娘の婦人科検診と子宮頸がん予防ワクチン
先月のとある月曜日、娘を婦人科に連れて行きました。
夫の母は子宮がん、その母親は乳がんでそれぞれ他界しています。義母は高齢でしたが、その母は若くして亡くなっています。私の家系には一人もがん患者がいないのですが、私の娘はどこで情報を掴んでくるのか、『ガンは絶対孫に遺伝する。次は私だ…』と、事ある毎にうろたえています。
足が痛い→骨肉腫だ。のどが痛い→喉頭ガンだ…、という感じで、病的に神経質です。
去年のいつ頃からか、胸が痛い…と訴え始めました。排卵日辺りに胸が張ってくるアレです。女性ならお分かりの痛みだと思います。私も『いい?よく痛みを観察してごらん。いつも痛いんじゃなくて、たまにでしょ?』と、何ヶ月かの間、このような会話を繰り返していました。その内、『私は乳がんじゃないか』と、いつもの様にエスカレートしてきたので、これは私が幾ら言ってもダメだ、専門家の出番!ということで、婦人科の予約を取りました。ドイツで育っている娘は、『別に男の先生でも構わない』と言いましたが、ドイツの男の先生ならいいけれど、アメリカ人の男の婦人科医を若い娘に…というのは、こちらがなんとなく引けたので(?)、彼女には女医さんを探しました。
結果、やはり何でもありませんでした。痛みがあったり消えたりするのはガンではなく、ホルモンの関係であることを伝えてくれました。私は横で話を聞いていましたが、じっくりと時間をかけて女性の体の仕組み、体内の変化、気持ちの変化についてもレクチャーしてくれました。やはり女性にお願いして正解でした。
そして、スポーツをする時はスポーツブラをする様にと言われていました。大胸筋が弱いから、テニスをするときは絶対にスポーツブラで抑える事を注意されていました。彼女は私と違って、いい体してるから、お母さんは気付かなかったわ。胸が大きい人は大変なのね(笑)
お次は血液検査の結果発表。彼女は貧血気味でした。ヘモグロビン値は11%が正常ですが、私の妊娠中と同じに9%しかありませんでした。だから疲れやすい、週末はいつまでも寝ている…という現象が起きていました。鉄剤を飲むと便秘をするので、少ない成分の鉄剤購入を勧められ、もっと血の多い肉を食べるように言われました。そういえば、アメリカに来てから黒パンを食べる回数も減ったし(ナッツが入っていました)、牛肉などの赤身は滅多に食べなくなりました。食生活の改善をしなくては…と、これは私への警告でした。
そして最後に私からの質問。これは子宮頸がんの予防ワクチン、Gardasilについて。ドイツでも近年耳にしていたこのワクチン。友達の間でも、これを娘達に打たせるべきか論議したものです。ドイツでの普及率はアメリカほどではなかったですが、これを娘に摂取させるべきか、彼女のいる目の前で先生に聞いてみました。
ガンの中でもワクチンで予防できる子宮頸がん。でもこれは、初めてセックスをする前に投与しないと予防できません。男性は媒体するだけで、自覚症状がないので最悪です。なので、昔の彼女がもっていると、自分にも知らず知らずのうちに感染してしまうのです。
娘にはまだ恋人がいない、大学生になったら親元を離れるので、自分では接種しにいかないだろう(3回間隔を空けて接種するので)という理由から、高校生である今のうちに接種することを勧められました。3月に入ってから、もう一度血液検査をするので、その時に第一回目の接種をする予約を取り付けてきました。
この日から、娘は体の悩みが吹っ切れたので、見違えるほど何に対しても前向きになりました。病院の帰りに寄ったスーパーでは、自分から鉄分の多いコーンフレークや、ナッツにレーズンと、あらゆるものを買っていました。私はその日から貝や赤身の肉に魚、彼女の好きなひじきなど、鉄分のオンパレードの食卓になりました。スポーツブラも即、購入しに行きました(笑)今では友達を誘って、テニスコートに足げく通っています。
私が小さいとき、『翼をください』という、骨肉腫で死んでいくテニス部の女の子の映画がありました。実話だったのでかなりショックで、それからというもの、足が痛いと「私も骨肉腫!」と悩んだものでした。私の母は相手にしてくれませんでしたが、私は娘の悩みをひとつ解消してあげられてよかったと思いました。何事も、ちょっとしたきっかけが大事なんですよね。
年頃の女の子は難しいですから(苦笑)
追記:
日本の若い女性に、子宮頸がんについての認知度が低い事が載っていました。ご参考までに…こちらを。
夫の母は子宮がん、その母親は乳がんでそれぞれ他界しています。義母は高齢でしたが、その母は若くして亡くなっています。私の家系には一人もがん患者がいないのですが、私の娘はどこで情報を掴んでくるのか、『ガンは絶対孫に遺伝する。次は私だ…』と、事ある毎にうろたえています。
足が痛い→骨肉腫だ。のどが痛い→喉頭ガンだ…、という感じで、病的に神経質です。
去年のいつ頃からか、胸が痛い…と訴え始めました。排卵日辺りに胸が張ってくるアレです。女性ならお分かりの痛みだと思います。私も『いい?よく痛みを観察してごらん。いつも痛いんじゃなくて、たまにでしょ?』と、何ヶ月かの間、このような会話を繰り返していました。その内、『私は乳がんじゃないか』と、いつもの様にエスカレートしてきたので、これは私が幾ら言ってもダメだ、専門家の出番!ということで、婦人科の予約を取りました。ドイツで育っている娘は、『別に男の先生でも構わない』と言いましたが、ドイツの男の先生ならいいけれど、アメリカ人の男の婦人科医を若い娘に…というのは、こちらがなんとなく引けたので(?)、彼女には女医さんを探しました。
結果、やはり何でもありませんでした。痛みがあったり消えたりするのはガンではなく、ホルモンの関係であることを伝えてくれました。私は横で話を聞いていましたが、じっくりと時間をかけて女性の体の仕組み、体内の変化、気持ちの変化についてもレクチャーしてくれました。やはり女性にお願いして正解でした。
そして、スポーツをする時はスポーツブラをする様にと言われていました。大胸筋が弱いから、テニスをするときは絶対にスポーツブラで抑える事を注意されていました。彼女は私と違って、いい体してるから、お母さんは気付かなかったわ。胸が大きい人は大変なのね(笑)
お次は血液検査の結果発表。彼女は貧血気味でした。ヘモグロビン値は11%が正常ですが、私の妊娠中と同じに9%しかありませんでした。だから疲れやすい、週末はいつまでも寝ている…という現象が起きていました。鉄剤を飲むと便秘をするので、少ない成分の鉄剤購入を勧められ、もっと血の多い肉を食べるように言われました。そういえば、アメリカに来てから黒パンを食べる回数も減ったし(ナッツが入っていました)、牛肉などの赤身は滅多に食べなくなりました。食生活の改善をしなくては…と、これは私への警告でした。
そして最後に私からの質問。これは子宮頸がんの予防ワクチン、Gardasilについて。ドイツでも近年耳にしていたこのワクチン。友達の間でも、これを娘達に打たせるべきか論議したものです。ドイツでの普及率はアメリカほどではなかったですが、これを娘に摂取させるべきか、彼女のいる目の前で先生に聞いてみました。
ガンの中でもワクチンで予防できる子宮頸がん。でもこれは、初めてセックスをする前に投与しないと予防できません。男性は媒体するだけで、自覚症状がないので最悪です。なので、昔の彼女がもっていると、自分にも知らず知らずのうちに感染してしまうのです。
娘にはまだ恋人がいない、大学生になったら親元を離れるので、自分では接種しにいかないだろう(3回間隔を空けて接種するので)という理由から、高校生である今のうちに接種することを勧められました。3月に入ってから、もう一度血液検査をするので、その時に第一回目の接種をする予約を取り付けてきました。
この日から、娘は体の悩みが吹っ切れたので、見違えるほど何に対しても前向きになりました。病院の帰りに寄ったスーパーでは、自分から鉄分の多いコーンフレークや、ナッツにレーズンと、あらゆるものを買っていました。私はその日から貝や赤身の肉に魚、彼女の好きなひじきなど、鉄分のオンパレードの食卓になりました。スポーツブラも即、購入しに行きました(笑)今では友達を誘って、テニスコートに足げく通っています。
私が小さいとき、『翼をください』という、骨肉腫で死んでいくテニス部の女の子の映画がありました。実話だったのでかなりショックで、それからというもの、足が痛いと「私も骨肉腫!」と悩んだものでした。私の母は相手にしてくれませんでしたが、私は娘の悩みをひとつ解消してあげられてよかったと思いました。何事も、ちょっとしたきっかけが大事なんですよね。
年頃の女の子は難しいですから(苦笑)
追記:
日本の若い女性に、子宮頸がんについての認知度が低い事が載っていました。ご参考までに…こちらを。