私は若いころ、
2交代・3交代勤務で働いていました。
世の中の人間が起きているときに眠り
眠るころに起き出して通勤…。
そんなことをするうちに、
音が出るからと
掃除機や洗濯機を使うことに気を遣い、
疲労感も手伝って、
とってもマイペースな家事の癖が出来ました。
まあ、それは言い訳かもですが…。
家が取っ散らかっていても
あまりに気にならない私です(笑)
ところが。
忙しくて家事もままならなかった会社員時代とは違い、
起業後は整理整頓に自然に気を付けるようになりました。
え?
時間があるからじゃないの?と言われそうですが。
起業をすると、
誰も叱ってくれないし、
誰も注意してくれない。
机の上が取っ散らかっていても
資料もレジュメも、
パソコンのフォルダだって、
家の中が散らかっていても、
誰も何も言わないので放置し放題…なんですが。
起業で結果を出そうと思い始めたら、
自然と『片付け』が身につくようになった、といいましょうか。
…というのも、売れっ子さんは、
『整理整頓』している方が多いな、と思うからです。
私がバックサポートを引き受けるようになって、
たくさんのメールフォルダや、
資料をお預かりするようになって思うのが、
売れ始めの方、
ステップアップされたレベルの方は、
忙しさでぐちゃぐちゃになっていて、
ご本人も訳が分からなくなっている方が多いのですが。
(そして、引き受けて最初の仕事が
メールやフォルダ整理だったりします…)
法人化するレベルや、それ以上の方が
お仕事を頼んでこられるときに共通するのが、
ご本人のルールで、
フォルダやメールが整理されていること…。
もちろん、一旦外注などを入れていて、
整理を頼んでいるとか、
整理すること自体にお金を掛けている方もいらっしゃいます。
誤解の無いように言うと
ここでいう整理は『綺麗』とは違います。
一見ぐちゃぐちゃでも、
ご本人のなかで法則があれば、
ご本人なりに整理されている、と理解します。
ご本人が気にしていなくて、
探し物や仕事に問題がない場合は、
私は(本人なりに)片付いているとみなします。
そういう意味で言うと、
やり方やスタイル、片付けのレベルは違いますが、
ご本人が困らない程度に片付いている…ということ。
こういう方って、
『この時の、この資料を…』と言うと、
さっと出してこられたリ、
あるいは『このあたりにあるはず』と、
なんとなく見当がついていることが多いんです。
つまり、自分の中で困らない程度に
きちんと分類が出来ているんですよね。
さて。
個人差はありますが、
人間が1日に払うことのできる
『注意』の量は限られています。
注意を払うべき対象が多いと、
限られている『注意』を使い果たしてしまって、
仕事のクオリティが下がります。
散らかった部屋の中、家の中。
メールフォルダの未処理のメール。
PCの開きっぱなしのタブ。
やりかけのタスクを、
ライオンの鬣みたいにPCに張り付けたり。
あっちにもこっちにも、
やりかけの家事、読みかけの本が積んである。
ふと横を通るたびに、
『気になるな、やらないと』と思うことを
少しでも感じていたら…?
視界に入るたびに、
『あ、これは期限がいつだっけ?』と
ふと思いが飛んでいたら?
あなたは慣れてしまって気にしていないつもりでも
わずかな量の『注意』が払われていて、
あなたは知らないうちに、疲れをためている。
試しに、本当に何も気にする事柄のない環境で、
目の前のことにだけ集中したら…。
きっとあなたの仕事は、
もっと質を上げることが、できませんか?
人間の『注意』の量は限られている。
だから、絶対に、注意力を浪費しない。
だから、
シンプルに仕事をすべきだし、
思考を整理するべきだし、
簡単なことで言えば、
家や部屋は適度に片付いているべき。
本当に大切なことに集中し、
本当に大事なことで結果を出すために。
売れっ子さんは、
ここを、本能的にわかっているのかな、と思うんです。
さあ、あなたは?
自分の力を、
きちんと使うべきところに使えてますか?
目の前の気になることを
ちゃんと上手に片付けて、
クリアな環境でお仕事できていますか?
もしあなたが
本来の仕事に注力できない何かがあるなら…
その理由に、ゆっくり
向き合ってみる必要があるのかもしれませんね。




