不意打ちを喰らう
今日はちょっと母親っぽい体験を書いてみます。長文でスミマセン。
先週の出来事です。
友達とその娘と私の3人で、ちょっとそこまで買い物に行きました。他の子達は家で留守番です。30分位して戻ってくると、車の中からシャンデールの家の次男、ジョシュアがママになだめられているのが目に入りました。すると、そのお父さんが私の車を目掛けて駆け寄りました。私は慌てて車を止めて窓を降ろすと、
「I need to talk to you. Would you came here for a second? Thank you.」-話があるんだけど、ちょっとこっちに来てくれないかな といわれました。…正に不意打ちです。
隣りに座るギゼラ「Mein Gott!-オーマイガッ!きっとウチのローレンツ(息子)のせいだわ!」と焦りまくり(苦笑)「そんな事ないよ、きっとウチのが何かしたんだよ…」と、一応返事して、内心ドキドキで車を我が家の前に止めて、渋々あちらに出向きました。
デカイ(ハンプティダンプティ並)デリック(父親)は私に凄い剣幕で「○○(次男)がウチのジョシュアを突き飛ばしたんだ!小さい子を突き飛ばすなんておかしい。僕も○○に直接言ったけど、ちゃんとそっちでも話しておいてくれ!」とバーンという勢いでまくし立てられました。コエ~~
何がなんだか分からんけど、ここで直ぐに平謝りしない私は
ドイツ暮らしが長いせいか???
「突き飛ばしたのはゴメンなさい。しかし、見てない私は状況が分からないので、そのところウチの○○に聞いてきてもいいかしら?」といい、その場を後にしました。我が家に戻り、ガレージに入ると、次男はおお泣きしています。その隣りでローレンツやギゼラ、ウチの子達も緊張した面持ち…。泣きじゃくる次男に状況を聞くと、
「今週はローレンツがいるから君達とは遊べないんだ。彼は土曜に帰るから、日曜なら遊べる」とノアとジョシュアに伝えると、日曜は遊べない。今日じゃないといけないんだ!と下のジョシュアが食い下がってきたそうです。
「遊べないものは仕方が無い」と次男がいうと、ジョシュアが意地悪だとかそんなのおかしいとかまくし立てたらしく、息子は突き飛ばしたらしいです…。それを2軒先に住んでいる父親が見ていて駆けつけたんですね。遠くから怒鳴られ、面と向かってハンプティダンプティに怒られ、ウチの息子は鼻水垂らして泣きじゃくっていました。
「遊べないって言ってるのに意地悪だって言われて、僕はどうすりゃいいんだよ?」という言い分です。
泣きじゃくる息子を連れ、デリックのところに出向きました。その旨息子に自ら説明させ、私は続いて…
「確かに突き飛ばしたのは彼が悪い。しかしそれには原因がある。それはジョシュアに聞きましたか?言わせて貰えば、いつもジョシュアは大人に言いつけたり人の事をProvocat(挑発?)したりする。挑発しておいて、泣きわめき、いつもお兄ちゃんのノアやウチの○○が叱られ、また私も叱らなければならない状況に置かれる。今回、ウチの子が突き飛ばした事は誤ります。しかし、そっちもジョシュアとその辺をよく話し合っうべきだと思います」と
言っちゃった~!
隣りでシャンデールはモジモジして聞いていて、デリックは車をいじりながら人の話を聞いていて、「ヲイ、人を呼びつけておいて、顔を合わせないってどういうこと?????」と思いましたが、デリックは「分かった。ジョシュアと話してみる」といい、ウチの息子に「Come on! Dont't cry」といって抱きしめていました。
「ヲイ、人の子を叱って泣かしておきながら、今度はハグかよ…」--こ、これ、私の心の声ね。
さっさとその場を引き上げ、我が家に戻りました。皆心配して、キッチンで会議している最中でした(笑)状況は一緒にいたローレンツから聞いていたそうで、なんとなく把握していた我が家の人々。保母さんのギゼラは…
「父親は感情で子供を怒ったんだね。言い聞かせたんじゃなくて、どうも怒りまくっただけみたいだし。あれじゃ恐怖心を抱かせるだけで、かえって逆効果だよ。しかも、その親を呼びつけて、事を大きくしている。突き飛ばすのは子供の世界、日常茶飯事だよ。やるほうも悪いけど、大概の場合、それには理由があるからね。それを聞かないで怒鳴りつけるのは子供な親だよ。こういうのって、必ず父親がおかすんだよね。母親って、普通もっとディプロマティックだからね」と、私を落ち着かせてくれました。
実は私にはもう一つ、彼らに言いたかった事もあったのですが、これはいいませんでした。それは、
7歳のノアは、5歳のジョシュアをいつも一緒に遊びに連れて行かなくちゃいけない事。ウチの次男もノアも、近所の大きなお兄ちゃん達と遊びたいのですが、ジョシュアがこれについて来れない、もしくは中心になれずに泣き喚き、デリックに「あのワイルドな子供達のところには行くな。こっちで遊べ!」と引き戻される事です。今までは次男もノアもそれに答えていましたが、私の次男はジョシュアのせいで他の子と遊べない事に、最近不満を覚え始めました。
兄弟2人で遊びに行かせられれば、親の方はラクですからね。これははっきり言って親の怠慢だと思います。下の子にも友達を作ってあげればいいのに、上にくっ付けていつまでも遊ばせておくと、今度は上の子と遊ぶ子が居なくなってしまうんですけどね。これって、ドイツに居たときの周りのお母さん達ともよく話題に登った事です。もちろん、これがいけないと言っているのではありません。そうするのであれば、下の子は上の子達のいうことを聞かなければいけないし、上の子は下の子を考慮することを教えればいいのです。デリック達はこれをしていないのです。
さすがにこの事は「あんた何様?」となってしまうので言いませんでしたが、「ノア(お兄ちゃん)が可哀想だ」とは言ったので、さりげなく言ってしまったかもしれません…。その辺、私も冷静になって考えてみると、大人気なかったかな…と思っていると、シャンデールがジョシュアとウチにやって来ました。
「さっきはゴメンなさい。事の成り行きをジョシュアが私達に言わなかったから…。ほらジョシュア、あなたもSchatziに誤りなさい」とジョシュアに誤らせたのです。私は正直、びっくりしました。なんで怒った張本人の父親じゃなくて、母親が来るの?、とね。
誤るのは本来、この子達ではなく、父親のデリックだと思ったからです。突き飛ばされた時に、どうして2人に状況を聞かなかったのか。それをとっさに人の子を怒鳴って泣かせて親を呼びつけ、事を大きくして誤らなければいけないのは、父親だと思いませんか?なんだか馬鹿らしくなって、
「シャンデール、この事は忘れましょう。もうこれ以上誤り大会になるのはよくないと思うよ。突き飛ばしたのも悪いし、挑発したほうも悪い。こんな事、これからも沢山あると思うよ。さぁ終わり!帰った帰った♪」と終わらせました。
しかし、我が家では終わってないんだな、これが(笑)娘が帰ってきてからも、夫が帰ってきてからも、ギゼラと2人で出かけた夜ご飯の席でも蒸し返される「突き飛ばし事件」。結局ギゼラの
どの国も、どの時代も、ディプロマティックなのは女の方だよね
で、幕は引かれたのでした。「この話、面白いからドイツに土産に持って帰るよ。Schatziはアメリカで、私達と同じように戦ってるって皆に言っとくよ・笑」と言われました。
子育ての大変さって、体力を要求される事は、実はそれほど大変でなく、こういう不意打ちに決断を迫られる事なんじゃないかと思います。私の母からはよく『子宮で判断するな』と言われました(苦笑)ヒステリーにならず、一回よく考えてから言葉を発しなさいという意味でしょうか。
じゃぁ、怒鳴ったデリックは一体どこで判断したんだろう?
…でかいお腹だな。
先週の出来事です。
友達とその娘と私の3人で、ちょっとそこまで買い物に行きました。他の子達は家で留守番です。30分位して戻ってくると、車の中からシャンデールの家の次男、ジョシュアがママになだめられているのが目に入りました。すると、そのお父さんが私の車を目掛けて駆け寄りました。私は慌てて車を止めて窓を降ろすと、
「I need to talk to you. Would you came here for a second? Thank you.」-話があるんだけど、ちょっとこっちに来てくれないかな といわれました。…正に不意打ちです。
隣りに座るギゼラ「Mein Gott!-オーマイガッ!きっとウチのローレンツ(息子)のせいだわ!」と焦りまくり(苦笑)「そんな事ないよ、きっとウチのが何かしたんだよ…」と、一応返事して、内心ドキドキで車を我が家の前に止めて、渋々あちらに出向きました。
デカイ(ハンプティダンプティ並)デリック(父親)は私に凄い剣幕で「○○(次男)がウチのジョシュアを突き飛ばしたんだ!小さい子を突き飛ばすなんておかしい。僕も○○に直接言ったけど、ちゃんとそっちでも話しておいてくれ!」とバーンという勢いでまくし立てられました。コエ~~
何がなんだか分からんけど、ここで直ぐに平謝りしない私は
ドイツ暮らしが長いせいか???
「突き飛ばしたのはゴメンなさい。しかし、見てない私は状況が分からないので、そのところウチの○○に聞いてきてもいいかしら?」といい、その場を後にしました。我が家に戻り、ガレージに入ると、次男はおお泣きしています。その隣りでローレンツやギゼラ、ウチの子達も緊張した面持ち…。泣きじゃくる次男に状況を聞くと、
「今週はローレンツがいるから君達とは遊べないんだ。彼は土曜に帰るから、日曜なら遊べる」とノアとジョシュアに伝えると、日曜は遊べない。今日じゃないといけないんだ!と下のジョシュアが食い下がってきたそうです。
「遊べないものは仕方が無い」と次男がいうと、ジョシュアが意地悪だとかそんなのおかしいとかまくし立てたらしく、息子は突き飛ばしたらしいです…。それを2軒先に住んでいる父親が見ていて駆けつけたんですね。遠くから怒鳴られ、面と向かってハンプティダンプティに怒られ、ウチの息子は鼻水垂らして泣きじゃくっていました。
「遊べないって言ってるのに意地悪だって言われて、僕はどうすりゃいいんだよ?」という言い分です。
泣きじゃくる息子を連れ、デリックのところに出向きました。その旨息子に自ら説明させ、私は続いて…
「確かに突き飛ばしたのは彼が悪い。しかしそれには原因がある。それはジョシュアに聞きましたか?言わせて貰えば、いつもジョシュアは大人に言いつけたり人の事をProvocat(挑発?)したりする。挑発しておいて、泣きわめき、いつもお兄ちゃんのノアやウチの○○が叱られ、また私も叱らなければならない状況に置かれる。今回、ウチの子が突き飛ばした事は誤ります。しかし、そっちもジョシュアとその辺をよく話し合っうべきだと思います」と
言っちゃった~!
隣りでシャンデールはモジモジして聞いていて、デリックは車をいじりながら人の話を聞いていて、「ヲイ、人を呼びつけておいて、顔を合わせないってどういうこと?????」と思いましたが、デリックは「分かった。ジョシュアと話してみる」といい、ウチの息子に「Come on! Dont't cry」といって抱きしめていました。
「ヲイ、人の子を叱って泣かしておきながら、今度はハグかよ…」--こ、これ、私の心の声ね。
さっさとその場を引き上げ、我が家に戻りました。皆心配して、キッチンで会議している最中でした(笑)状況は一緒にいたローレンツから聞いていたそうで、なんとなく把握していた我が家の人々。保母さんのギゼラは…
「父親は感情で子供を怒ったんだね。言い聞かせたんじゃなくて、どうも怒りまくっただけみたいだし。あれじゃ恐怖心を抱かせるだけで、かえって逆効果だよ。しかも、その親を呼びつけて、事を大きくしている。突き飛ばすのは子供の世界、日常茶飯事だよ。やるほうも悪いけど、大概の場合、それには理由があるからね。それを聞かないで怒鳴りつけるのは子供な親だよ。こういうのって、必ず父親がおかすんだよね。母親って、普通もっとディプロマティックだからね」と、私を落ち着かせてくれました。
実は私にはもう一つ、彼らに言いたかった事もあったのですが、これはいいませんでした。それは、
7歳のノアは、5歳のジョシュアをいつも一緒に遊びに連れて行かなくちゃいけない事。ウチの次男もノアも、近所の大きなお兄ちゃん達と遊びたいのですが、ジョシュアがこれについて来れない、もしくは中心になれずに泣き喚き、デリックに「あのワイルドな子供達のところには行くな。こっちで遊べ!」と引き戻される事です。今までは次男もノアもそれに答えていましたが、私の次男はジョシュアのせいで他の子と遊べない事に、最近不満を覚え始めました。
兄弟2人で遊びに行かせられれば、親の方はラクですからね。これははっきり言って親の怠慢だと思います。下の子にも友達を作ってあげればいいのに、上にくっ付けていつまでも遊ばせておくと、今度は上の子と遊ぶ子が居なくなってしまうんですけどね。これって、ドイツに居たときの周りのお母さん達ともよく話題に登った事です。もちろん、これがいけないと言っているのではありません。そうするのであれば、下の子は上の子達のいうことを聞かなければいけないし、上の子は下の子を考慮することを教えればいいのです。デリック達はこれをしていないのです。
さすがにこの事は「あんた何様?」となってしまうので言いませんでしたが、「ノア(お兄ちゃん)が可哀想だ」とは言ったので、さりげなく言ってしまったかもしれません…。その辺、私も冷静になって考えてみると、大人気なかったかな…と思っていると、シャンデールがジョシュアとウチにやって来ました。
「さっきはゴメンなさい。事の成り行きをジョシュアが私達に言わなかったから…。ほらジョシュア、あなたもSchatziに誤りなさい」とジョシュアに誤らせたのです。私は正直、びっくりしました。なんで怒った張本人の父親じゃなくて、母親が来るの?、とね。
誤るのは本来、この子達ではなく、父親のデリックだと思ったからです。突き飛ばされた時に、どうして2人に状況を聞かなかったのか。それをとっさに人の子を怒鳴って泣かせて親を呼びつけ、事を大きくして誤らなければいけないのは、父親だと思いませんか?なんだか馬鹿らしくなって、
「シャンデール、この事は忘れましょう。もうこれ以上誤り大会になるのはよくないと思うよ。突き飛ばしたのも悪いし、挑発したほうも悪い。こんな事、これからも沢山あると思うよ。さぁ終わり!帰った帰った♪」と終わらせました。
しかし、我が家では終わってないんだな、これが(笑)娘が帰ってきてからも、夫が帰ってきてからも、ギゼラと2人で出かけた夜ご飯の席でも蒸し返される「突き飛ばし事件」。結局ギゼラの
どの国も、どの時代も、ディプロマティックなのは女の方だよね
で、幕は引かれたのでした。「この話、面白いからドイツに土産に持って帰るよ。Schatziはアメリカで、私達と同じように戦ってるって皆に言っとくよ・笑」と言われました。
子育ての大変さって、体力を要求される事は、実はそれほど大変でなく、こういう不意打ちに決断を迫られる事なんじゃないかと思います。私の母からはよく『子宮で判断するな』と言われました(苦笑)ヒステリーにならず、一回よく考えてから言葉を発しなさいという意味でしょうか。
じゃぁ、怒鳴ったデリックは一体どこで判断したんだろう?
…でかいお腹だな。