高校卒業してすぐ有名なエンジニアの方の元、叱られ、反抗、殴られながら(笑)音楽業界で働いてたんですが
今となってはなんでああも自分がビッグマウスで社会的に外れた人間だったかと、後悔もありますし、今になって師匠の立場なんかも理解出来て、今更でも振り返って遠い記憶の中から色んなヒントを得たいってふと、思いました。

そんな時聴いてた曲を聴くと記憶も蘇ってくるものですね。
いつもヘッドフォンばっかりしてるのでi-podで聴くのが苦手な僕は特に
音楽も変わらずCDラックの中で聴かれる時を待って眠っているのです。

ロックの歴史を紐解く中出逢った最高のアーティストU2
言葉の壁を超えて涙腺や熱い魂の施錠を解き放ってくれるアーティストなのです。

昔~失恋して大音量で何回もかけて切なさに浸っていた曲。
邦楽はサビやイントロで勝負!みたいなところありますが、U2の曲は最後の最後の展開で
グっと、くるんです。クラッシックに近いかな。。。
自分が歌う曲もそうありたいなぁ、なんて思います。

一生大切に聴き続けるであろう曲です。
歌詞も深いね。
PVも「ベルリン天使の詩」っていう有名な映画のオマージュで面白いです。
天使になって相手には見えないんだけど遠くから見守る愛が切ないなぁ。


 青信号、セブンイレブン
 タバコを買いに立ち寄る君・・・
 でも、君はタバコを吸わないし、吸う気もない
 つり銭を確かめている君の姿は
 まるで衝突した車のように派手ばでしい
 ひっくり返った車の車輪は空回り・・・
 彼に殴られても平然とした表情の君は
 傷つけられたことで生きている歓びを感じる、と・・・
 そんなものかね?

 赤信号、灰色の朝
 地面の穴から這い上がる君・・・
 吸血鬼かその犠牲者か・・・
 状況次第で立場は変わる
 よくテレビ・コマーシャルを見ていた君・・・
 トーク・ショーに合わせて口パクを得意としていた
 
 僕を見る時、君の目は遠くを眺め
 話しかける時、相手は僕ではない
 そして僕が触れても、君は何も感じない

 僕がそばにいれば、夜を怖れることはない
 ここにいて、そうすればその日は安泰だよ
 ここにいて、そうすればその夜は十分だよ

 はるか彼方、とても近く
 電波妨害とラジオ
 衛星テレビのおかげで
 僕はどこにでも飛んでいける
 マイアミ、ニューオリンズ、ロンドン、ベルファースト、
 そしてベルリン
 
 君が耳を傾けると、僕は呼ぶことができない
 君がジャンプすれば、多分、落下するしかない
 君の叫び声は、僕の耳をかすめるだけ
 
 僕がそばにいれば、夜を怖れることはない
 ここにいて、そうすればその日は安泰
 君が呼び込んだ悪魔と一緒に・・・
 僕が見つけた精霊と一緒に・・・
 そうすれば、その夜は十分だよ

 午前3時
 静寂の中、誰もいない
 ただ、活気と興奮のみ
 天使が地上に舞い降りる
 ただ、活気と興奮のみ
 天使が地上に舞い降りる