高校生の運転免許
アメリカでは州にもよって若干差はあるようですが、ほぼ15歳半から、学校の放課後に行われる『Drivers education/運転免許習得講座』に無料で通うことができます。この『タダ』ってのが、車社会を物語っていますね。
長男は17歳。原チャリの免許はありますが、ここでの生活は原チャリではカバーできません。10月下旬に彼にもこの講座を受ける順番が回ってきて、毎日放課後2時間のコンピューターによる教習を約2週間受けました。ドイツと標識やルールはほぼ同じなので、テストにもさほど困らなかったようです。
無事、筆記試験(コンピューター)にもパスし、次は実地。どのパブリックスクールにも教官が常勤しているので、彼が毎日これらの生徒を乗っけて、放課後の実地教習に赴くわけですが、かなりの生徒数なので、息子への順番もなかなか回ってこず、数週間待つことになりました。その間、週末は夫と学校の広い駐車場で練習して準備をしていました。12月中旬になり、やっと教官から連絡が入り、毎晩3時間×3夜の実地講習が始まりました。夜の運転と交通渋滞をワザと経験させるワケですが、彼は原チャリ経験があったので、車間の採り方など、うまくできたようです。最終日には難なく合格の通知をもらって帰ってきました。
こうなると彼は一日も待てません。学校から許可証をもらい、いざ次の関門、DMV(州の教習所)へ。ここでのテストにも合格すれば、親が助手席に乗っていれば運転していいというPermit/許可証をもらい、親が同乗していれば、自分で運転できることになります。つまり、これが念頭にあるので、アメリカの学生は15歳半から筆記の講習を受け始めるわけです。すると、16歳になれば、親なしで運転できるわけですね。
(※ただし学校への車での乗り付けはJunior/3年生からとなっています。免許習得後は(確か)1年間、一人しか車に同乗させてはいけないという決まりもあります)
ところがこのDMVで問題が発生。両親がアメリカに来てまだ2年経っていない子供(息子)には、このPermitを発行してくれないというのです。学校にも問い合わせてみましたが、そんな話は聞いた事がないという返事でした。あれ?移民の子とか多いんだから、こういう前例はあったんじゃないの?と思いましたが、学校ではラチがあきません。近所の人にも聞いてみましたが、どこにも高校生を持った親や、ウチの様に外国人もいないので、情報が入らず途方に暮れていると、隣のLが 『旦那さん(私の夫)の会社のHuman resources/人事部に聞いてみるのが一番よ』とアイデアをくれました。先日やっと夫が人事と連絡がつき、会社の弁護士を通してDMVに掛け合ってくれることになりました。(※アメリカの企業では国内外からの人事の入れ替わりが多い為、Relocation/引越しなど専門の係りがいるんですね)
息子はもう17歳になっているので、わざわざ先生が他の子より先回りして講習を受けさせてくれたのに、これがすべて水の泡にならないように、早く運転させてあげたいのですが…(本音:早く自分で運転してくれ)。州側は、親が十分税金などで州に還元していないから(お金を州に落としていない)、息子には免許証を(ほぼ)タダであげられない…という考えなのかもしれません。どういう理由にせよ、免許の事、早く片付けたいです。
あぁ、いつになったら分かるんだろう…