<長文注意>
最近の子はやりたい事や夢がない、ってよく言うんですが
きっとみんなこういう人に成りたい!っていう瞬間は生まれて今まで
絶対あったはずなんだけど
ただ自信が無かったり現実を見過ぎて言えないだけだったり。
もう一度そんな原点にかえって見てはいかがでしょうか?
=====Musician 村山琢也の感じる事======
こと音楽や歌に関しては毎日が勉強で終わりがない。
手っ取り早い方法なんてきっとなくて日々コツコツ鍛錬してやっていく事が一番大切。
お金になる、ならない以前に音楽家ってまずそこが生命線。
その道程の中でいかに人間性、スキル、作品力含めて沢山の人達に共感を得てもらい巻き込んでいけるか?の中にしか答えは無い。
サンズオアクラウドの村山タクヤとしてはここは大きな目標で
あり日々の指針であります。
家族を含め応援してくれてるファンの人もそう、
そして事務所の人、レコード会社の人
全ての心が動いてアーティストは本当の意味でアーティストと成長していくのだと思ってます。
そこを自分の実力だと勘違いし過信してしまう人間も多いんですが
大きくなればなるほど沢山の人力もお金も手間も掛かっていて
長く支持されてやり続けている人達はその細かいところへの感謝や配慮を決して忘れず何より大切にしてる人達ばかりです。
僕はどちらかというと仕事をもらう、というよりも色んなプロフェッショナルな人達と仕事を作るほうの立場でもあるので自分がやるならそんなアーティストを見定め信じて時間とお金をかけたほうがいいなって思います。
芸能の仕事って"生きた人を売る"職業なので一番難しい仕事でもありやりがいのある仕事でもあります。
お仕事で触れる機会のある大手の老舗芸能プロダクションさんに関してはそのノウハウを素晴らしく熟知してて
芸能界自体、人としての礼儀と積み重ねられた歴史あるルールで全て成り立ってますし。
よくビジネスで成功した社長さんが「昔から芸能をやりたかった!」って
事務所を立ち上げたりしてるんですが「なかなか上手くいかなんだよねぇ。」って嘆くのは"物"ではなくきっと一番難しい"生きた人"を売る商売なんだからでしょうね。
音楽をやってる村山としてはそんな事を感じながらのチャレンジと反省の毎日であります。
僕と同じ夢を追う人に僕の経験から伝えたいのは
色んな人達の色んな「やればいいじゃん!」って意見に振り回されて、盛り立てられてその都度気持ちが高ぶって頑張ってるんだけど気付いたら時間だけが過ぎてて肝心の成りたい自分は置いてけぼりになってしまう事が一番勿体無い事。
全ては無駄でないけども
人は日々老いていくので時間は沢山あるようで実はそうでもない。
やりたい事は沢山あっても
今しかやれない事と後からでもやれる事の判断が一番大切。
成りたい自分にとって「やればいいじゃん!」は本当は一つしかない。
最終的に一つをしっかり追求した人はいつしか色んなものが勝手に身についている。
それを発揮できるのが年齢的なものを含めての後からやれる事に属するんだと思う。
自分自身音楽以外の事もそうやって沢山やってきて無駄ではないにせよ器用貧乏で頑固に遠回りな時間を随分過ごしたので一番理解出来る部分だったり。
なので自分より若い色んな”成りたい”に出逢った人達に言うのは
「ただそれだけに没頭し、ものを生み出し、精一杯伝えてチャレンジと反省の繰り返しの中、出逢う人を心から大切にしていく。
その積み重ねの中身はきっと成りたい自分にとって濃縮され中身の詰まった
自分自身であり人脈であるのできっと良い流れのチャンスが舞い込んでくるはず。」
能書き垂れましたがそんな事はきっと誰もが
日常で忘れてるだけで心の中では理解してるのでしょう!
音楽家村山の経験と想うことが皆さんのそれぞれにどう
当てはまるかはわかりませんが
響く人響かない人もいますし
結局は考え方感じ方は人それぞれという事で。。。
それぞれの"成りたいもの"に正直に向き合ってみてはいかがでしょうか?
情熱があれば才能も開花し、才能があればきっと運も舞い込んでくる。
お付き合いありがとうございました♪
ちゃん。