1.Advent | sunset diary

1.Advent

sunset diary

デンマーク人と日本人が日本で出会い、結婚して子供も2人儲けたところで、ドイツに移り住んで13年。その間何故かもうひとり子供が増え、今度はまた違う大陸、アメリカに移民することに…。一見ぐちゃぐちゃしそうな家庭内環境なのですが、何故は我が家は上手く行っているんです、今のところ。(今後は分かりませんケド…)

これは子供達の両親のどちらかの祖国ではなく、『いつも中立国で生活しているから』、というのも一理あると思います。家族みんなが、異様に愛国心の塊になるのです。子供達、特に上の二人は日本とデンマークの心がよく分かるし、ついでに育ったドイツも加え、それぞれのしきたりと、その国独特のユーモアもよく心得ているのです。3人目の次男ははドイツで生まれたのでちょっと難しいですが、その辺はお兄ちゃんお姉ちゃんがよくフォローしてくれています。ウチの子達はいろんな試練を一緒に乗り越えているので、ちょっとやそっとではヘコタレない強い子達でもあります。

昨日の日曜は第一降臨祭、アドヴェントでしたね。これはドイツではいつも大事な日でした。娘は伝統ある学校のコーラス部に入っていたので、毎年この日は大きな教会でコンサートがあったのです。引っ越してしまったので、当たり前ですが、去年も今年ももちろん参加していません。彼女は口にはしませんが、思うところは沢山あると思います。

ドイツでの13年間の『毎年12月には…』という決まりごとがいっぱいありました。××のクリスマスマーケットに行く、第一アドヴェントは××の家で午後のお茶、第二は誰々…。

昨日はドロテアから電話がありました。あれこれ1時間半も久しぶりに話してしまいました。来週の第二アドヴェントはエリザベートの家にドロテア、クラウディアの3家族が集まるそうです。参加できないのは私達家族だけ~

去年アメリカに越してくるまで空気のような存在だった彼女達。私達は別れが辛くて何度も何度も一緒に泣きました。皆がその時、口をそろえて『直ぐに合いに行くから!』と言ってくれました。

そしてなんと、皆が本当に会いにきてくれたのです。彼女達の子供も夫達も、皆が私達のところへ来てくれたのです。私は先々週のエリザベートの帰国が済んでから、ぽっかりと心に穴が開いた状態だったのですが、最近ようやく落ち着きました。この国に落ち着くには2年は掛かるだろうと思っていますが、私には彼女達という強い見方がいるので、なんとか一人でもやっていける自身が付いた気がします。彼女達に本当に感謝しています。

昨日はそんなドイツを子供達と一緒に語りながら、私達家族だけでアドヴェントの夕べをしました。ブラックフライデーで手に入れた新しいミキサー(!)で生地を作り、Spitzbubenというクリスマス時期によく食べるクッキーを焼きました。これも毎年この時期の行事です。

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毎年毎年、コツコツと私達家族の歴史を重ねていこう…、と思ったアドヴェントなのでした。