古い銀行システム
こちらに来てまもなくSSN/ソーシャルセキュリティナンバーを得たので、さっそく銀行口座を開くことにしました。9/11のテロ事件以来、何をするにも審査が厳しく、口座もSSNを得るまで待ち、やっと作ることが出来ました。
そしてまず驚いたのが、チェック/小切手の存在。私の知っている限り、日本では普段小切手を持ち歩くなんてなかったし、そんなの見たこともありませんでした。ドイツでも95年に住み始めた当初はありましたが、ほとんど使うことはなく、そのうちどこでも見かけなくなりました。ECカードが主流でした。
また、日本にある便利な通帳。いくらOnline bankingが主流で紙を使わなくなったとはいえ、通帳に記入してもらい、一目瞭然なあのサービスは日本のいいところだと思います。ドイツでは銀行に出向いた際、自分で最近の出入金をプリントアウトするか、Onlineでチェックが主流でした。
そしてここアメリカにも通帳はないようです。支出入はOnline でチェックするしかありません。ごみにならずこれはこれでいいのですが。
話がそれますが、ドイツでは大概小学校の低学年で口座を作ります。学校に銀行員がやってきて、銀行の正しい使い方を覚え、親に口座を開けるようにとのプリントをもたされて帰ってきます。口座保持者の子供達は、夏休みに銀行主催のバス旅行に参加できるし、誕生日には銀行に出向くとちょっとしたプレゼントをもらえます。銀行のいいようにされているとは言いがたく、これはお金をいらぬ事に使わず、銀行に預けて自分で管理するクセを早いうちに身に付かせる絶好のチャンスだ、と親は考えているからです。
さて、11月頃から娘がベビーシッターのバイトをはじめ現金が結構たまってきたので、これは彼女にアカウントを開けなくてはと思い、今朝銀行に出向いてきました。息子もそろそろこちらでバイトを始めるだろうし、二人まとめて開ける事に。記帳できるサービスは?とのこちらの問いに出されたのは『Saving Transaction Register』という小冊でした。あぁ、これを機械に入れるとプリントアウトしてくれるのですね?との問いに、はにかんだ笑みを浮かべて『I'm afraid not… 』と返ってきました。「そういう機械があったらいいけど、子供に自分の支出を手書きで入れさせてください」ということでした。
これだけ何もかもコンピュータライズされた世の中、まして親よりもPC慣れしてる子達に「通帳は手書きで…」というのには驚かされました。娘だったらするかもしれませんが、息子はまずそんなの面倒で無理でしょう。
それとも、こちらの子供はお金を銀行に預けるとかしないのでしょうか? なんとかく、そんな気がしてきました。