トールです。
こちらでは書いてませんがMixiの方で
W杯前に、さんざん選考が悪いだの采配が悪いだの言ってしまいました。
ごめんなさいw
でもあれですよ。
最近になって、TVのニュースを何となく見ていて日本強いんじゃないの？
なんでそんなに岡田監督責められてたの？って方に説明しますと。
（そんな詳しくない僕が説明するのもなんですがw）
岡田監督になってからW杯までの2年半で完成させようとしていたサッカーってのがあるんですよ。
1)攻撃的で全員守備全員攻撃。
2)前線からの激しいプレス。
3)複数人で挟んでなるべく前線でボールを奪取。
こんな感じでしょうか
この戦術がやっと今年のアジアカップ予選のバーレーン戦で巧くいったんです。
ただこの時点ではチームになじんでない本田が守備面ではネックにはなってましたが。
今もそうですが日本の守備は連携が重要なので。
あと90分走り続けなきゃ成り立たない戦術だったので後半が体力的に不安有。
このサッカーを直前の選考後の韓国戦まで続けてたんです。
そのときまでの日本の布陣は
岡崎（玉田）
松井（大久保） 本田（中村けんご） 中村俊
遠藤 長谷部
長友 中沢 トゥーリオ 内田（今野）
楢崎
で固定。調子の良し悪しとかほとんど関係なし。
ところがそれまでもぱっとしなかった戦術・布陣がセルビアの2軍・韓国戦で完全に崩壊。
何もできないまま完敗してしましました。
アジアのライバル韓国に完敗し、続いて
イングランド戦はやや守備的に変更して善戦したものの敗戦。
最後のテストマッチのコートジボワールにはまた何もできず完敗。
岡田監督の試合後のコメント「戦える選手と戦えない選手がわかった」。。。
日本中の人が思ったでしょう「いまさら何言ってんだ」「選考前にわかってろ！！」とw
当然のようにここで岡田監督批判がピークに！
今からでも監督を変えろとか
釜本さんもセルジオさんもグループリーグ3敗予想。
日本が勝つにはブラジル人11人帰化させるしかないとまで言う始末。
おそらくこの時点では世界中の人たちがグループリーグ敗退を予想してたでしょう
ここでやっと岡田監督が動きました。
このままでは惨敗してしまうと考え
準備期間は全く無いが大きなチーム改革を考えました。
1)FW経験のない本田の１トップ
2)中村俊をスタメンから外し（ここ何試合かはスタメンではありませんでしたがこれはあくまで怪我の為）
個人技とスピードのある大久保と松井を両サイドハーフ
3)90分前線から守備で走り続けることをやめる
大改革です。
堅守速攻ってやつですね。
以前までの日本代表は速攻ができなかったのですが
この三人なら少ない人数でも攻撃できると考えたのでしょう
6/10にジンバブエ相手の練習試合で初めてこの布陣を試しましたが
30分を3本やったが0-0。
結果は出ませんでしたが、この布陣でいくと決めた岡田監督。
まさにギャンブルです。
突貫工事です。
その後の活躍はみなさんも知っていると思いますが
カメルーンに1-0で勝利
オランダ相手に善戦したが0-1で敗戦
決勝Tをかけてデンマークと対戦し快勝！！
岡田監督はカメルーンに勝ったことでギャンブルに勝ったんです
ギャンブルに勝ったことでチームも自信を取り戻し
その後も試合ごとに強くなっていってる感じがしますね。
正直カメルーン戦は内容もかなりつまんないサッカーだったし勝ったのはまぐれだなと思いましたけど
オランダ戦のなんとも感動的な敗戦。
負けたのにあんなに感動する試合は今まであったかな？
数年前のクラブワールドカップの【浦和レッズ対ACミラン】とか
98年ワールドカップの【アルゼンチン戦】とか
スコア的には同じ1-0ですが内容が違いすぎます。
この2試合は攻められ続けてなんとか1点に抑えたつまんない試合でしたが
このオランダ戦は違いました。
優勝候補のオランダ相手に、しっかり守って攻撃のチャンスを与えないだけじゃなく
隙あらばカウンターをしかけおしいシーンを何度も作りました。
（感動する敗戦といえば一昨年の【ガンバ対マンチェスターU】も感動しましたが
）
さらに自信をつけた日本代表にはデンマークは敵ではなかった。
（最初の15分くらいはかなりひやひやしましたけどね。あーいつかやられる～って思ってたけど
本田のFK入って良かった
）
なんか文章めちゃくちゃですが
そんなこんなで次は初のベスト8がかかったパラグアイ戦です！！
みんなで応援しましょう！！