lost in translation
最近、Netflixという、《映画のストリーミングし放題》というサービスを始めてみた。夜のテニスTV観戦も落ち着いてきたし(=自粛とも言う)、やっぱり夜は夫と一緒に居てあげないといけないかと…(爆)
ドイツでの映画館は、すべてがドイツ語吹き替え版だった。よくDVDを後から買って、吹き替え抜きのオリジナルで見返していたのだが、先月Netflixを始めてからは、オリジナルを見過ごしてたものをセレクトしていこうかと思っている。
(※娘は自分のPCにて、気分に寄ってストリーミングして楽しんでいるが、私と夫は、ほぼ2,3日に一本の割合で送られてくるDVDを楽しみにする形をとっている。じゃないとTV漬けになってしまうから。因みに映画はいくらでも見放題で《ストリーミングは一日何回でも可。DVDは一本づつ貸し出しされる》、月々$9弱ってのはお得だと思う)
最近観てバカウケだったものを一つ。
・Lost in Translation ・
コレ公開当時、ドイツではかなり話題になりましたよ、ね?日本ではどうだったんだろう?夫はまだ観た事がなく、猛烈バカウケ。涙流して観ていました。自分の体験ともかぶっちゃって、涙ながらにあれこれ思い出に浸っていましたから。
では、ハイライトを幾つかご紹介。
--こんなの、夫はいくつ経験したんだろうか?彼は笑い転げていた。
--このキラキラしたスタジオセットにテンションの高さは日本独特。妙に懐かしくて、私が笑い転げた(爆)因みに、映画では半分カットされてます。
--これも最高!RipをLipと発音しているのも、ありえる間違いで笑える。実におかしい~(‐^▽^‐)
とても特徴をよく捉えていますね。監督・コッポラ女史、すばらしい。スカーレット・ヨハンソンもとっても美しくて色っぽい!
・ではここで、夫の初来日(バブル経済真っ只中)の失敗話を一つ。
品川プリンスに降り立ったとき、チェックインを手伝ってくれたボーイへのチップとして、後で気づいたら、一万円あげていた事。ボーイさんはびっくりしていたらしいが、本人はまったく円の換算を勘違いしていたらしい…。しばらくして、会社の同僚に『日本はチップの習慣は無いし、ましてや1万円はないよ!』と教わった。
・では、私の通訳側としての困った話を一つ。
《あるワークショップの最終日打ち上げパーティー@ドイツ側のお偉いさんもいっぱい会場》@ミュンヘン
日本側の10人くらいの内の一人Aさんが、お酒が入ると寝てしまう人だった。毎晩、ワークショップ後の夕飯には、ドイツ側の関係者2人も参加していたが、毎晩ビールを一口飲むとスーっと寝てしまうAさんを不思議がっていた。
私:「彼、時差で疲れているんだと思いますよ…。」とフォロー(ウソ?)していたが、実は違っていた。
Aさん曰く、『僕は営業だし、こういう場で出されたお酒は拒むものではないから。しかし、僕はアルコールが苦手なんです!』
これは困った。この会社はドイツの大手企業で、Aさんは日本支社の若手。お~い、外資系に勤めておきながら、日本の習慣持ち込んじゃいけないよ~~!
ドイツ側の関係者2人は、毎晩の彼の行動を見るに見かね、私に言ってきた。
『彼、どうでもいいけど、最後の打ち上げパーティーの時にアレやったら、どうなるか分からないよ…』と、私へ彼への忠告を求めてきた。(※ドイツ側のお偉いさん方の前でアレをやったらとっても失礼だから)
困った。彼がしらふの時にもう一度言ってみたが、冗談なんだか本気なんだが、『いやぁ、やっぱり飲まないといけないでしょう~』の一点張り。
なので、彼の上司B(日本側)に、言ってみた。彼はAの事を知っていたので、当日は隣りに座ってもらい、Aにはビールに手を出さないようにしてもらった。(=通訳は根回しも仕事のうち・爆)
しかし、彼は最後にはとうとうビールを口にしてしまい、案の定、席の一角にもたれて眠りこけてしまった…。こらぁ~~
私は、私の隣りにいたドイツ側のボスの冷ややかな顔を、今も忘れられない(怖)
・・・・・・・
日本だと仕事の後の一杯は、上司と部下が飲みにいってグチを吐く…とか考えられるが、ドイツではそれは決してありえない!
たとえば仕事の後の打ち上げパーティーがあったとしても、それはすべてがビジネスにつながっている。会話が社交性を帯びたものに変わる事はあっても、素をだしたりはしない。同僚は同僚であって、友達や家族ではないから。
昼間のビジネス通訳は予習も聞くし、驚く事は滅多にないが、こうやって同じメンバーでの社交の通訳は機転を利かさなくてはいけなくて、自分がお酒を飲む暇はなかった(笑)。紅一点の場合も多かったし、学歴がしっかりした日本人のおっちゃんの下ネタをドイツ人に訳す…、なんてのもあった。
子持ちの30代女性が、平気な顔して下ネタを品よく(?)訳して尊敬されるか、それとも一歩引かれるか、これほど彼らを一気に私の口に集中させ、自らのアドレナリンを炸裂させられる仕事は他にはないだろう(爆)
ロスト イン トランスレーション。ご覧になっていない方、とにかくおススメです(;^_^A
ドイツでの映画館は、すべてがドイツ語吹き替え版だった。よくDVDを後から買って、吹き替え抜きのオリジナルで見返していたのだが、先月Netflixを始めてからは、オリジナルを見過ごしてたものをセレクトしていこうかと思っている。
(※娘は自分のPCにて、気分に寄ってストリーミングして楽しんでいるが、私と夫は、ほぼ2,3日に一本の割合で送られてくるDVDを楽しみにする形をとっている。じゃないとTV漬けになってしまうから。因みに映画はいくらでも見放題で《ストリーミングは一日何回でも可。DVDは一本づつ貸し出しされる》、月々$9弱ってのはお得だと思う)
最近観てバカウケだったものを一つ。
・Lost in Translation ・
コレ公開当時、ドイツではかなり話題になりましたよ、ね?日本ではどうだったんだろう?夫はまだ観た事がなく、猛烈バカウケ。涙流して観ていました。自分の体験ともかぶっちゃって、涙ながらにあれこれ思い出に浸っていましたから。
では、ハイライトを幾つかご紹介。
--こんなの、夫はいくつ経験したんだろうか?彼は笑い転げていた。
--このキラキラしたスタジオセットにテンションの高さは日本独特。妙に懐かしくて、私が笑い転げた(爆)因みに、映画では半分カットされてます。
--これも最高!RipをLipと発音しているのも、ありえる間違いで笑える。実におかしい~(‐^▽^‐)
とても特徴をよく捉えていますね。監督・コッポラ女史、すばらしい。スカーレット・ヨハンソンもとっても美しくて色っぽい!
・ではここで、夫の初来日(バブル経済真っ只中)の失敗話を一つ。
品川プリンスに降り立ったとき、チェックインを手伝ってくれたボーイへのチップとして、後で気づいたら、一万円あげていた事。ボーイさんはびっくりしていたらしいが、本人はまったく円の換算を勘違いしていたらしい…。しばらくして、会社の同僚に『日本はチップの習慣は無いし、ましてや1万円はないよ!』と教わった。
・では、私の通訳側としての困った話を一つ。
《あるワークショップの最終日打ち上げパーティー@ドイツ側のお偉いさんもいっぱい会場》@ミュンヘン
日本側の10人くらいの内の一人Aさんが、お酒が入ると寝てしまう人だった。毎晩、ワークショップ後の夕飯には、ドイツ側の関係者2人も参加していたが、毎晩ビールを一口飲むとスーっと寝てしまうAさんを不思議がっていた。
私:「彼、時差で疲れているんだと思いますよ…。」とフォロー(ウソ?)していたが、実は違っていた。
Aさん曰く、『僕は営業だし、こういう場で出されたお酒は拒むものではないから。しかし、僕はアルコールが苦手なんです!』
これは困った。この会社はドイツの大手企業で、Aさんは日本支社の若手。お~い、外資系に勤めておきながら、日本の習慣持ち込んじゃいけないよ~~!
ドイツ側の関係者2人は、毎晩の彼の行動を見るに見かね、私に言ってきた。
『彼、どうでもいいけど、最後の打ち上げパーティーの時にアレやったら、どうなるか分からないよ…』と、私へ彼への忠告を求めてきた。(※ドイツ側のお偉いさん方の前でアレをやったらとっても失礼だから)
困った。彼がしらふの時にもう一度言ってみたが、冗談なんだか本気なんだが、『いやぁ、やっぱり飲まないといけないでしょう~』の一点張り。
なので、彼の上司B(日本側)に、言ってみた。彼はAの事を知っていたので、当日は隣りに座ってもらい、Aにはビールに手を出さないようにしてもらった。(=通訳は根回しも仕事のうち・爆)
しかし、彼は最後にはとうとうビールを口にしてしまい、案の定、席の一角にもたれて眠りこけてしまった…。こらぁ~~
私は、私の隣りにいたドイツ側のボスの冷ややかな顔を、今も忘れられない(怖)
・・・・・・・
日本だと仕事の後の一杯は、上司と部下が飲みにいってグチを吐く…とか考えられるが、ドイツではそれは決してありえない!
たとえば仕事の後の打ち上げパーティーがあったとしても、それはすべてがビジネスにつながっている。会話が社交性を帯びたものに変わる事はあっても、素をだしたりはしない。同僚は同僚であって、友達や家族ではないから。
昼間のビジネス通訳は予習も聞くし、驚く事は滅多にないが、こうやって同じメンバーでの社交の通訳は機転を利かさなくてはいけなくて、自分がお酒を飲む暇はなかった(笑)。紅一点の場合も多かったし、学歴がしっかりした日本人のおっちゃんの下ネタをドイツ人に訳す…、なんてのもあった。
子持ちの30代女性が、平気な顔して下ネタを品よく(?)訳して尊敬されるか、それとも一歩引かれるか、これほど彼らを一気に私の口に集中させ、自らのアドレナリンを炸裂させられる仕事は他にはないだろう(爆)
ロスト イン トランスレーション。ご覧になっていない方、とにかくおススメです(;^_^A