Colorado | sunset diary

Colorado

この大陸に越してきて始めてのクリスマス。



デンマークにいる義兄は離婚、義父は亡くなり、どんどん小さくなっていく家族…、しかも私達は海を越えてしまったときて、子供達だけでなく私達夫婦もアメリカで迎える初めてのクリスマスが少し怖かったりしました。


なので、パーッとコロラドにスキーに行ってきました。子供達が新天地でよくやっているご褒美でもありました。NCは、毎日気味悪いほどお天気で生ぬるい冬を味わっていたので、久々に凍った空気に身を置いて、鋭気を養って来ました。






オーストリアと風景は変わらず、「なんだ、山はどこもおなじじゃん」なんて思いましたが、それは間違い!ここは本物のコロラド。私達が「リトルコロラド」と呼んでいた新潟のどっかのスキー場や、オーストリアの数々のスキー場とは比べ物にならないほどゲレンデがだだっ広い!上級コースでも、傾斜は鋭いけど幅があるので、私でもなんとか滑れました。それらの気づいたことをちょっとメモメモ…。



・ゴンドラが少ないし、リフトは古い型。-リフトにカバーが付いていないので、山頂に着く頃には体が冷え切ってしまう。吹雪いてくるとすっごく寒い。次男は途中で寒さから睡魔に襲われ、「こら~寝るんじゃない!」と、夫と必死になって意識を戻すのに大変だった。



・さすが観光地、た・高い!-コンドミニアムを借りて自炊をしていたが、初日の朝だけは近くのデニーズに行ってみた。なんてことない朝食を済ませ、お会計。で、夫はいすから転げ落ちそうになった。家族5人の朝食は、税、サービス抜きで$60!ちょっと皆何食べたのよ!と言っても後の祭り。出来る限り自炊しようと、母は心に誓ったのだった。



・お金持ちの為のリゾート地-麓には高級ホテルが林立し、北海道の富良野にある某ホテルなどを思い出した。滑ってきた私達など、一般人にまでクッキーを配るくらいお金をばら撒いている。スキースクールには毛皮を着たゴージャスな母親が子供を預けに来ているし、買い物袋を下げた(ブティックやギャラリーまである)すんごい成金っぽい方々にも遭遇。私達がよく行ったヨーロッパのスキー場では見かけなかったものを観させていただいた。



・あまり上手くない-スイスのリゾート地を除けば、ヨーロッパの他のスキー場は、「スキーそのものを楽しむ人達」が多いせいか、初心者をあまり見かけず、上手い人をよく目にするが、ここはすごかった。めっちゃくちゃ!初級コースは余りに危ないので、中級&上級コースで次男と滑った。(※この子はもう滑れるので)。ヨーロッパ人は大人になってからスキーを始める人はまずいないが、アメリカはそうではなさそうだ。それとも、たまたまコースがやさしい山に来てしまったからなのか?



・ここでもごみの多さに嫌気が差す-コンドミニアムにも分別らしいものはなかったが、毎日お昼ごはんにお世話になった数々のロッジにも、これまたなかった。一応「リサイクル」と「それ以外のごみ」の表示はあったが、お楽しみの最中に守っている人なんて居るワケない。給仕している人達だって学生がほとんどで、そんなのお構いなしにバンバン捨てていた。普段ごみを「作らない、出さない」生活をしている人間にとって、これらを強いられる事がどんなに苦痛な事か、そうでない人にはきっと理解できないだろう。紙コップのコーヒーを飲むのにも罪悪感が走り、そのうちコーヒーなんて飲みたくなくなるから不思議だ。


こんなに素敵な自然を持っているアメリカ。どうか、環境を守る、保存するという観念を持って欲しい、と切に願ったのだった。