施設に通いながら、作業や販売で収益を増やすことを日ごろからの訓練事業として、結構ハードな毎日を送っています。(笑)
「なぜ、大変なのか・・・」
バターの攪拌が手作業だからとかいう話は置いておきますね。
私は、35年前、両親から生まれました。幼稚園も、小学校、中学校、高校までは、修学が終了しました。
しかし、2、3日前、スタッフの一言であることに気が付いたのです。
「認知行動療法って聞いたことあるかな。」
知らなかった私は、スタッフの説明を頷きながら聞いていました。
すると、何と、私は自信がつきにくいタイプだったことが、判明しました。
そればかりか、全て、人から聞いた言葉や行動を自分で勝手に分析してマイナスに捉える率が高くなってしまっていることが解りました。
「多分、私が幼い頃に何らかの原因で、そうならざることを得ない状況を作ってしまっている。」という、説明も追加してくれました。
その後、どっと疲労が溜まりました。
帰宅して、少し休みました。色々なモヤモヤしていた気分がそのうちに鮮明になってくるのでした。
「ああ、そういえば、自信を持てなくなった原因は、幼少期の満足感の問題だったな。」
「満足感って、思い出のことだな。」
「今更、あの時代にワープは出来ない。不思議なメルモみたいに、小さくもなれない。」
でも、朝目覚めて、思いつきました。
ああ、そうか。これならば・・・。
そう、これならば、誰にも負けない。
「無邪気な自分。」
人が、泣こうが、暗かろうが、苦しかろうが、耐え難かろうが、あたしは、無邪気な自分がいつも一緒なのである。
それが、これから先、どういう未来に繋がっていくものやら、楽しみでわくわくしてきたのだ。
ですが、早速、張り切りすぎて、励ましたことが、皮膚への蕁麻疹に変わったのは、いうまでもなかった。
でも、私の無邪気は、確かに天然で、一生治らない特技と言っても充分なのである。
あかし ちかこ