外食して、惨めな思いをする | sunset diary

外食して、惨めな思いをする

以前、アメリカのレストランでの食べ残しの持ち帰りの話を日記にした事があった。今日はその後のお話…。


『私の住んでいるところはノースカロライナ、田舎なのです。NY. にでも行けばまったくちがうと思うので(※そう願いたい)これらの話はあくまでもNCでの出来事ととっていただきたいたいです』


数週間前に友達が来ていた時、夫がある有名なレストランを予約しておいてくれて、私と友達はおしゃれして3人でいそいそと出かけていった。建物も南部様式でかなり凄いんだけど、何もかもが仰々しく感じられた。給仕してくれる男性も、そこらのレストランと違って学生ではなく、ちゃんと教育を受けたボーイなのだが、彼らが必死に暗記したメニューを矢継ぎ早に言うので聞き取れず、こちらも折角だから理解できなかった物を質問すると、彼もわからず、なんだかな?というお粗末な場面があった。

この話はほんの些細な事だが、ここでも気に障ったことがあった。、「Is everything all right? 」とか、「 Is everything fantastic?」とか逐一聞いてくること。このお店以外でも、よくこうやって何度も何度も食事や会話を中断される事がアメリカ(NC)では多い。ファンタスティックかそうでないかは客が決めて初めて口にするワケであって、いちいち人の会話を邪魔してまで聞いてくるなと思うことが、この店でもあったのにはがっかりした。


いいレストランとは、客の食事をじゃまするものでなく、遠くから見守っている、もしくはこちらが要求した時だけ迅速に対応してくれるのがプロ、あるいはいいレストランだと思っているが、アメリカはこうやって客を持ち上げる、王様扱いすることが先決と思っているようだ。



私達にはとってもうっとおしい…。


所変わって普通のレストラン。週末に家族総出で庭仕事をした夜、食事の支度が嫌になったので、皆で外食に出た。乗り気ではなかったが、イタリアンのファミレスのようなところにいってみた。すると、通された席の隣の団体が丁度退散するところだったので、否応なしに彼らの行動が目に入った。相当酔っ払っているのか、団体の内の一人のオヤジが、太ったオバサンの胸に顔をうずめて、グリグリしていた…。


呆れた。


…とこの後、大笑いの渦の中、あるオヤジが何人もの仲間の飲み残しのワインをひとつずつボトルに集めいれているではないか!親戚か単なる同窓会仲間かわからないが、食べ残しを箱につめるんじゃなく、グラスの飲み残しをボトルにいれたのには、本当にここにいるのが惨めになった。


母と私だけが彼らの正面に座ったので一部始終を目撃したのだが、私はとっても惨めに思ったのに対して母は「ところ変われば凄いわね~」と、楽しい物を観られて感心していた。


その後のとどめは出されたフォーク。なんと曲がっていた…。


コレだけではない。この際だから書いてしまおう。先日夫と母と3人でランチに行ったとき、私と母はきのことアスパラガスのパスタをとったのだが、出されてビックリしたのは乾燥しいたけと乾燥ポルチーニが水で戻されず、そのままソースに入っていた事!一目で戻していないのが分かったし、第一噛めない!これは何かの間違いかと思い、ウエイターを呼んでみた。彼はまったくわからないのでシェフに聞きに行ってくれた。すると答えは「これは間違ったのではなく、ワザとこうしたそうです。ソースにからまって味がしみるようです』と言われた…。私は呆れて、「あの…、しいたけのふるさと日本でも、干ししいたけは必ず一度水に戻してから調理するし、ポルチーニの本場のイタリアでも、乾燥したものは水で戻し、その水をソースにいれるんですよ。そのままをソースにぶち込んで味がしみるなんて、今までどの国でも聞いたことはありません。あなた(ウエイター)にいっても仕方のないことですが、この料理にはとってもがっかりしました」と『やんわり』言ったのだった。


なんだこのアジア人と思われようが、私は言わずにはいられなかった…。とくにこういった気取った店で、それなりの値段を取る所ではちゃんとしてもらいたいが、アメリカ人は店の雰囲気と、特別扱いさえしてくれれば『良い店』になってしまうのだな、とつくづく思った。


文句を言うならそんなところに行くなよ!なのだが、私の住んでいる街には、納得できる、安心していけるレストランはまったくないのだ。


だから益々家で作るハメになっている…。