銃乱射事件とCode red drill
昨日木曜日にまた、学校での銃乱射事件 が起きました。亡くなった方へのご冥福をお祈りいたします。
今私の住んでいるところは治安も大変良く、警察のパトロールも頻繁にあり、今まで(まだ半年ですが)夜に出かけたとしても怖い思いをした事がありません。しかし、こういった治安の良さは、統計上、まったく見かけだけのよさなんですね。昨日の事件のような無差別殺人はどこに住んでいても出くわしてしまうことなのです。
おそらく、コロンバイン高校での事件 の経験に基づいているのだとおもいますが、アメリカの学校には『Code red drill 』という、緊急時の避難プログラムが頻繁に行われます。日本では地震や火事の非常事態に備えての避難訓練があると思いますが、このCode Redは最悪の事態の場合をさします。
授業中いきなり大きなブザーが30秒ほど鳴ります(子供に言わせると、とっても怖いらしいです)。すると教室にいる先生はいそいで教室の鍵をしめます。子供達を教室の中に閉じ込めるわけです。皆で一箇所にかたまり、机を集めて盾にします。で、しばらくじーっと次の指示までまつそうです。うえの子供二人は始めは何がなんだか分からず、本当にビビッたそうです。しかし他の皆は隠れながらもヒソヒソ話したり、まったく動じずに慣れた様子だったらしく、それにもまた驚いたそうです。次男の通う小学校でもありますが、彼はまだ良く分かってないので、ただ楽しんで避難させられている…といった感じです。
このCode red drill は抜き打ちで頻繁にあります。そして、その直後に親には学校からメールでお知らせがあります。日々思うのは、いつかこういう訓練ではなく、本当に事件が起こってしまうかもしれないという恐怖と隣り合わせであるということです。昨夜もこの事件の経過をニュースで見ながら、夫としばらく話し合いました。長男はあと1年半で高校を卒業します。その後はドイツに戻ってあちらで大学に行くと始めは言っていましたが、彼は最近になって、こちらのカレッジに行くのも悪くない…と言うようになったからです。言ってる事がコロコロ変わる年頃ですから、聞き流していますが、こういう事件があると、やはりヨーロッパの田舎に通ってくれたほうがちょっとは安心できます。
このご時勢、どこにいても安全とはいえませんが(※ドイツでも学校での銃乱射事件はありましたし)、この国へどうしてきてしまったあな…、と昨日はまた後悔してしまいました。