燃え尽き症候群 | sunset diary

燃え尽き症候群

月曜まで夏日だったNC。今日は今現在、3℃よ、3℃!雨振ってるし、夕方の次男のテニスの試合、中止だわ…。

その次男、一昨日から、声変わり?と思うほど、声がガラガラでした。昨日はあまりにも辛そうなので、学校は休ませました。夜中、Rosさんとチャットして、遅くにベッドに入ったら、彼の襲撃に…。母は夜更かしするものではないですね…。

しかし、昨日休ませて、大声も出さなかったおかげで、今日は良くなり、学校に行きました。こんなに気温が上下したらば、誰だって風邪引くわ…。

さて、我が家のお兄ちゃん、この夏、ハイスクールを卒業予定です。あなた、まだ卒業してなかったんだっけ?と突っ込みたいほど、なんだか延々と学校に通っている気がする母です。

去年の秋、彼の人生のすべてだった「サッカーシーズン」が幕を閉じました。この辺りから、腑抜け状態になり、成績も、まっさかさまに落ちました。ア~レ~、というほど見事に…。前にも書いたと思いますが、アメリカの成績って、オンラインで毎週Updateできるのです。どの教科の、どこが悪いのか見てみると、提出物を出していないのが一目瞭然。テストでA、B を取っても、宿題が出ていないのは、単なる『ナマケ』、彼が悪いのです。提出物0のせいで、成績が落ちたのです。

心の支えのサッカーが終わり、失恋したり(たぶん)、スピード違反で捕まったり…が一気に重なり、それはそれは、「心ここにあらず」の、Burnout(燃え尽き)シンドロームに掛かっていました。クリスマス休暇に入るときに、夫と一緒に数学の先生に話しに行ったり、休み明けには、学校のカウンセラーの先生と話合いもしました。彼曰く…


『普通の17歳位だと、早く高校を卒業して、カレッジに行き、もしくは海外に出る夢を見るもの。親から離れる事にとってもウキウキするはず。しかし、○○(息子)の場合、海外を3つ経験しているし、今の彼は変化を求めてはいない。カレッジ以上で経験するはずの事を、彼はもうすべてしてしまったんですよ。人間関係の術も、彼は十分習得してしまった。NCのカレッジに行くか、ドイツの大学に行くか決めかね、彼には選択が余りにもありすぎて、目が回り、そこにいろんな事が起こって今、彼が脱力感に襲われているのは、しょうがない事だと思います。もう少し、彼に自由に考える、もがく時間を与えてあげましょう。お母さんお父さんは、親として出来る事を家でしていればいいのです。毅然としていてください…』とカウンセリングされました。

私は「こういうものか」と、長男を理解しようと努めました。学校の事は、一切口にしない努力をしました。部屋が汚かろうが、そのままにする事にしました。始めはあれこれ言いそうになりましたが、その内なれてきて、コントロールできるようになりましたが、大変だったのは、夫の方でした。

彼はいつだって息子と取っ組み合いの精神で、どんなに忙しくてもしっかりと父親の務めを果たしていた人です。今だって、長男にとって、父親はベストです。しかし、夫には息子が18歳にもなって、自分の将来をしっかりと見つめられない事に、ショックを受けたのです。「僕が18歳だった時は…」や、「あいつはこんな弱い男だったのか」と、事ある毎に、自分と比べていました。

私は、「あなたは、17歳までに、彼の様な民族大移動を2度も経験した?17歳でアメリカくんだりまで連れてこられて、自分からサッカーに喰らい付き、勉強もそこそこがんばった。国に言葉に、学校に馴染もうとがんばった。私は今の彼のジレンマが分かる気がするよ」と、夫と週末はよく話し合いました。

そして、息子はそんな父の気持ちを察知して、彼なりに悩んでいるのも、私は感じました。ここで息子はどうでるか、彼はもう一度、立ち上がることが出来るのか、『待つ母』を演じるのは辛かった~~。

すると、2月の頭の新学期から、彼の態度が少しずつ変化しだしました。

当たり前の事なのですが、学校から帰って来ると、かばんをもって入って来るようになりました(笑)それまで3ヶ月ほど、かばんは車のトランクに入れっぱなし=宿題ってなんですか?状態。まったく眼中になかったのですが、彼曰く「これからは、家に帰ってきて、宿題をしてから外に出る!」事にしたそうです。もちろん、週末は友達とツルむのは諦められません(苦笑)

ヲイ、それって…、と思いましたが、ここでも私はノーコメント。普段なら、「宿題って最低限の事じゃない?」って、口を突いていたところですが、何も言わないモンね~。そして、ここ数週間、成績が見る見るうちにうなぎ登り。私と夫は水曜日、彼のカウンセラーと、こっそり「その後どうですか?」と、面談して来ました。

これからも、息子が助言を求めてきたら答える、援助するスタンスでいるつもりですが、やはり彼には自分で進路、学校、国を決めてもらいたいです。

ウチの夫は「ホテル王」でも、「スターサッカー選手」でもありませんが、男の子にとって、父親と同じ様な仕事がしたい、または、父親を越えたいと思っていたことが、実は簡単に出来ることではない…、と壁にぶつかる時があるのだと思います。毎日楽しいことばかりではないですしね。


ガッツだけはある子なので、この問題も、自分で乗り越えて欲しいです。