口出しできないこの辛さ | sunset diary

口出しできないこの辛さ

一昨日からどど~んと春の陽気のNC。昨日(土曜)の午後は、次男にとって2度目の公式トーナメントでした。

初めての時、何がなんだか分からず参加し、それゆえ3位のトロフィーを貰った…という経緯がありますが、2度目というのはどうしても気が緩むんですよね。


で、昨日は初めから「今日は1位の大きなトロフィーが欲しい!」とか、なめくさってましたが、だいたい、トーナメントにお金を払って出てくる子なんて(参加費$13)、皆すごいに決まっているわけで、そう簡単に取れっこないんです。

・あのね、そうやって簡単に取れるって思わないの。どの試合も一球一球大事に打つのよ
・相手を見るんじゃなくて、ボールをラケットに当てる瞬間をよ~く見るのよ
・サーブに入るとき、落ち着いて、大事にうつこと

などなど、会場に向かうまでの車の中で言って聞かせましたが、彼は車に揺られてすっかり爆睡( ̄_ ̄ i)。会場に着き、起こしたときは既にこれらすべてを忘れたようです…。

第1試合:ストレート負け。

・あれよあれよという間に2セット終わり。(1セット7ポイントまで)相手は次男より頭一つくらい大きい子で、サーブからして叩き込まれてボールが浮いてしまった。とにかく相手が強すぎた。

第2試合: 勝った。

・1セット目を圧して取り、それにすっかり気を良くした彼は、まるっきり気の入らないチャラチャラしたプレーで、2セット目を0-7であっさりと逆転される。0-7だって…(爆) ファイナルセットでなんとか挽回してこのゲームを取る。本人、このゲームで『集中力が大事』ってことを痛感。

第三試合:勝った。

・どうしてもトロフィーが欲しい(笑)彼は、ラウンドロビンのこの試合は落とせなかったので、集中力が倍増。攻めて攻めてストレートで勝った。ベスト16に進む。

第4試合。 負け

・この試合がすごかった。相手はなんとまだ5歳のちいさな子だったが、すっごいサーブととにかくボール感覚に優れた子だった。あぁいう子を天才と呼ぶのだろう。どんなボールもとるし、「ここだっ!」って時は前にでてきた。しかし、次男も負けずにがんばった。驚いたのが、次男はそれまで私の事を何度もチラチラ見ながらプレーしていたのに、ある時から見なくなり、ゲームを仕掛けるようになった。

それまでは、とにかくボールを凌ぐのに精一杯で、どうしていいか分からない状態だったのに、いつものように、ネット前にでてボレーをし始めたのだ(※彼は走りまわるより、ボレーが大好き)

相手も負けずにボレーでくるから、どっちが始めにミスするかの連続。あの集中力は2人ともすばらしかった。結局次男が負けたんだけど、本人も満足の試合だったようだ。

練習とは違って、コーチも親も誰も声を掛けられない公式戦。一人で舞台に立つのはさぞ怖いだろうと思った。試合がすべて終わった次男、

ママみた?僕のボレー。心臓がドキドキしちゃって、自分でも聞こえたくらいだったよ!

と、あいかわらセリフが大げさなんだけど、怖がらずに作戦を変えられたってのはすばらしいと思った。トロフィーがもらえなかったのはとっても残念だったけど、試合後はその事を一切口にしなくなったのはいいことだと思う。あれを貰う事はとっても大変な事なんだって、自分で悟ったことが一番の収穫だったと思う。

それにしても、サッカーと違って、見ている親が声を掛けられないのって辛い。明らかに子供が苦しんでいるのが分かるのに、それに口出しが出来ないのも辛い…。サッカーって、「go and get it! It's yours! shoooot! 」などなど、とにかく親が口出しするスポーツだけど、テニスって怒鳴れないっ!この、「喜びや怒りを人と分かち合えない」が理由で長男はテニスから降りたんだけど、次男はいつまで続くかな…

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試合後、最後にプレーした5歳の男の子のお父さんに声をかけられた。次男のアグレッシブなスタイルを気に入ってくれたらしく、是非ウチの子と一緒にテニスの練習をしませんか?と聞かれた。。お互いケイタイ番号を交換したので、来週末にでもどこか近いコートであって遊ばせてみる約束をした。さて、どうなるかな?