑問に思っていた事の答えでした → →