【経営計画】:みずほフィナンシャルグループ | 高配当日本株の会社情報LOG

高配当日本株の会社情報LOG

配当利回り5%(税引き後3.5%)を目標にした日本株の会社情報を記録するブログです。

配当利回り、業績、企業理念、経営計画などを綴っています。

小遣いレベルで日本株を現在40万程度とその他資産を運用中。

ダンスは苦手ですが情報に踊らされるのは得意です。

会社名:みずほフィナンシャルグループ

業種:銀行業

 

企業理念:みずほフィナンシャルグループでは、<みずほ>として行うあらゆる活動の根幹をなす考え方として、基本理念・ビジョン・みずほValueから構成される『<みずほ>の企業理念』を制定しています。この考え方に基づきグループが一体となって事業運営・業務推進を行うことで、お客さまと経済・社会の発展に貢献し、みなさまに<豊かな実り>をお届けしてまいります。

 

会社の強み:個人取引約2400万人、法人取引は上場企業の7割、海外法人取引は世界の大企業8割(これは知らなかった…)

 

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有価証券報告書

 

 

経営上の課題

 

世界情勢について
「世界経済の先行きは、ワクチンの普及及び行動制限の緩和等により緩やかな回復が続く見込みです。ただし、ウクライナ情勢の長期化、米国を中心としたインフレが想定以上に深刻化するなどの状況によっては、景気悪化リスクが懸念され、日本経済についても、景気の低迷が長期化する可能性があります。」

 

世界中で取引があるため、世界情勢についてリスクと考えています。(個別地域のリスクを読んでもコロナウィルス・ウクライナ情勢・インフレ懸念の文字が入っていました。)

 

システム障害の再発防止への取り組み

「2022年3月末までに、システム障害への直接的な対応にかかる主要項目については、先行事例を踏まえたプロトタイプの構築(各種点検の枠組み等)や、枠組みを構築したうえでの実運用(現場実態把握・要員配置・資源配分等)を開始するまで進展しております。」

「組織全体にかかる「企業風土」や「人材関連施策」については、取り組みを軌道に乗せ、成果を実感するまで引き続き粘り強く取り組んでいくことが必要と認識しております。」

 

2022年4月より改善した対策を順次実行していくとしており、今年度をかけて有効性を確認しながら、来年度以降の継続的実施に取り組んでいくとのことです。

 

5か年経営計画の実行

「当社グループの5ヵ年経営計画(2019~2023年度)では、新たな時代のお客さまニーズに対応して、お客さまとの新たなパートナーシップを構築していく『次世代金融への転換』を実現し、『来るべき時代において、お客さまから今まで以上に必要とされ頼りにされる、より強力で強靭な金融グループ』を形作っていくことを目指しております。」

 

財務目標

連結ROE:2023年度 7%~8%程度

連結業務純益:2023年度 9,000億円程度
 

 

事業のリスク

 

上記のコロナウィルスなどのリスク以外にも、インフレリスクを上位にあげています。ほかにもサイバー攻撃やシステム障害などデジタルでの業務において特有のリスクがあります。珍しいところでは、役職員の不正なども上がっています。

 

 

 

    

調べてみた感想

日本のメガバンクのみずほ銀行ですが、世界の上場企業とも取引があることは初めて知りました。世界中で取引があることからコロナウィルスやウクライナ情勢が大きな事業リスクと考えています。

そのほか、米中の対立や新興国の政治不安など、個別の地域によるリスクを考えているようです。

国内事業については、資産運用残高1位など強みを持っており、経営基盤は安定できていると思っています。銀行業ということで、景気に敏感な業種ですが、利回りなどはよいので、ほかの銘柄と一緒にパッケージで注文しようと思います。

 

~9月10日~

黒田日銀総裁の「急激な円安は好ましくない」発言で143円台まで円高になりましたね。特別何かしたわけではない(公表していない)のに発言だけで為替が動くということは、それだけ為替プレイヤーの関心が高いことだと思います(関心というよりも「期待」の方が大きい?)。

個人的には、大きな円安の流れの中で、日本政府単独で為替介入してもそんなに効果が出ないと思っています。そのため、今回の発言でプレイヤー(海外のプレイヤー含めて)がどれくらい反応するのか確認している段階なのかな?とも思っていますニコニコ