高井戸図書館 | Dear Anne

Dear Anne

「外をながめて、自然と神様のふところをのぞいたとき、

わたしは幸福でした。

とても幸福でした。」

アンネを捜す心の旅。生誕80周年。


Dear Anne

本日は杉並区高井戸中学校に隣接する、高井戸図書館へ、「アンネのバラ」についての
講演を聴きに行きました。講演者は、杉並区立大宮中学校国語教輸の高原美和子先生です。

Dear Anne

高原先生は当時、高井戸中学校2年の生徒であり、1975年に、国語教諭小林先生が
『アンネの日記』の授業をし、生徒180人がその感想文を書き、生存していたアンネの父オットー氏に
送りました。それから高井戸中学校の生徒たちは「アンネのバラ委員会」を作り、
オットー氏にアンネのバラを譲ってくださるよう手紙を書き、アンネの誕生日(6.12)の日に
3株のバラが届きました。今では約100株にもなっています。


Dear Anne

感想文集は『暗い炎の後に』、『アンネのバラよいつまでも』というタイトルで
まとめられました。
その後高井戸中学のバラは、都立神代植物公園にも植えられることになりました。
現在、アンネのバラは生徒たちを中心に、保護者、教師、市民によって大切に育てられています。


Dear Anne


Dear Anne


Dear Anne

生徒が書いた文集のひとつを紹介します。
「あなたの日記は、ある一つの出来事を書き始めると、だんだん範囲が広くなって、
最後には人生のことにまで及びます。それに比べて、私の日記は一日の出来事を
そのまま書くだけで、反省や意見がとても少ないのです。こんなことから、私は
あなたをとっても尊敬してしまいます。」(船橋美紀)


Dear Anne

帰りに見てきた公園も紹介します。

Dear Anne

こんなにたくさんのバラが咲いていました。これらは市民などの手によって育てられています。
「小さなバラ園」です。


Dear Anne


Dear Anne


Dear Anne


Dear Anne


Dear Anne