大変な時期ではありますがオリンピックが近づいてきましたね。

 

そして海外ではイスラエル・パレスチナでの紛争、、、

 

それでこんな今だから観ようと思った映画がスピルバーグ監督の『ミュンヘン』

 

1972年オリンピックの選手村でイスラエルの選手団が人質となり全員殺害されてしまった事件を御存じでしょうか?

平和の象徴であるはずのスポーツに政治的な紛争が介入してしまった悲しいテロ事件です。

その首謀者達への報復劇、

そして実行部隊の諜報員達が病んでいく姿を巨匠スピルバーグが見事描いています。

未だ解決しないこの報復の連鎖に正義も悪もなくて
どこに解決策を見出せば良いのか、とても考えてしまいます。

 

イスラエルと言えば僕も音楽制作でWAVES社の製品で日頃とてもお世話になってます。

浅はかではありますが、宗教や人種問題を越えてスポーツもそうですが音楽や食文化を通しての交流などで

何か解決策はないかな、なんて思ってしまいます。

どんな国でもその食や音楽など文化に触れると素晴らしく誰でも魅了されますし、素晴らしいスポーツ選手もいますし

街で過ごす人々、家族愛は万国共通なんです。

偏った考えの人はついつい一括りにして〇〇人だから嫌いだ!と言ってるのを聞くことも多いですしね💦

日本人どおしでも、一緒に生活するとまるで文化が違うくらいそれぞれなのに、、、、

 

『E.T』や『ジュラシックパーク』『バックトゥザフューチャー』など子供から大人まで楽しめるエンターテイメントな作品を沢山世に送り出した

スピルバーグが制作したこの『ミュンヘン』と

『シンドラーのリスト』『プライベートライアン』3部作は我々が絶対知っておかなくてはいけない世界史を知る入口として

とてもわかりやすい映画なのでお勧めです。

 

街を見渡せばほとんどがアルファベットや外来語、そして漢字だらけなハイブリットな国、日本

僕を含めてそんなことよく分かんなーい?な平和ボケしてしまった自覚のある人はぜひ観て知って欲しいですね。

 

僕個人としては次世代にこういう歴史を偏らずグローバルな視点できちんと語れる大人になるのが最近の目標です。

そして日本ならではの良さ、ももうちょっと勉強したいですね。