1978年『赤穂城断絶』鑑賞。

内容は俗に言う"忠臣蔵"です。

吉良上野介という意地悪な殿様に自分とこのテリトリーを馬鹿にされブチギレたお殿様が吉良を斬りつけて怪我させます。

そして幕府?から責任取れ!と切腹を命じられ自害した殿様、、、それにまたキレた部下達が復讐する、という話。


序盤、邦画なのに何言ってるかさっぱり分からず心折れかけ🥲我慢して観てたら途中から徐々に面白くなってきましたw

ヤラレたらやり返す、、ってストーリーは万国共通普遍ですね🌟

ただ、よっしゃ!敵を討ち取った!めでたしめでたし!で終わると思ったら最後みんな切腹打首って💦一気に胸くそエンディングでした💦


日本人の根底に根付く自ら命を絶って責任を取る美学みたいなものが恐らくこの忠臣蔵というストーリーで受け継がれてきた歴史があるのかな、なんて思いましたね、、現代の価値観では美しくもなんともないんですが💦

新撰組も、この物語に憧れ結成したと言いますし、後の第二次大戦の日本兵の根底にもこんな武士道精神がきっと流れてたんでしょうね。

なんて気付きがありました。


今は亡き昭和の名優が沢山出てました!どちらかというと晩年バラエティ番組なんかで観た印象の方が強い方達ですが

萬屋錦之介さんの所作の美しさ、、あと、千葉慎一さんの殺陣が凄かった!殺陣のセオリーをぶっ壊したような、えっ、そこでそのキメポーズとる?みたいな魅せる殺陣がめちゃくちゃカッコいいんです。

峰岸徹さんなんかも目力がバキバキで主役級の俳優さん勢揃いでしたね^_^


これで長年の謎だった、忠臣蔵、をクリア出来ましたwのちの色んなものに大きな影響を与えた物語なんだなぁ、と思いましたね。

えいえいおー!の元ネタはこれなのか!もびっくりでした。

ごぼうのティラミス?

珍しい!と食べてみたら美味しかったんだけど

ごぼうの味はしないな、と思って商品名よく確認、、、

な!ごほうびティラミスだった、というどうでも良い話w


1965「新撰組血風録」1970「燃えよ剣」で私の中のドラマ新撰組像が明確になって、この他現在まで様々な面白い新撰組があるんでしょうけど、この2作品だけで良いかなって思ってます。

それで土方歳三を演じた栗塚旭さんですが、「燃えよ剣」では土方歳三が銃で撃たれて死ぬシーンがあるんですけど、

主人公ながら、最後は断末魔をあげて、目を見開いたまま業深く悪人の死に方をする演出がとても良かったですね。

漫画なんかでは美しく描きそうですけど、義と信念に生きた漢ですが、絶対善人では無いですからね💦


次は忠臣蔵でも見てみようかな。

子供の頃、年末テレビでクソ長いドラマをやたらやってた様な気がしますが一回も観たことないですし、ここに新撰組が出てくるのかと思ってたり、読みも"ちゅうきょぞう"だと思ってましたw


新旧問わず映画サイズの良作を一本観ておこうかな。

最近、若い子が

「シャバイ」って使ってるのを聞いて意味を調べたら福岡いた時よく使ってた「シャバイ」と意味が一緒だったw

意味合い的には「根性ない!」とかそんな感じで例えば「ジェットコースター怖くて乗れない!」「シャベ〜」みたいな使い方でしたねw


80年代に流行った福岡出身のきうちかずひろさんという漫画家が書いたビーバップハイスクールっていう漫画で初めはヤンキー界隈で全国区になったのかな?それが今頃使われているのは何がキッカケかは謎w


あと、バリ(めちゃくちゃ)もたまに使ってるのを聞きますね、、これもバリ美味い!とかそんな使い方でこれまた福岡出身の浜崎あゆみさんとか、たまにテレビで言ってたような印象です。


ネイティヴな博多弁もだいぶ忘れてきましたが💦

悪いことした人を追っかけたり、呼び止めたりする時に「貴様!」って言うんですが

冷静に考えると「貴様」は丁寧語だし、なんか武士やんw


最近の福岡の子は使ってるのか不明ですがww

最近、たまーにネイティヴな博多弁を聞くとほっこりする自分がいますw

よく福岡出身の女優さんなどに「博多弁お願いします」みたいなシチュエーションありますが、どんな地方の方言でも恐らく敬語だと難しいんですよね💦


1987年アイドル映画『はいからさんが通る』鑑賞。今から38年前の作品。

大正時代、はいから?なお嬢様、花村紅緒がある日突然、お前の許嫁だとイケメンの日本兵を紹介されはじめは戸惑うも、相思相愛の仲に、、だがほどなくして彼はシベリアの戦地へ出兵してしまう、、というお話。


これは、昔友人が「ビーバップハイスクールを観たい!」と映画館に着いていったら同時上映でやってて観たことがあったんですが内容はほぼ覚えておらずでw

あらためて観ましたが、言えば『ローマの休日』のような分かりやすい内容で楽しく最後は涙がホロリ、、でした。最近のドラマや映画は凝っていて楽しいんですけど、こういうシンプルなお伽話みたいなものも久しぶりに観ると良いもんですね^_^


で、アイドル真っ盛りな南野陽子さんも魅力的なんですけど、なんと相手役の阿部寛さんの俳優デビュー作!でめちゃくちゃ爽やかで初々しいのも見どころです🌟


舞台が大正時代ということで、私はこの時期の和洋ハイブリッドな女性の袴とブーツ、、ハイカラさんファッションが大好きなんです🌟

大学生の卒業式で皆さん着用されますよね。

古来からの日本女性の奥ゆかしさと華やかさ、快活さ、美しさ、独自性がファッションに凝縮されてて

着物より好きかもです😊


心がほっこりする映画でした。




1970年放送『燃えよ剣』全エピソード完走しました。

血風録に続き、初めて時代劇のテレビドラマ観ましたがまさに海外の人には表現できないお家芸で、

昨今のシティポップ現象じゃないですけど、海外の人に観てほしいなって思いましたね。

やれハリウッドだ、ネトフリだ!的なお金かけた特殊効果やショッキングな内容ではなく

このまんまでいいじゃん!ってくらいこれ以上も以下もない日本独特の誇るべきコンテンツだなって思いましたし、先人の素晴らしい仕事に圧巻でしたね。

これを観て来たインバウンド観光客の方は日本人の礼儀やおもてなし、プライドなんかを街で感じれるのでは?なんて思いましたね。

ウズベキスタンでは"おしん"が国民的ドラマとして知名度も高く、全て観た!と日本に理解力がある知人が言ってたので手っ取り早く文化を学ぶのはドラマが良いのかもですね。


幕末、そして新撰組についても理解できる機会になりました^_^

それで、やっぱり脚色や美化を取り除いた実際はどうだったんだろう?ってのが一番興味があって

ドラマになる程の歴史的な事件も、本人たちの体感や語りのイメージより実際は淡々と行われてたりするものなので色々調べたいところですがいい動画がありました!

こんなんどこで調べたんだろう、、って

勉強出来る方々尊敬します💦

実際は相手が刀を抜く前に襲ってた例が多いのでは無いかと考察します。

ドラマ見た後だったからとても楽しかったですし、リアルはまさにって感じでためになりましたw

幻滅というか、逆に人間らしいところが知れて身近に感じましたね。今でいう半グレみたいなイメージw