ブログに登場する

山崎敬之さん。

アンパンマンの企画をTVアニメ化した人だ。

やなせたかしさんが書いた絵本。アンパンマン。
この企画書を書いてアニメ化の放送使用権を承諾してもらって、
TV局にプレゼンしたんだけどまったく相手にされなくて

その中で「元祖天才バカボン」でお世話になった日本テレビさんが話に乗ってくれ
大手製パンメーカーさんがスポンサーで、ってところまで話はいったんだけど

当時はグリコ森永事件の真っ只中、この製パンメーカーにも
「バイキンを入れる、それがダメなら金を出せ!」という脅迫状が届いていて
丁度「バイキンマン」というキャラクターがNGということになり
やなせさんの世界観を崩したくない山崎さんの意向もあり
スポンサーも降りてしまった最悪な状況。

それまで2年近くの時間が経って放送権の契約も丁度切れかかった時
山崎さんの熱意がTV局の方々に伝わり次第に協力者が出てきて
色んな人が動いてくれてやっとGOサインが出たのだそう。

アンパンマンにも隠されたヒストリーがあるんだね。

僕等ミュージシャンだって同じ
自分が信じたものを信じ続ける事って大切だね。

音楽もやっぱり生み出す本人がまず信じてあげないとね。
だからどんな些細な評価でも有難いし、心に響くと嬉しい。


俺の音楽も、君の歌声も、大切な仲間が奏でる旋律も。

全てがちょっとずつでも、どんなカタチでも世に咲いてくれるといいなぁ。

アンパンマンの様に。