分かってもらいたい。 | sunset diary

分かってもらいたい。

今日は子供が朝から留守だったので、CNNをよく観ていた。原発の状況も、NHKの映像を使って説明したり、アメリカの専門家が賛否両論、問答をしていた。こういう話は、ドイツに居たときにもよく見た光景だ。ドイツはいつも、『わが国の原発は安全を規している。絶対に大丈夫』って、いっつも高みの見物をしていた。アメリカは…原発多いのよね…。ウチの近くにもあるし。これから世界各地で代替エネルギーの開発が急ピッチですすむだろうね。と、募金に話が変わった。

《災害から4日目だが、ハイチ地震やカトリーナのときより募金の集まりが遅いのはなぜ?》

日本は先進国でリッチな国。多国の援助なんてなくても立ち直れる、と思われているのが主な原因だろうと専門家。

確かに、日本は個人の貯蓄率は世界一。イメージはハイチやスマトラ地震の時とは違う・・・という見解も分からないでもない。でも今現在、万単位の人が避難生活を強いられている事と、被災していない人たちでも、計画停電や食糧不足などを強いられている。

この事実を皆に知ってもらわなくちゃと思った。

1 木曜の娘のテニスの時間に、親対抗のfan day(イベント)がある。そのとき、紹介したいと思う。
2 テニスクラブのメンバーへおくられるメールマガジンがあるが、これに告知を入れさせてもらう。
3 近所のブッククラブ(本読みサークル)のメルアドを使い、お知らせする。
4 次男の小学校にも募金を募ってもらう。

これでいこうと思った。

小学校へは明日の朝、直接副校長先生に話をしにいこうと思っているが、メルマガに載せる文を考えて、今日作成してみた。そこへ次男が帰ってきた。すると…

『今日はね、学校で時間があったから自分で地震の被害を調べてみたんだ。でね、津波を知らない子がいるんだよ。今回日本で起こっていることも、笑っている子がいたんだ。あの子達はバカな子達だ(←子ザ・子供の発想)。だから、いろいろ調べて学校のみんなに報告したいんだ。ママのPC貸して』

ときた。

帰りのバスの中で文章を考えたらしく、さっそくそれをワードで打っていた(爆)で、私がチェック。

すると、いつもの様に興奮して誇張している部分が多々あった。しかも、『ママ、津波のイメージ画像を一つ載せたいんだけど、ここに貼り付けてくれる?』といって、グーグルで探し始めた。

『○○、津波や今の日本の事をみんなに分かってもらおうとすることは良い事だと思う。でもね、こういった数字を述べるときは、本当にそれが正しいのか分かってからじゃないと皆に発表してはダメ。まして、こうやって津波の写真を切り抜いて貼り付けるっていうのは、ママは手伝えない。だって、写真を見るだけでとっても悲しいから。貴方はこの報告をするとき、どうやって報告するつもり?TVの報道陣みたいにドラマティックに言うの?ただ興奮して面白半分に誇張して紹介するのだったらママは反対です。
この記事を取り上げてクラスで紹介するのなら、被災者の悲しみを貴方がちゃんと分からなくちゃダメ。あなたはソレができる?』と聞いた。

『…難しいけどママのいう事は分かる。僕は面白半分で言うつもりはない。皆に知ってもらいたいだけなんだよ』と、ちょっと涙がでてきた。あ~あ。

『落ち着いて、真剣に紹介ができるんだったらしなさい』といって、プリントアウトしてあげた。

こりゃ、明日は様子を伺ってこなくちゃだな。彼の発想は良いと思うけど、日本のこの大変な危機をドラマティックに語ってもらいたくはない。子供にはなかなか難しいね…

で、私のテニスクラブや小学校への募金のお願いは、《つもり募金》で行く事に。私は募金ってどうも苦手だったりする。本当にお金が必要としている人の所にいくのか心配だから。ドイツに居たとき、コソボなどへの募金が闇に消えた・・・とかよく合ったから。だから今回も躊躇した。

それと、一回募金したからそれで自己満足、って感じも気になっていた。なので、今回は実行型で、しかも継続型にしてみようかとおもう。これなら常に被災地の方に気を送れると思うのよね。

週末から我が家で始めたんだけど、外食した《つもり》で、赤十字に$10づつ募金を始めた、まだ2回しかしていませんケドね(汗)今は夫が留守なので、いつもならテイクアウトに走っている週末だけど、《つもり》で募金して、冷蔵庫にあった幾つもの残り物を食べてごまかした(爆)

この募金方法、ケイタイから#90999にテキスト(メッセージ)を入れると、《募金$10ですね?OKならばYesと入力してください》と確認の返事がくる。で、返信すると、ケイタイのサーバーから$10が赤十字に寄付されるしくみ。

ウチのケイタイのサーバーはAT&Tなので、本当に全額が寄付されるのか問い合わせしてみた。ほら、10セントは手数料として差し引きます!とかありそうじゃないですか…。
大丈夫、ちゃんと全額寄付に回るそうだ。安心安心。するとオペレーターーの女性、電話を切るときに…

『今回の日本の大惨事へお悔やみ申しあげます…。そして、当社をご利用くださって有難うございます』と、丁寧な言葉が帰ってきた。彼女のその自然な言い方に、思いがけずホロっとさせられた


分かっている人は分かっているんだよね。