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Dear Anne

「外をながめて、自然と神様のふところをのぞいたとき、

わたしは幸福でした。

とても幸福でした。」

アンネを捜す心の旅。生誕80周年。


心のアンネ・フランク

詩 アンネ・フランクの形見
―隠れ家のアンネ―
                 大 槻 道 子

わたしの庭に
ピンクのバラが咲いた日
友だちに囲まれて
私は微笑み 私は歌う
バラの花のように

ねえ 聞いてよ わたしの夢を
女優になりたい 本も書きたい
世界をまわって みんなと友だちになりたい

バラにふりそそぐ 陽の光が
みんな叶えて あげようと
うれしい約束を してくれる
ああ わたしの 幸せな日々


わたしの庭に
はげしく雨が降った日
友だちの声は消え
自由への扉は 閉ざされ 死が忍び寄る

どこへいったの わたしの夢は
青空を見たい 学校へ行きたい
自転車に乗って 花咲く道を走りたい

希望が消えた 闇の中で
わたしはあなたに出会った
キティ わたしの心のこだま
ああ 隠れ家の 大切な友

私の庭を
隠れ家の中で見つけた
キティと探しあてた 神秘の泉から、
生きた水を汲む
平和と静けさが、わたしを包み
空襲やゲシュタポの恐怖が消えていく

命の木よ、あなたはわたしに 真実を教える
戦争の芽は ひとりひとりの
憎しみ蔑む 心の中に宿ってる
すべての人が 新たにされて
 愛することを学ぶなら
平和の鐘は 鳴り響くだろう

わたしは見つけた 本当の夢を
「ああ神さま、わたしを長生きさせて!
世界と人びとのために働きたいの」

燃えつきたわたしの夢を
 形見のバラに託して
世界中に届けよう
 あなたのもとにとどけよう
わたしは あなたとともに生きる
世界に平和が訪れるまで
いつまでも いつまでも―

   (写真=アンネのバラの教会のバラ)





心のアンネ・フランク

杉並区西永福。ここに聖イエス会「神の川教会」があります。
ここもまた、アンネのバラがある代表的な教会です。
しかしまたもや・・・どこにもバラはありまでした。
でも夜はこの入り口がライトアップされて綺麗です。
詳しくはHPを。



心のアンネ・フランク

杉並区立中央図書館のすぐ隣にある「読書の森公園」。
ここには作家のモニュメントが展示されています。
そしてここにあるアンネのバラ。
説明版があったのに、実は・・・

今は木だけで花は咲いていません。
でも、ここにあるというだけですごいです。
秋にまた、来たいと思います。

心のアンネ・フランク
心のアンネ・フランク



灰の記憶
¥3,591

『灰の記憶』 ~文部科学省選定作品~

監督:ティム・ブレイク・ネルソ出演:デイビット・アットウッド、ハーヴェイ・カイテル、

    スティーブ・ブシェミ、ミラ・ソルヴィーノ

生産国:アメリカ

解説:

1944年、アウシュビッツ強制収容所。ユダヤ人のホフマンは、同じユダヤ人をガス室に送るなどの特別任務を担う“ゾンダーコマンド”としてナチスのために働いていた。その見返りは食事と4ヵ月の延命。一方で彼は、密かに同じユダヤ人である焼却場のアブラモヴィッチや軍需工場で働く女囚ダイナらと死体を焼き続ける焼却炉の破壊を計画していた。それは、彼らにできる最後の抵抗だった。そんなある日、ホフマンはガス室で死体処理中、奇蹟的に生き残った少女を発見する。ニスリ医師の手当で一命を取り留めたその少女を、彼は危険を承知で匿うのだった…。

コメント:

かげがえのない、数えきれないほどの命を奪ったホロコースト。本作を観て、改めて感じる疑問―火薬の送り先を白状されるまで囚人を殺し続けるシーン。悲痛な女囚の叫びが胸を突き刺す。そもそも、罪を犯していないユダヤ人が、なぜ囚人とよばれ、殺されなくてはならないのか。幼い子供達に、どんな責任があるのか。なぜ未来を奪うのか・・・・・。そんな疑問を持ったまま、結末を迎えた。勇気ある「ソンダーコマンド」たちの起こした暴動。彼らは灰に散っていった・・・しかしここで考えられること。過去の歴史は変えることは不可能でも、これからの未来は変えることができる。ホロコーストの悲惨さを知るために、本作を勧めます。



心のアンネ・フランク

生徒が書いた「アンネの日記」の感想文をオットーに送ったことにより、
ここ、杉並区立高井戸中学校へアンネの形見のバラが寄贈されました。
雨の中、5、6厘が力強く咲いていました。まるで「生き続けたい」と叫ぶアンネのようです。

心のアンネ・フランク

アンネのバラとは・・・ベルギーの園芸家がアンネを偲んで作ったバラ。
それをアンネの父オットーへ捧げ、1971年クリスチャンの合唱団が偶然オットーに出会い、
10本の苗木が送られました。9本は枯れ、奇跡的に1本が残り、今日に至っています。
薄い赤からオレンジ、ピンクと色を変え、甘い香りがします。
現在は全国の小中学校、博物館などに一年を通して咲きます。


心のアンネ・フランク

心のアンネ・フランク