先日のファーストアルバム漁りから、深掘りしたくなったので2nd 3rdもアルバム聴きしてみました。
1982年発売で明菜ちゃんは当時17歳ってことで、早く大人になりたい少女!みたいなキャラクターが象徴された楽曲が多くてシングルカットされた「少女A」は本当に反抗期の多感な女の子を見事に表現していて名曲ですね。
ですが、有名な先生方が作詞してるとは言えおっさんが書いているので結局男性が思い描く少女像なのかな、って思うんですよね。
ストーリー性とかキャラクター作りは見事ですし、大映ドラマのスケバンキャラが脳裏に浮かびますww明菜ちゃんは男性作詞家作品が多めです。
反抗期のちょっと近寄りがたい女の子キャラクターかと思いきや、3rdアルバム「ファンタジー」の一曲目「明菜から....。」では本人作詞でファンに元気ですか?風邪ひいてませんか?など呼びかけるとても優しい明菜ちゃんがいて、人柄が滲み出ててほっこりします。
遠く離れた恋人へのメッセージの様にも聞こえてなんかピュアな気持ちになりますね。
本人の才能もそうですが、初期の中森明菜というキャラクター作りがこのアルバム3枚でとても納得出来ましたし、大人びてるけどまだ幼さも混じってる声が17歳の時期にしか出ないであろう、真っ直ぐな声でめちゃくちゃ良いんですよね。
そんな過ぎ去りし82年当時の空気もパッケージされたとても耳障りの良い時間を提供してくれる名盤でした⭐️